ここではセッション中、GMがどのようにPLの判定を処理するかを説明します。
セッションにおいて「“想起者”の行動に判定が必要か」を判断し決定することが、GMの役目となります。
セッションにおいて「“想起者”の行動に判定が必要か」を判断し決定することが、GMの役目となります。
いつ判定をするのか
『RecollecTRPG』の判定は以下のようなタイミングで行います。
- “想起者”の行動の成功 / 失敗を決定したいとき
- “想起者”に追加情報を与えたいとき
- 行動のヒントを与えたいとき(知性を使用したりして判定することもあります。)
また、以下のような場合は、GMの判断で判定を行わず進行してください。
- 簡単な行動の結果は判定なしで伝えること
- 難しすぎる行動を不可能だと伝えること
- ロールプレイを踏まえ、自然と結果が得られるときは、判定は行わないこと
判定の手順
判定は以下の手順で基本的には行っていきます。
- GMが状況を描写し判定が必要になった時、「○○で判定してください」と伝えます。
- PLはロールプレイや行動に合わせ、判定に使用する技能を提案でき、GMは提案を受け入れるかの判別を行います。
GM向け判定結果表
クリティカル(決定的成功)をしたり、ファンブル(致命的失敗)をした場合は、判定結果にふさわしい描写を行い、ボーナスやペナルティを与えたりできます。
また、技能成功判定のラインとして難易度を付けてみるのも良いでしょう。
また、技能成功判定のラインとして難易度を付けてみるのも良いでしょう。
ダイス数 | 名称 |
---|---|
失敗ダイス6つ | フェイタルパーフェクト 命に関わるほどの重大な失敗。 大きなペナルティを与えてください。 |
失敗ダイス5つ | ファンブル(致命的失敗) 重大な失敗。 ペナルティを与えてください |
失敗ダイス4つ以下 | 失敗 行動に失敗する。 |
成功ダイス6つ | クリティカルパーフェクト 人生で1度あるかないかの奇跡。 大きなボーナスを与えてください。 |
成功ダイス5つ | クリティカル(決定的成功) 条件が揃えばあるぐらいの奇跡。 軽いボーナスを与えてください。 |
成功ダイス4つ以下 | 成功 行動が成功する。 |