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コダックはそのままで充分可愛いよ
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僕は元々、カントーの野生ポケモンだった。
それが、ホウエンに連れてかれて、サファリゾーンという場所で暮らすことになった。
サファリゾーンでの暮らしに、不満はない。
しかし、一つ疑問があった。
このサファリゾーンには、僕たちの進化系、ゴルダックがいないのだ。
このサファリゾーンにいるコダックは、そこそこの成長度で、もう少し成長すればゴルダックになれそうなのが沢山いる。
それなのに…一匹もいない。
それが、ホウエンに連れてかれて、サファリゾーンという場所で暮らすことになった。
サファリゾーンでの暮らしに、不満はない。
しかし、一つ疑問があった。
このサファリゾーンには、僕たちの進化系、ゴルダックがいないのだ。
このサファリゾーンにいるコダックは、そこそこの成長度で、もう少し成長すればゴルダックになれそうなのが沢山いる。
それなのに…一匹もいない。
そんな疑問を持って歩いていると、近くを2人の女の子が歩いていた。
おそらくは、このサファリゾーンの参加者だろう。
こちらに気が付く様子もなく、2人の少女は話している。
おそらくは、このサファリゾーンの参加者だろう。
こちらに気が付く様子もなく、2人の少女は話している。
「ねえ先輩、なんでこのサファリゾーン、コダックは沢山いるのにゴルダックはいないんですかね?」
「うーん…処分されてるとか?」
「うーん…処分されてるとか?」
処分!?
先輩らしき女の子の言葉に、コダックはショックを受けた。
先輩らしき女の子の言葉に、コダックはショックを受けた。
「だってほら、ゴルダックってコダックに比べてあんまり可愛くないじゃない。きっとサファリゾーンのスタッフたちも、可愛くないゴルダックなんて、いらないのよ。キャハハ!」
「うっわあ、ザンコク〜」
「うっわあ、ザンコク〜」
笑いながらその場を去っていく少女たちを、コダックは茫然とした表情で見つめていた。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
そして今。
コダックは、サファリゾーンを離れ殺し合いの舞台にいた。
コダックは、サファリゾーンを離れ殺し合いの舞台にいた。
(僕も、処分されちゃうのかな…ゴルダックみたいに)
あの日以来ショックで、生まれつきの頭痛を更に悪化させたコダック。
自分はまだコダックなのに、ゴルダックじゃないのに、処分されるというのか。
自分はまだコダックなのに、ゴルダックじゃないのに、処分されるというのか。
(死にたくない、死にたくない、死にたくない)
心の中でそう唱えても、どうしようもない。
なんとか、しなければ。
なんとか、しなければ。
『ゴルダックってコダックに比べてあんまり可愛くないじゃない』
あの日の少女の言葉を思い出す。
ゴルダックは可愛くないから処分された。
つまり自分は、コダックの段階で可愛くないと判断されたというのか。
ゴルダックは可愛くないから処分された。
つまり自分は、コダックの段階で可愛くないと判断されたというのか。
(ということは、可愛くなれば処分されない!サファリゾーンに戻れるんだ!)
コダックは思い出す。
ホウエン地方には、ポロックというお菓子があって、それを食べて可愛さをアップすることができるという。
サファリゾーンのポケモンたちも、参加者がエサとして投げてきたポロックをたまに食べることがある。
こんなことになるなら、もっと食べて可愛さをアップしておけばよかった。
ホウエン地方には、ポロックというお菓子があって、それを食べて可愛さをアップすることができるという。
サファリゾーンのポケモンたちも、参加者がエサとして投げてきたポロックをたまに食べることがある。
こんなことになるなら、もっと食べて可愛さをアップしておけばよかった。
(ポロック…この荷物の中とか入ってないかな)
コダックは自身の荷物を探る。
(あ、これは確かポロックケース!)
ポロックケース。
その名の通りポロックを持ち運ぶためのケースである。
ポロックを作るためのきのみブレンダーとセットで、『ポロックキット』として支給されている。
そしてポロックケースの中には、5色のポロックが入っていた。
その名の通りポロックを持ち運ぶためのケースである。
ポロックを作るためのきのみブレンダーとセットで、『ポロックキット』として支給されている。
そしてポロックケースの中には、5色のポロックが入っていた。
(確か…ピンクのポロックが可愛くなれるポロックだったはず!)
早速ももいろのポロックを食べるコダック。
コダックのかわいさが上がった!
コダックのかわいさが上がった!
(ようし、この調子できのみやポロックを集めて、可愛さをアップさせて、サファリゾーンに帰るんだ!)
どこまでもずれた目的を胸に、コダックは歩き出した。
【E-8/未明/一日目】
【コダック@ポケットモンスターオメガルビー】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ポロックキット(あか、あお、みどり、きいろのポロック1つずつ)@ポケットモンスターオメガルビー、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]
基本方針:ももいろポロックで可愛さを上げてサファリゾーンに帰る
1:ももいろポロック、またはももいろポロックを作れるきのみを探す
[備考]
殺し合いの舞台にいるということは理解していますが、自分が可愛くないから連れてこられたと思い込んでおり、可愛くなれば免除されて脱出できると思っています
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ポロックキット(あか、あお、みどり、きいろのポロック1つずつ)@ポケットモンスターオメガルビー、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]
基本方針:ももいろポロックで可愛さを上げてサファリゾーンに帰る
1:ももいろポロック、またはももいろポロックを作れるきのみを探す
[備考]
殺し合いの舞台にいるということは理解していますが、自分が可愛くないから連れてこられたと思い込んでおり、可愛くなれば免除されて脱出できると思っています
【支給品解説】
ポロックキット@ポケットモンスターオメガルビー
きのみからポロックを作るきのみブレンダーとできたポロックを保存するポロックケースのセット。
初期時点で5色のポロックが1つずつ入っている。
きのみからポロックを作るきのみブレンダーとできたポロックを保存するポロックケースのセット。
初期時点で5色のポロックが1つずつ入っている。
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