ressenrowa @ ウィキ
逃避行お疲れ
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今日の俺はなんでこんなについてねえんだよ。
あまりに不運な状況に内心で愚痴る音石は
柱みたいなヘアスタイルの男から逃げ惑っていた。
あまりに不運な状況に内心で愚痴る音石は
柱みたいなヘアスタイルの男から逃げ惑っていた。
「おいうぉいおおーい!脱兎の如くな音石足止めろよー!
俺だってこの下半身の足のキン肉という筋力を速くも
フル稼働させて猛走りすんのお辛いからやなんだってわかるだろーよーもおおお!
待てって言ったら待てよ止まってお話ししろよオオオオうう!!」
俺だってこの下半身の足のキン肉という筋力を速くも
フル稼働させて猛走りすんのお辛いからやなんだってわかるだろーよーもおおお!
待てって言ったら待てよ止まってお話ししろよオオオオうう!!」
ポルナレフからすれば何故唐突に
逃げ出したのか意味が分からなかった。
意☆味☆不☆明だったり奇っ怪な奴はオラウータンを操る貨物船だの
一方的な逆恨みでどんどんパワーアップするただのデーボだの
アゴ割れガンマンホルホルくんだの
どう見てもキャ○テン・ファルコンなスタンド使いだの
変装の演技が下手くそすぎる面白い承太郎のぱちもんだの
エジプトへ向かう旅の最中に幾度となく出会ってきたが
ちょっとお話しただけでとんずらこぐのは
今までに意味不明な出来事への経験が山ほどあろうが意味不明としか言えない。
逃げ出したのか意味が分からなかった。
意☆味☆不☆明だったり奇っ怪な奴はオラウータンを操る貨物船だの
一方的な逆恨みでどんどんパワーアップするただのデーボだの
アゴ割れガンマンホルホルくんだの
どう見てもキャ○テン・ファルコンなスタンド使いだの
変装の演技が下手くそすぎる面白い承太郎のぱちもんだの
エジプトへ向かう旅の最中に幾度となく出会ってきたが
ちょっとお話しただけでとんずらこぐのは
今までに意味不明な出来事への経験が山ほどあろうが意味不明としか言えない。
(なあぁんで早々ジョセフの知り合いに
出くわしちまうんだよッッ!
あと紹介してねーのに名前わかんだァァーー!?)
出くわしちまうんだよッッ!
あと紹介してねーのに名前わかんだァァーー!?)
音石焦る、とことん焦っている
自己紹介した覚えもないのに名が割れている不条理も
さらに動揺と焦りを促進させる、何が何でもこいつからどーんと離れたい。
自己紹介した覚えもないのに名が割れている不条理も
さらに動揺と焦りを促進させる、何が何でもこいつからどーんと離れたい。
「お前ほんとに待てよおお
ジョースターさんの何がいけねえんだよ!
あの人別にこわくねえから!!
なんかちょっとぼけてんのか
たまにうさんくせ~~こと話すけど
怖いわけじゃねえよおおおおお」
ジョースターさんの何がいけねえんだよ!
あの人別にこわくねえから!!
なんかちょっとぼけてんのか
たまにうさんくせ~~こと話すけど
怖いわけじゃねえよおおおおお」
(ジョセフの回りがおっかねえんだよ!!こぉぉんのボグェェッッ!!
小熊ちゃんのまわりにきょーぼーな親熊がうろついてるみてーなもんだッッ!!)
小熊ちゃんのまわりにきょーぼーな親熊がうろついてるみてーなもんだッッ!!)
ジョセフは老いぼれであり、生まれたてな赤ちゃんとは真逆なのだが
弱者の回りに強者が存在するという事ではかわらない。
正面からの対決で負かしてきた仗助、
時を止めサシでの対決は仗助を上回る承太郎。
二人とも野生の熊がかわいく見えるほどの脅威だ。
弱者の回りに強者が存在するという事ではかわらない。
正面からの対決で負かしてきた仗助、
時を止めサシでの対決は仗助を上回る承太郎。
二人とも野生の熊がかわいく見えるほどの脅威だ。
レッドホットチリペッパーはもうぼろぼろでまともに活動できず
何らかの手段でチャージして
正面から戦うなんて夢のまた夢のまた夢だ、できるわけがない。
そーいやこのポケナビからは充電できるのだろうか?
でも小さな携帯サイズの機械から摂取できる電気料は
バッテリーの性能などにも左右されるが
チャージしたとしても近距離パワー型には及ばないと思う。
何らかの手段でチャージして
正面から戦うなんて夢のまた夢のまた夢だ、できるわけがない。
そーいやこのポケナビからは充電できるのだろうか?
でも小さな携帯サイズの機械から摂取できる電気料は
バッテリーの性能などにも左右されるが
チャージしたとしても近距離パワー型には及ばないと思う。
「いいかげん止まれよぉぉぉ
俺もジョースターさんも人畜無害の仏え―なんだよ!!!
それにおれはおフランすぇそそはらいちちみそ!!」
俺もジョースターさんも人畜無害の仏え―なんだよ!!!
それにおれはおフランすぇそそはらいちちみそ!!」
それにおれはおフランス人と喋ろうとしたが
全速力のダッシュによる疲労と動揺のせいで上手く言えず噛み噛みなり
支離滅裂な言葉を喚くポルナレフ。
あとついでに台詞を噛んだのと同時に血が頭と鼻から吹き出て
上半身が血まみれになった。
全速力のダッシュによる疲労と動揺のせいで上手く言えず噛み噛みなり
支離滅裂な言葉を喚くポルナレフ。
あとついでに台詞を噛んだのと同時に血が頭と鼻から吹き出て
上半身が血まみれになった。
この珍言動が音石をますますびびらせる要素となっている。
無意味で疲れるだけの逃走劇の終幕はまだ先になりそうです。
走る前には準備体操をするのが理想的だけど
そんなことをする余裕とタイミングはなかった。
無意味で疲れるだけの逃走劇の終幕はまだ先になりそうです。
走る前には準備体操をするのが理想的だけど
そんなことをする余裕とタイミングはなかった。
と思うポルナレフなのでした。
◆
「……」
「……」
「……」
(話す話題なんざ見つかるわけねぇよォ~~!!)
相手はまず人間ではない、
スタンドであるかどうかもしらない
そして言語を操れるか、何を考えているかも不明。
スタンドであるかどうかもしらない
そして言語を操れるか、何を考えているかも不明。
君はだれですか?あなたはスタンドですか?
好みの音楽はありますか?自分はプリンスです。
聞き終わったCDはちゃんとCDケースにしまう几帳面なタイプですか?
そんな単純な質問すらできる気がしない。
好みの音楽はありますか?自分はプリンスです。
聞き終わったCDはちゃんとCDケースにしまう几帳面なタイプですか?
そんな単純な質問すらできる気がしない。
おどおどしてるっぽいからたぶん
殺し合いには乗り気ではないようだが不明点が多すぎてちょっと不気味だ。
殺し合いには乗り気ではないようだが不明点が多すぎてちょっと不気味だ。
友人の広瀬康一が空条承太郎へ無口だから会話に困り
沈黙が怖いと評していたが
今の状況はそれに近かった。
沈黙が怖いと評していたが
今の状況はそれに近かった。
(とゆーか俺たちいまどこにむかって歩いてんだ?)
ポケナビでマップを閲覧したわけでもなく、すぐにあてができたわけでもない。
なんとなく雰囲気で歩いてなにか狙いがあるのでもない。
無邪気で恐れを知らない園児が広いショッピングモールで迷子になり
お父さんお母さんが必死こいて探してハラハラしている気なんぞ全く知らずに
ふらふらほっつき歩いているのと同じようなもんであった。
承太郎とジョセフに再会し音石を見つけるという目的はあったが。
無邪気で恐れを知らない園児が広いショッピングモールで迷子になり
お父さんお母さんが必死こいて探してハラハラしている気なんぞ全く知らずに
ふらふらほっつき歩いているのと同じようなもんであった。
承太郎とジョセフに再会し音石を見つけるという目的はあったが。
「あー…ちょっと待ってもらっても良いか?」
(?)
こちらを向いて立ち止まってくれた、
でかくてせみの抜け殻のようなこの怪物は
どうも言語を理解できるほどの知能はあるらしい。
あまりにも異質なためたじろいでいたが最初から普通に
コミュニケーションをとっていた方が良かった気がする。
でかくてせみの抜け殻のようなこの怪物は
どうも言語を理解できるほどの知能はあるらしい。
あまりにも異質なためたじろいでいたが最初から普通に
コミュニケーションをとっていた方が良かった気がする。
「俺たちこの…バッグの中身まだみてねェーじゃん、今見ちゃわない?」
仗助は大きな同行者に圧倒され支給された道具の確認という
殺し合いにおける重要な行動を怠っていた。
殺し合いにおける重要な行動を怠っていた。
虫食いネズミを駆除したときにまぬけな
イメージに今の自分はなっているだろうと思ってしまう。
イメージに今の自分はなっているだろうと思ってしまう。
そのまま互いにバッグの中身を見ようとすると
なにやら橋からやかましい喧騒が聞こえてきた。
なにやら橋からやかましい喧騒が聞こえてきた。
「おめえええ待てって何回いわせるきだよ!
もうおねがいで待てよ足疲りゃりゃりゃりうえ
舌噛んでいちゃいんだってよオオオーー!!」
もうおねがいで待てよ足疲りゃりゃりゃりうえ
舌噛んでいちゃいんだってよオオオーー!!」
「待てっていわれて待つ奴ぁいねェェェーーー!!!
足疲れてんのは俺だってそうだ!
水分補給も無しで数時間突っ走ったらくたくたなのは
陸上選手だろーが同じなんだよっっ!グゲッ仗助!!??」
足疲れてんのは俺だってそうだ!
水分補給も無しで数時間突っ走ったらくたくたなのは
陸上選手だろーが同じなんだよっっ!グゲッ仗助!!??」
「よォ音石の先輩か!ひさしぶりじゃねぇかコラァ!
お勤めのはずがよォ~~問答無用で脱獄囚になっちまったなァ
今度は何やらかそってんだァ?アァーーン?」
お勤めのはずがよォ~~問答無用で脱獄囚になっちまったなァ
今度は何やらかそってんだァ?アァーーン?」
殺し合いにおける危険人物の一人、音石明とあっさり再会した。
なにやら逃亡中のようだが、殺し合いに乗って
ぶっ殺そうとしたが返り討ちに遭ったのだろうか。
音石を追跡中の電信柱を擬人化したような銀髪男は血塗れなものの音石を追跡している当たり
苦戦しながらも優位に立ち追い詰めたが逃げられてしまい今に至るのだろう。
なにやら逃亡中のようだが、殺し合いに乗って
ぶっ殺そうとしたが返り討ちに遭ったのだろうか。
音石を追跡中の電信柱を擬人化したような銀髪男は血塗れなものの音石を追跡している当たり
苦戦しながらも優位に立ち追い詰めたが逃げられてしまい今に至るのだろう。
こいつがあのネズ公を矢で2匹も射貫いたせいでいらぬ苦労を重ねた。
そんでもってドブネズミの気色悪すぎる煮凝を直視する羽目になったのも
潔癖寄りで神経質なこの東方仗助がヒルのいる沼に入ったり
当時履いていた靴下&靴をそのヒルまみれなきったねえ沼に落っことしたのとか
元はと言えばこいつのせいだ。
当時の苦くまぬけな思い出で再発し気分が萎えていく。
怒りよりも萎えの方がさきに湧き出たのに我ながらちょっぴり驚いた。
そんでもってドブネズミの気色悪すぎる煮凝を直視する羽目になったのも
潔癖寄りで神経質なこの東方仗助がヒルのいる沼に入ったり
当時履いていた靴下&靴をそのヒルまみれなきったねえ沼に落っことしたのとか
元はと言えばこいつのせいだ。
当時の苦くまぬけな思い出で再発し気分が萎えていく。
怒りよりも萎えの方がさきに湧き出たのに我ながらちょっぴり驚いた。
これまた予想外だ、今会いたくないランキング三位内に
すっぽり入っちまう野郎に
こんなに速く見つかっちまうんなんて、
汗をさらにだらんだらん流しそれはもう
ナイアガラの滝みたいであった。ますます狼狽え縮み上がったアホ面の音石。
しかし目線を会いたくない仇敵の仗助からずらした。
仗助の背後にいる巨大なスタンドらしき影をガン見してしまった。
後ろにそびえ立つのは建物でもオブジェでもない首輪をはめているので正真正銘の参加者。
特撮にでてくる大怪獣のような巨体、醸し出される威圧感たっぷりの赤黒いオーラ。
すっぽり入っちまう野郎に
こんなに速く見つかっちまうんなんて、
汗をさらにだらんだらん流しそれはもう
ナイアガラの滝みたいであった。ますます狼狽え縮み上がったアホ面の音石。
しかし目線を会いたくない仇敵の仗助からずらした。
仗助の背後にいる巨大なスタンドらしき影をガン見してしまった。
後ろにそびえ立つのは建物でもオブジェでもない首輪をはめているので正真正銘の参加者。
特撮にでてくる大怪獣のような巨体、醸し出される威圧感たっぷりの赤黒いオーラ。
「ぎにゃあああーーー!!?」
そいつにもびくっと怯え来た道を引き返すため振り返った。
なんなのだあれは、仗助の新たなスタンドだとでも言うのか、
スタンドは一人につき一つという法則はどこにいった。
異様な姿でありながらも首輪がはめられているため
別に仗助のNEWスタンドではなく、参加者の一体と簡単に判別できたはずだが
錯乱している音石は仗助の操る第2のスタンドと勘違いしていた。
なんなのだあれは、仗助の新たなスタンドだとでも言うのか、
スタンドは一人につき一つという法則はどこにいった。
異様な姿でありながらも首輪がはめられているため
別に仗助のNEWスタンドではなく、参加者の一体と簡単に判別できたはずだが
錯乱している音石は仗助の操る第2のスタンドと勘違いしていた。
「うんんおおおーーー!!」
しかし逆走の先にはもちろん柱ヘアーの追跡者がいるため逃げられない、
タックルでぶっ飛ばそうにも、相手は偉丈夫で自分よりも筋骨隆々だから
スタンドなしのケンカではまず歯が立たない。
一応音石もギター演奏のために必要な部分の筋肉を鍛えてはいるが。
タックルでぶっ飛ばそうにも、相手は偉丈夫で自分よりも筋骨隆々だから
スタンドなしのケンカではまず歯が立たない。
一応音石もギター演奏のために必要な部分の筋肉を鍛えてはいるが。
「クソッタレメエエエこうなりゃやけっぱちの勝負だ!いってこいチリペッパァァー!!」
音石は仗助と見知らぬデカブツから逃れたい一心で賭に出た。
柱のような頭の男を強引にスタンドでどかしてやるッ!!どけいッッ!!
こいつが非スタンド使いである可能性に期待しているのだ!
スタンドは本体とスタンド使いにしか視認できない!
柱のような頭の男を強引にスタンドでどかしてやるッ!!どけいッッ!!
こいつが非スタンド使いである可能性に期待しているのだ!
スタンドは本体とスタンド使いにしか視認できない!
電気が一切たまっていない上にズダボロの
チリペッパーのパワーではちょっとした
けん制とちょっかいぐらいにしかならないがその「ちょっと」で十分!
チリペッパーのパワーではちょっとした
けん制とちょっかいぐらいにしかならないがその「ちょっと」で十分!
見えないなにかにぶつかって混乱し、
その隙にすたこらさっさすれば良い。
その隙にすたこらさっさすれば良い。
しかし音石にとって嬉しい誤算があった。
「ど、どうなってんだ!?
なぜ俺のレッドホットチリペッパーが再生してんだァ~~~!!???」
なぜ俺のレッドホットチリペッパーが再生してんだァ~~~!!???」
ボロボロで戦闘不能のはずのチリペッパーが通常の状態に戻っていた。
電力を1ワットも吸収していないため、たいへん非力なものの
少なくとも再起不能ではなかった。
海水へ電力が殆ど四方八方へと流れチリペッパーは音石もろとも死に瀕したはずだ。
棚からぼた餅とはまさにこのことだ。
電力を1ワットも吸収していないため、たいへん非力なものの
少なくとも再起不能ではなかった。
海水へ電力が殆ど四方八方へと流れチリペッパーは音石もろとも死に瀕したはずだ。
棚からぼた餅とはまさにこのことだ。
「何か分からんがチャリオッツ!」
だがしかし現実は非情である。
いくらスタンドがノーダメージだろうが電気を吸収しなければ
パワーもスピードも情けないほど低いままで直接戦はまず無理。
シルバーチャリオッツは目にもとまらない速度で
チリペッパーをラッシュの如く切り刻み
無数の剣撃に晒された音石はたまらず中へ吹き飛んだ。
いくらスタンドがノーダメージだろうが電気を吸収しなければ
パワーもスピードも情けないほど低いままで直接戦はまず無理。
シルバーチャリオッツは目にもとまらない速度で
チリペッパーをラッシュの如く切り刻み
無数の剣撃に晒された音石はたまらず中へ吹き飛んだ。
(も、もとどーりになってんなら…
ポケナビから電気食っておくべきだったじゃあねえか…。)
ポケナビから電気食っておくべきだったじゃあねえか…。)
空条承太郎と東方仗助、そして殺害にかかろうとした
ジョセフ・ジョースターのせいで
あせったからこうなっちまった。冷静に頭を回し、
スタンドの状態をとっととチェックしてポケナビの電力を貯めれば
まだましな結果になったかもしれない。
ジョセフ・ジョースターのせいで
あせったからこうなっちまった。冷静に頭を回し、
スタンドの状態をとっととチェックしてポケナビの電力を貯めれば
まだましな結果になったかもしれない。
急に髪がデッサンが狂ったように伸びたり、
言葉を噛んだくらいで尋常じゃないほど
血をぶちまけるポルナレフとかい変人が意味不明な話しかけてこなければ
こんな痛々しい結果を迎えなかったかもしれない。
もうだめだァァ、殺されるゥゥゥ。
死んじまうゥゥゥゥ。
言葉を噛んだくらいで尋常じゃないほど
血をぶちまけるポルナレフとかい変人が意味不明な話しかけてこなければ
こんな痛々しい結果を迎えなかったかもしれない。
もうだめだァァ、殺されるゥゥゥ。
死んじまうゥゥゥゥ。
死への絶望とともに音石明は失神した。
◆
その後音石は結局ポルナレフと仗助の二人+でかぶつから捕まった。
「いやいやどうもどうもっす、音石をきっちり確保してくれて。」
「礼には及ばないぜ、軽く
おしゃべりしてたら勝手にびっくらこいぢゃって
すたこらさっさしちゃったから
とりあえず追っかけてみただけですなァ~。」
おしゃべりしてたら勝手にびっくらこいぢゃって
すたこらさっさしちゃったから
とりあえず追っかけてみただけですなァ~。」
音石を捕獲し仗助に支給されたあなぬけのひも拘束した。
二人はとりあえず情報交換を勤しんでいた。
失神から目が覚めた音石は
殺されるのをおそれ謝り、拘束されたこともあり
おとなしく無抵抗でいることを選んだのだ。
二人はとりあえず情報交換を勤しんでいた。
失神から目が覚めた音石は
殺されるのをおそれ謝り、拘束されたこともあり
おとなしく無抵抗でいることを選んだのだ。
「じょ、ジョセフを探すのを手伝ってやるから
お命だけはやめてくれェェ~~~~」
お命だけはやめてくれェェ~~~~」
うるさくわめく紫ロン毛を放置して二人は会話を続ける。
「ちょっとしたおしゃべりってどういう内容すか?」
この銀髪さんことポルナレフさんによると
喋っていたら唐突に逃げ出したことだが
その会話について興味がわいた。
もしかしたら殺し合いに関する重要な情報がその会話に含まれているかもしれない。
喋っていたら唐突に逃げ出したことだが
その会話について興味がわいた。
もしかしたら殺し合いに関する重要な情報がその会話に含まれているかもしれない。
「それなんだけどよー、ジョースターさんのこと話したら
すげえ逃げあしでジョイナーもびっくりの脚力で離れやがってさー
俺もいきなり準備運動無しでつっぱしたから今両足痛いんだよー。
体育の授業で体操すんのだるかったけど意味しっかりあったんだな
体育の先生に今更ながら感謝感謝。」
すげえ逃げあしでジョイナーもびっくりの脚力で離れやがってさー
俺もいきなり準備運動無しでつっぱしたから今両足痛いんだよー。
体育の授業で体操すんのだるかったけど意味しっかりあったんだな
体育の先生に今更ながら感謝感謝。」
「ジョースターさんってことは…
あんたまさかじじいの知り合いっすか!?もしかして!?」
あんたまさかじじいの知り合いっすか!?もしかして!?」
自身の実父、ジョセフの名がでてきた!
これにはびっくりだ、このポルナレフとは初対面なものの
あのじじいの知り合いにこんなにはやく会えるとは。
目的は恐らく保護だろう、全盛期もとうにすぎ
ボケのほうは改善傾向にあるとはいえ
無力なお年寄りだから自力で戦うのはとてもできやあしないからだ。
これにはびっくりだ、このポルナレフとは初対面なものの
あのじじいの知り合いにこんなにはやく会えるとは。
目的は恐らく保護だろう、全盛期もとうにすぎ
ボケのほうは改善傾向にあるとはいえ
無力なお年寄りだから自力で戦うのはとてもできやあしないからだ。
「おお。ジョースターさんのこと知ってんだなあ
あのじいさん、さっすがうほうほうはうはの
不動産王ってところだなあ
よくわからんほらを話したり、
フリーダムなだけじゃなねえってのが中々わかるぜ。」
あのじいさん、さっすがうほうほうはうはの
不動産王ってところだなあ
よくわからんほらを話したり、
フリーダムなだけじゃなねえってのが中々わかるぜ。」
ジョセフ・ジョースターという老人は非常にひょうきんで
マイペースのコミカルキャラクターだが決めるときはキメキメなおじいちゃん。
マイペースのコミカルキャラクターだが決めるときはキメキメなおじいちゃん。
「あの人が体張ってえっさらほいさらがんばってくれなきゃおれぁ
うっかり女に変装した男とちょめっちまうかもってところだったのよォ」
(メルアド交換したけど)
うっかり女に変装した男とちょめっちまうかもってところだったのよォ」
(メルアド交換したけど)
「うっへえそりゃ災難だったすねェ、考えたくもねーなあ」
なぜか頭の柱が延びているように見えることはほっといて(たぶんスタンド能力だろう)
じじいことジョセフは老齢の身でありながら
湖に落っこちた透明の赤子の位置を見えるようにするため
出血死の危険も省みず手首を切れる気高い精神性の持ち主だ。
じじいことジョセフは老齢の身でありながら
湖に落っこちた透明の赤子の位置を見えるようにするため
出血死の危険も省みず手首を切れる気高い精神性の持ち主だ。
自分のことは二の次で無茶をしてまで
他人を助けるのはどこで行っても変わらないらしい。
他人を助けるのはどこで行っても変わらないらしい。
(間違いなく悪人じゃあねーし、クレイジーダイヤモンドを
お披露目しても良いとは思うが…)
お披露目しても良いとは思うが…)
後ろにいる巨大セミにもスタンドを見せることになる
初対面で怯えている様子だし、スタンドなんていきなり
初対面で怯えている様子だし、スタンドなんていきなり
(まあいーやお披露目すっか、そもそもこの虫みたいなのも
スタンド並に不思議だから不思議もんみてもすぐに慣れるだろーよ)
スタンド並に不思議だから不思議もんみてもすぐに慣れるだろーよ)
「ああ、そのポルナレフさん、こっちから一方的に教えてもらったり
スタンド見せて貰うのもちょっと悪いんで俺のスタンドも紹介しますよ」
スタンド見せて貰うのもちょっと悪いんで俺のスタンドも紹介しますよ」