爆弾
前作までの煙幕に代わるシリーズ初登場の道具アイテム。
武器ホイール右側のサブ武器から選択して装備し、使用ボタン単押しで足元に投下、長押しで狙った場所に投擲する。
ゲーム開始時点では手に入れることができず、解禁されるのは
シークエンス3 Memory4でピリ・レイスと会ってからとなる。
各所に設置されている作業台から作成可能になるほか、爆弾の完成品を売っている闇商人が出現する。
※マップ上の作業台は大抵はアサシンの伝令箱と並んで置かれている
作業台で作成する際に材料のアイテムを組み替える仕様となっている。
攻撃・支援・陽動の3つに分類され、各1種ずつストックでき、手持ちに材料があれば武器ホイールから追加作成が可能。
爆弾の材料はケース・火薬・効果アイテムの3要素からなる。
これらは「街中にある復活する箱を開ける」「作業台を開く」「ピリ・レイスの店で買う」「アサシンの支配する街からの補給品」「死体をさぐる」で手に入る。
それぞれの所持数の上限は25個。ピリ・レイスの店では売却もできる。
ピリ・レイスの店に飾ってある絵画から各爆弾のチュートリアルとなる
ピリ・レイス・ミッションが開始できる。
ギルドチャレンジの「爆弾」もこれを一通りクリアするとある程度埋まる。
(惜しいことに全ての爆弾についてミッションが用意されているわけではない)
ケース
爆弾の使い方や運用法を決める物。
「どんな風に効果を発動させたいのか」がこの部品で決定付けられる。
3種類の爆弾で共用するので残り数に注意。
素焼きケース
何かに当たった瞬間に爆発する。
即効性が魅力だがその反面見通しの通らない場所を狙うなどの変則的な使い方は難しい。
使い方に癖がないので使う機会が多いと思われる。
殺傷力のある爆弾では自爆しないように注意する。
金属ケース
投げてから3秒後に爆発する時限式。
壁に投げて反射させたり、低い軌道で投げ込んで遠くに転がしたりできる。
ガイドの放物線は転がる先まで表示されるので、かなり思い通りの場所に投げ込める。
時限式故に扱いが難しい面もあり、攻撃・支援よりは陽動に向く。
ワイヤーケース
いわゆる設置式地雷型。
投げ込むことはできず、使用ボタン長押しで足元に仕掛ける。
作動前であれば回収も可能。
エツィオ以外の人間が一定範囲内に入ると僅かな時間をおいて爆発する。
通りすがりの一般市民が踏んでも発動するため殺傷してしまわないように使用には注意が必要となる。
設置動作は敵兵に怪しまれて突き飛ばされたり戦闘中に攻撃を受けると中断されるので事前の設置が望ましい。
仕掛けておいて陽動で誘き出して踏ませる、あるいは逆に陽動で誘き出してから仕掛けて帰って来たところを踏ませるといった戦術的な使い方が求められる上級者向けのケース。
粘着ケース
投げた場所や当たった敵兵に貼り付き、5秒後に起爆する。
時限式なので即応性に欠けるが、爆弾が起爆するまでの間にプレイヤーが自由なのが利点。
金属ケースよりも猶予時間が長く、着弾点から転がって行かないことを利用して敵の移動ルートに投げ込んで起爆までに隠れ場所に逃れるという使い方が基本となる。
直接貼り付ければ確実に効果を発揮するが、その用途では入手性の良い素焼きケースの方が向いている。
爆弾投げの動作がやや遅いので起爆するまでに位置調整して巻き込む数を増やすことも可能。
火薬
爆発による範囲を決定する材料。これも攻撃・支援・陽動で共用。
インド火薬<アラブ火薬<イギリス火薬の順に効果が広がる。
手に入る頻度も概ねこの順だが爆弾のみで戦うのでなければさほど入手性の差は気にならないだろう。
広ければ多くの敵を巻き込めるが自爆したり一般人を巻き込む危険性も上がる。
威力が上がるわけではないので殺傷性の爆弾は敢えてインド火薬を選ぶという択もある。
深く考えずに手持ちの量が多いものを使うのでも問題は無い。
効果
文字通り「どんな効果が欲しいのか」で選ぶアイテム。
攻撃・支援・陽動の分類の中でいくつか選択肢がある。
攻撃だけを3種作って持ち歩いたりはできない。
ここで選んだアイテムによって完成した爆弾のインベントリ内での名前が変わる。
(闇商人の商品リストではケースと火薬も表記される)
攻撃
3種。殺傷性あり。爆発音を聞きつけた敵も様子を見に来る。
金属片(破片爆弾)
最も爆弾らしい爆弾。範囲内の人間にダメージを与え殺傷する。
対イェニチェリで有用だが体力の高い他の敵は仕留め切れないこともある。
ダツラの粉(毒爆弾)
範囲内の敵を毒殺する爆弾。毒を吸った対象は10秒ほど武器を振り回した後に絶命する。
当たれば必殺なだけにミッションによっては効かない敵もいる模様。
石炭の粉(雷爆弾)
範囲内の人間に爆風と音で攻撃する。
爆心地近くの敵を殺傷し、離れた敵には大きな音で一時的な行動不能を引き起こす。
支援系の爆弾と似た作用も期待できるので囲まれた状況で特に役に立つ。
攻撃系の3種の中では巻き添えによる市民への被害が出にくいので常用するのに便利だが、材料の入手性はやや悪い。
支援
4種。非殺傷性。爆発音が敵に聞かれるのは攻撃系と同様。
羊の血(鮮血爆弾)
範囲内の人間を羊の血で血まみれにすることで混乱を引き起こす爆弾。
血をかぶった人間は混乱状態になり無防備になるため一方的に攻撃できる。
街中の宝箱からやたらと手に入るので前作までの戦闘時に煙幕を使っていたのと同じ感覚で気軽に使える。
こちらの視界を邪魔しないためタカの眼を使う必要もなく使い勝手も良い。ただし効果はあまり長くない。
まきびし(まきびし爆弾)
範囲内の人間が踏むことで、一時的に無防備になり、移動が止まる爆弾。
まきびしのイメージ通り足止めに最適。戦闘中に使っても効果がある。
これ自体にはダメージは無いので巻き添え被害の心配は不要。
追いついて来た敵も次々と引っ掛かるため番兵の追跡を振り切るのが目的ならば煙幕よりもこちらの方が強力。
燐(煙幕)
前作まで登場していた「煙幕」と同様の物。
範囲内を煙で満たし、視界を遮り、近場の人間は咳き込んで無防備になる。
プレイヤーの視界も遮られるのでタカの目を併用すると良い。
前作の煙幕よりも効果範囲は弱体化しているのだが、爆弾の仕様として「その場で追加生産できる」と言う利点があるので実際には3発までしか持てなかった前作よりも遥かに凶悪なものになっている。
今作では自分で使う機会よりもアサシン・シグナルで呼び出した弟子が使用するのを目にする機会の方が多いだろう。
スカンクの油(悪臭爆弾)
効果範囲内の人間に悪臭を付与し、周りの人間が遠ざかるようにする効果の爆弾。
周りを巻き込まないために使うのがベターだが、他の爆弾を使って無力化し、キルストリークを狙う方が手っ取り早いため、あまり使われないか。
使いどころとしては「ターゲットをクロスボウで狙いたいが取り巻きや市民が邪魔なので退かしたい」といった場面が考えられる。
陽動
3種。非殺傷性。
硫黄(さくらんぼ爆弾)
大きな音を起こすことで範囲内の敵兵をおびき寄せる爆弾。
壁越しでも効果があり、高低差があればそこまで上ったり下りたりという行動も誘発する。
誘き出す効果は強力だが、範囲内全ての敵兵を引きつけるのは難点でもあり、3人以上がいる場面での暗殺には不向き。
敵を倒すのがもくてきであれば破片爆弾や毒爆弾と組み合わせて使うと良い。
直接の殺傷力は無いのだが、様子を見ようと移動し始めた敵が屋根から転落するなどの理由で死亡する可能性はある。
なおエツィオを視認している敵(発覚マーカーが赤)には通用しない。
ペトラの塩(煙デコイ爆弾)
無音で爆発する。発動地点でモクモクと煙を出し続け、それを目にした敵兵を引きつける爆弾。
さくらんぼ爆弾と違って視界に煙が入っていない敵兵は目線すら向けないため着弾地点の調整は必須。
壁を背にしていて暗殺しにくい番兵を静かに排除したい時などに有用。
屋根下に投げ込んでみて安全に降りられるのか反応を見るといった使い道もある。
応用的な使い方として、クロスボウ等と併用して釣り出した敵を狙撃することで囮の死体を狙った場所に近づくことなく設置するといったこともできる。
偽金貨(黄金爆弾)
範囲内に偽の金貨をバラ撒き、民衆と敵兵を集める爆弾。
通常の金貨撒きと違い、敵兵も様子を見に来て「民衆に殴られる」と言う効果がある。
陽動と(限定的な)無力化を図れる爆弾だが、当然周りに民衆がいなければ効果を発揮できない。
実用性は微妙だが、イタズラに使うのは面白い。
最終更新:2025年08月26日 13:01