Desert Rose @ Wiki

小ネタA

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もしもネタ


いろいろこぼれ話

番外編について

ベルキュリオの意味するのは葡萄酒、聖者の血、犠牲。
アドソンの意味するのはオリーブ、平和、聖母。終焉の後に生まれし子(add+son)。
二人の間に生まれた息子達の末裔がオリガ、祝福された子。神に祝福されたはいいがその神はあいつである、という。
マリスティアは Maris matris・海の母/Marist・聖母に仕える者 って意味で考えたが、ティアライトを tear・涙/ite・石だと曲解するとマリステライトが意味するのは聖母の涙になりそうでひっそり胸熱だなと思い話のネタに組み込むことに
アドソンには産みの母の素質があった、それは相手方の魔力素質やら回路やらを取り込んで溜め込んで丸々次の世代に受け渡すもの。マリアベルの家系はその色が強く、溜め込むばかりで浪費することがない故に封印の神子としての適正が高い。

暇つぶしに調べた名前由来-LOE

  • ブリュンヒルト(Brunhild):甲冑の戦乙女、あるいは輝く戦い ゼフィ(Zephyranthes):タマスダレ、別名レインリリー。花言葉は潔白の愛。大元の語源は西風ゼフィロスの花
  • シトリー(Sitri):ソロモン72柱のうちの1柱、望みの相手を愛させ秘密を暴くことのできる悪魔。 エヴォラ(Evora):ポルトガルの都市の名前、骸骨礼拝堂がある。都市名の由来は古ケルト語でイチイの木?イチイは復活の木、冥界に繋がる木。
  • エルマ(Elma):フィンランド語の人名で、恐らくエリザベス・メアリーの短縮形?だとすると意味するのは神の誓い、神の娘、海、それから聖母マリアやマグダラのマリアやマリア・サロメにも繋がる。トルコ語では林檎。Ermaだと古ドイツ語で全ての
  • バレット(Barrett):熊のように勇猛である。銃器メーカーの名前だったり銃弾のことをバレットと言ったり。Valet綴りだと従者 いろいろ調べてたらエリザベス・バレット・ほにゃららという詩人さんが出てきたがバレット部分は父親の名前だったのでここでも夫の名前であったりしないのかと切なくなった
  • クウェンティン(Quentin)-五番目の子供、もしくは女王の土地より。出身がエリステムかと思うと思わせぶりだね! マブロス(Mavros):ギリシャ語で黒。 グアルダード(Guardado):スペイン語でguardやsaveにあたる単語であるらしい、恐らく人名としては守る者といったニュアンス?ところでマブロスもグアルダードも調べるとサッカー選手出てきてサッカーする兄想像してすみませんでした
  • エルネスタ(Ernesta):古ドイツ語Ernestine由来、深刻なる戦いの死?
  • エドヴァルト(Edvard):幸福の守り手 キャンベル(Campbell):美しい牧草地
  • ヴィクトール(Victor):勝利 アレクシス(Alexis):守る者/救う者 エーベル(Ebel):ドイツの姓、地名。どうやら肥沃な、に類する意味があるらしい
  • オリガ(Origa):Helga由来、祝福された/聖なる
  • ダグラス(Douglas):古英語で黒い水/川。男性名
※複数の検索結果を統合して意訳して曲解した結果なので妄想ネタ程度にどうぞ。海外のWikiとか名付けサイトとかをむりくり翻訳したりもしてるのでとてつもなくあやふやです

金髪妄想

  • ヒルデ/ヒルト:プラチナブロンド~ペールブロンド…白っぽいけど色味はある
  • ザフィー:上記をくすませた感じ…ヒルデより彩度低め色もちょっと濃いめ、より砂金に近い色
  • アージェンス:アッシュブロンド…ちょっと赤みが強い
  • シュリ/シトリー:ジンジャーブロンド…砂金色って表現がしっくりきすぎて
  • エド:ジンジャーブロンド~ゴールデンブロンド…がっつり金色、でも真鍮みたいにアンティークぽいって感じ
参考-[illust_id=5423201]

スピンオフにたぎった結果がこちらになります


かつてこの世界・ルティシャには五柱の神がいた
魔法大国の民は神を王と崇め、主となる三人の為に塔を立てた

聖都ロイダーに美神の塔を
第二都市リリアンに精神の塔を
第三都市イエソワに調停の塔を

けれど、その塔の周辺には【負】が溢れ出し、次々と民が倒れ伏していった
「三神を弑逆した人間は不在の神に成り代わり 神として君臨する他無かったのだ」
王を維持するためだけに民を食らう塔の真実に、聖女は父なる王を弑逆するべく黒騎士となる
歪んだ世界の枠組みは崩壊し、残骸に、四つの国が成立した

<Elithtem> <Enoworth> <Aldero> <Dindora>

四つの国は歴史を繰り返さぬように二つの概念を作り上げた
【負】を封じるための器となる【封印の神子】
【負】を消し去る救世主となる【導き手】
それは世界を守るため、豊かな生活を維持するために必要な犠牲
されど、近代。
各国はその役割を忘れ、自国の繁栄だけを望むようになる
そしてXX年、かつての魔法大国の聖都・エノワスの崩壊と共に――全ては、動き出した


最初に弑逆されたのは三柱の神
次に弑逆されたのは三人の王
しかし、では、残りの二柱はどこへ消えたのか
弑逆を免れた二柱の神は今どこにいるというのか?

これは、人と、神の話
世界の破滅を願った姉と、救済を歌う弟の話

――さあ、物語を 終わらせましょう/始めようか――



[ Lineage of Enoworth 201X年4月1日発売予定(仮) ]




神の子の適性がオリガにあったとしたら(モブ祭)


「どうしてですか、神父様。
私は、母さんがかつて神の子であるという事実さえ知らなかった。
何故、私に適正があると知って…それでもなお、彼を神の子に」
「どうか気を落とさないで下さい、オリガ。
彼がこの町にやってきたのは、エノワスからの最後の船がついたとき。貴方が15歳の頃でしたね。
その頃はもう、先代神の子が生贄に捧げられてから、6年近く経過していた」
「だから…神の子を探していると、でも中々色素の薄い子が生まれないって。
そうだ、そもそも何故私が」
「この島の制度は、正直言って何の役にも立ちません。封印の役割を担う為の耐性は色素や信仰の有無では推し量れない、まして結婚すれば対象から外れるなど、前時代的にも程がある。
貴方の母は、優秀な器になるはずでした。体は弱かったが適性は極めて高く、おそらく他の神の子ほどの負担はないまま生贄になれたことでしょう。事実、彼女の体に【負】を流し込んでも、彼女は軽い胸の痛みを訴えるだけで済んでいたのです。
しかしあの男は、彼女と婚姻を交わしてしまった。そして私の父は、町民を説得出来なかった。優秀な器を手放さざるを得なかったのです、その次の少女には、ろくな適性もなかったのに…申し訳ないことをしたと思っています、彼女には」

貴方が生まれるのが、あと数年早ければ。
兄の代わりに貴方が長子であったとしたら。
と、神父は仮定の話を続ける。

「そうすれば恐らく、貴方は神の子になっていたことでしょう。町民達を説得するために、生まれ落ちてすぐ瞳に魔法をかけられて。
けれど貴方は、そうはならなかった…」
「だから!…だから、何故、」
「父も、私も、貴方に十分な適性があるのはわかっていたのです。
しかし、この町の風習が邪魔をした。それは父にとっては憂鬱であり、私にとっては、僥倖だった。
その空いた隙間に、都合良く彼が現れたのだから」

絹糸のような金の髪、空を思わせる青い瞳。
彼はまさしくお誂え向きの器だったのだ、町民の期待にそぐう、神の子としての。

「どうして…それが……貴方にとって、幸せなことだと」
「簡単なことですよ。
貴方に、苦しんで欲しくなかった。死んで欲しくなかったからです」
「神父様…?」
「できれば、若いうちにもっと貴方と親しくしたかったのですけどね。生憎、貴方のお兄さんにそれとなく邪魔されてしまって。
そしてその兄がいなくなったと思えば、貴方は、ブリュンヒルトのことを見ていた」

あの子は、貴方を守る為だけに、私が拾ったのに。

「私の…私のせいで、彼は、生贄になったのか?あんな苦しい思いをして?」
「どっちにしろ、彼は救われなどしませんでしたよ。それが遅いか早いかの違いだけだ」
「それでも、それでも私は、もっと早く知っていれば……!」
「彼の代わりに、生贄になったと?貴方はそう言うと思ったから、告げなかったのですよ」
「泣かないで下さい、オリガ。彼は死に、貴方は生きている。
今すぐにとは言わない、どうか私と結ばれてはくれませんか。神の子のことなど忘れて、世界が【負】で滅んでしまってもいいではないですか。私が貴方を幸せにします、私なら、充分にそれができる」
「幸せ……?」
「ええ。私はこの島の代表者、貴方が労働に身をやつし、その手を荒らさなくとも、貴方を養っていくことができる」
「ふざけるな、ヒルトを、殺しておいて、」
「…オリガ」
「もう私にはヒルトしかいなかったんだ、ツィタもフィーニも死んでしまったのに」
「オリガ。貴方がいくら焦がれても、彼は振り向かなかったでしょう。愛して尽くすばかりの人生で辛くはないのですか」
「黙れ!どうしてお前なんかに、私は、こんな思いをしてまで生き残ることを望んでなかったのに」
「そんな事を口にしては」
「あなたは!…あなたは、置いていかれるばかりの私の人生が、想像できるのか。どれだけ大事にしても、大事にしたものほど、私を一人にしていくんだ。
だから、結ばれなくってよかったんだ、ただ見ているだけで私は…」
「……どうか、泣かないで、」

頬に触れ涙を拭う神父の手を、震える指先が掴む。

「何故、私は失う苦しみをこうも味わわなくてはならないんだ?
ねえ、神父様。そんなに私を愛してるというんなら、……今すぐ、私を殺してください」
「――オリガ!」
「殺せよ、殺してくれ、生贄でもなんでもいいから!
もう嫌なんだ、幸せなんて、早く死んで楽になりたいのにっ」
「どうしてですか、オリガ、そんな悲しいことを言わないで下さい!私はあなたを置いてなんか」
「お前なんか願い下げだ、…人殺し」


14年前-ヒルト10歳、オリガ16歳、神父23歳
現在-ヒルト24歳、オリガ30歳、神父37歳
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