Santo Ileso - SAINTS ROW (2022) 攻略情報＠WIKI | SAINTS ROW (2022) 攻略情報＠WIKI

サント・イレソへようこそ

アメリカ南西部の中央に位置する活気溢れるカバナ・カウンティに属する都市、サント・イレソ。ここでは犯罪が横行し、法をものともしない勢力が権力を巡り争う場所。

射撃、ドライビング、ウィングスーツ、広大なこの世界では何でもアリ。

サント・イレソは11の地区に分かれている。

広さは「3」のおよそ2倍、「2」の1.5倍ほど。これまでのシリーズでは見られなかった荒野や大自然も存在するのが本作の特徴。マップはこれまでのような不自然な海に囲まれた孤島ではなく、近年のオープンワールドゲームによくあるマップ外と陸続きで繋がっているスタイルになった。当然ながらマップの境界を超えて行動はできず、ある程度境界を越えると強制的にマップ内に戻される。

レイクショア

再開発された高層ビル立ち並ぶ新都市、レイクショア。サントイレソの中心地。
特に目立つのはマーシャル防衛産業の本社ビル「マーシャル・タワー」だろう。

公式サイト紹介文

レイク・サバスチャンの北西に広がる湖岸は、かつてスティルウォーターと呼ばれる、悪臭を放つ、じめじめした沼地であった。
1902年、良心のない土地投機家グループが土地を区分けして、現地を見せずに、アメリカ東部からの買い手をだましてそれらを売り飛ばした。移住者たちは、現地に到着してようやく沼地だということに気づいたのだ。

移住者の中に、シカゴから来た技師のアントニ・ジャシンスキーがいた。彼は、故郷のイリノイ州が湿地帯から光り輝く超高層ビル群へと変わったのを直に目にしていた。ジャシンスキーは、サント・イレソでも同じことができると考え、沼地の水を抜き、この南西部の新興都市のために新たな金融センターを建設する大掛かりな計画を立てた。彼は他の区画もただ同然で買い上げていった。

そして、支援者を集めるために、地元だけでなく全国の投資家、政治家、銀行家や大実業家を説得した。米国陸軍工兵隊がスティルウォーター・カナルを掘削し、街で最初の高層ビルの建設が始まった。狂騒の20年代には、生まれ変わったレイクショア地区は金融王国に成長していた。

サント・イレソにおけるレイクショアの経済支配は現代も続いており、街の地平線は大企業の巨大ビルに形作られている。レイクショアは、博物館、図書館、コンサート会場、緑地公園やさまざまな象徴的な公衆芸術がある、文化芸術の中心地でもある。

銅像や壁画に加え、地元では“ザ・ブート”と呼ばれるマーシャルの建物やサント・イレソ博物館、ジャシンスキー大通りには、ジャシンスキー・パヴィリオンやジャシンスキー図書館、ジャシンスキー・パークがある。

サナトリアム・フラッツ

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20世紀初頭、高温乾燥気候のサント・イレソは、呼吸器疾患を抱える者たちの療養地として人気があった。1902年、実業家のオーヴィル・ベントン・マスグローブは、裕福な患者がぜいたくに保養できるマスグローブ療養所を開設した。大戦中から戦後にかけて、この場所は、結核を患った兵士たちが回復する、整然とした広大なテント設営地にもなった。

世界恐慌期にマスグローブ療養所の稼働率が低下し、1940年代には、病院として利用するためにカバナ・カウンティが建物を取得した。一方で、北のレイクショアと東のエル・ドラドの発展に対応するために、住宅開発業者は周辺の土地を購入した。

1986年に病院が閉鎖された頃には、静かなマスグローブ私有地は、ショッピングモール、フットボール競技場、ボウリング場、複合映画館のある、活気に満ちた商業地区となっていた。マリーナ・デル・ラゴほどのトレンディーさや高級感はないものの、サナトリアム・フラッツは買い物客、観光客やスポーツファンにとって依然として人気のある場所である。

サント・イレソ・スメルターズのホームアリーナ「スメルタードーム」、ミーカー・モール、サント・イレソ警察本部、クレイジーチキン・ダンススタジオ、高級マンションに改築された旧オールドエレクトリック・カンパニーがある。

エルドラド

所謂「カジノ街」。昼夜問わず、綺羅びやかなネオンが光る。
セインツロウ2に登場した「ポセイドン・パレス」や映画「カジノ」登場するタンジールをモチーフにした「エイシズ・ハイ」などが存在する。

公式サイト紹介文

孤立したケッチャム家が牛耳る工業地帯であったエル・ドラドは、1930年代に売却されたあとに著しい変化を遂げた。1940～50年代のラスベガス・ストリップに次々と開業したリゾートやカジノに触発され、サント・イレソの実業家、政治家、投資家や犯罪組織が手を組み、地元にギャンブルを楽しめる歓楽街を建設する。ラスベガスほどの地位を確立できなかったものの、エル・ドラドは1960年代には人気のある観光スポットとして栄えた。

しかし、1970年代になると徐々に客足は遠のき、エル・ドラドのきらびやかさに陰りが見え始める。軽犯罪者がはびこるエル・ドラドは、ツキに見放された者たちの最後のよりどころとなった。現在、「ザ・ヴァーミン」、「ホースフェザーズ」、「ポセイドン・パレス」、「エイシズ・ハイ」、「ペイダート」、「ランセロット」や「アステカ」など、サント・イレソを代表するカジノやリゾートが建ち並んでいる。歓楽街の華やかさはまだ残っているが、質屋、安いモーテル、売春宿、ストリップ・クラブ、闇金業者、悪趣味な土産物屋など、いかがわしい側面も見受けられる。

ゲヘナ・バッドランズ

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ロジャス砂漠のように、ゲヘナ・バッドランズの地形も何百万年にもわたる風雨の浸食によって形作られている。しかし、リオ・サリナスの西の景観には、ロジャス砂漠のメサを特徴づけるたくましい帽子岩はない。その一方、バッドランズには起伏の激しい丘陵地帯が広がっているため、ヨーロッパからの入植者たちは、この荒涼とした砂漠に、聖書に記される炎と裁きの谷にちなんだ名前をつけている。

マクアリー・タウンシップ、モーテル群、沿道のアトラクション、タワー・オブ・ラブ結婚式用チャペル、放棄された開拓地、鉱山、邸宅やマーシャルの高警備私営刑務所「フロンティア」がある。

メルカド

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メルカドの起源は、1850年代後半、チャルマース＝ドブソン陸路郵便社がミズーリ州セントルイスとカリフォルニア州サンフランシスコをつなぐ全長3,000マイルの郵便経路を創設したときに遡る。エル・プレジディオ・デ・サント・イレソのすぐ南にあるリオ・サリナスを横断する郵便経路を目指し、メキシコから農家、職人、業者、商人が北上した。

数十年の間に、季節ごとに設けられた小さな交易所は活気あふれる常設市場となり、1881年に開通した鉄道はその拡大への追い風となった。人々はランチョ・プロビデンシアに住み、スメルタービルで働き、メルカドで金銭をつかった。1880年代半ば、3つの地域は新たに誕生したサント・イレソに編入される。

メルカドは20世初めに栄えたが、世界大恐慌によって大打撃を受けた。戦後の好景気で復活を遂げるが、その頃には、湖をはさんだエル・ドラドやマリーナ・デル・ラゴ、さらには華々しいレイクショアの金融帝国が新たな経済発展の場となっていた。

近年、メルカドは再び事業家の受け皿となっている。比較的安い家賃と整備されたインフラにより、新事業を立ち上げるのに人気の場所となっているのだ。メルカドの青空市場や小売店では、さまざまな面白いものを買うことできる。イーライはメルカドで賃貸アパートを探し、ニーナ、ケブ、ボスとルームシェアすることになった。

ランチョ・プロヴィデンシア

ラテンアメリカ系の住人が都市開発前から住み着いている地域。街中にミューラル（ストリートアート）が描かれている地域で、貧困層が多い。
この地域を中心に支配しているのがロス・パンテロス。カスタムされたアメリカンマッスルカーを乗り回している。

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“ランチョ・プロビデンシア”は、1821年にメキシコ独立戦争での兵役を称えてミゲル・バレラ大尉に授与された土地の原名である。当時、ランチョ・プロビデンシアはカバナ・カウンティ全体とそれに隣接する土地の一部が含まれていた。

現在、“ランチョ・プロビデンシア”は、かつてバレラ大尉の邸宅があったサント・イレソ東部の活気ある地域を指している。1880年代半ば、新たに統合されたサント・イレソに編入されるまでは、その大部分は放牧地であった。その新興市場に引きつけられ、スメルタービルの工場や精製所に働き口を求める新住民がアメリカ東部やメキシコから集まった。

ランチョ・プロビデンシアは、現在もおおむね労働階級地区であり、住民は自らの伝統と地区を誇りに思っている。建物の壁面には色鮮やかな壁画が描かれ、給水塔には風変わりな彫刻が張り付いている。サント・イレソは、スコーピオン自動車会社およびその象徴的なマッスルカー「ハンマーヘッド」発祥の地でもある。一昔前に、スコーピオン社はサント・イレソから撤退しているが、ランチョ・プロビデンシアのガレージや自動車修理工場ではその伝統が引き継がれており、カーマニアたちの嗜好を満たしている。

最も目立つ自然ランドマークのひとつ“パンサーロック”（ラ・パンテーラ）、広大なプロヴィデンシア墓地（ここでスタントをできると言っているのではないが...）やさまざまなアート・インスタレーションがある。

スメルタービル

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ここには近くの山地から採掘された鉱石を処理する鋳造工場が建ち並んでいた。1900年代初め、車両基地への便利なアクセスに目をつけた他の製造業もここに根を下ろしている。スメルタービルの景気は戦後の好況期にピークを迎えたが、この50年間は後退が続いている。

サント・イレソで創業したスコーピオン自動車会社は、デトロイトに本社を移したことで1950年代までスメルタービルに本拠を置いていた。1949年に初めて披露されたハンマーヘッド・マッスルカーは、スメルタービルの組立工場で作られている。しかし、より現代的な製造工場に太刀打ちできなくなり、1970年に工場は閉鎖された。それでもなお、サント・イレソは“ハンマーヘッド発祥の地”を自負しており、ハンマーヘッドは地元の車好きの間では依然として人気がある。

1990年代には、金属市場の不景気のあおりを受けて、現地の鉱業は崩壊した。閉鎖された精錬所は解体され、取り壊されなかった施設は他の目的のために改造された。スメルタービルが衰退への道を歩んでいく中、街のギャング「ロス・パンテロス」はランチョ・プロビデンシアから南に縄張りを広げている。

スコーピオン組立工場、ロス・パンテロスの活動拠点、“ザ・フォージ”、ブーマーズ・ショーツフューズ・ファイヤーワークスがある。

オールドタウン

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守るためにエル・プレジディオ・デ・サント・イレソが築かれた18世紀に遡る。1821年、スペインが所有していた砦はメキシコの支配下に置かれた。米西戦争中、砦は1846年にジョセフ・フォークス・カレン大佐が率いるミズーリ第4騎士団に一時的に占領される。1854年、アメリカはメキシコからカバナ・カウンティを買い取り、間もなく北部と東部から大勢の移住者が到着した。

1884年には、砦（購入後にフォート・カレンと改称）の外郭にある開拓地は正式にサント・イレソに編入された。この地域は、新たに開発されたレイクショア経済地区が経済的台頭を遂げる1920年代まで、厳密な意味での“サント・イレソ”と呼ばれていた。それ以降、嘲り混じりで“オールドタウン”と呼ばれるようになる。

現在、この地域は歴史的施設で最もよく知られている。いくつかの例外を除き、オールドタウンの建築物は20世紀初めからさほど様変わりしてはいないが、事業や入居者の出入りによって絶えず再利用されている。

有名な観光スポットであるフォート・カレンに加え、市役所やアイドルズに占領されているカバナ・カウンティ・フェアグラウンド、さらには開発業者によって取壊し予定の俗化した教会がある。

ロジャス砂漠

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砂岩のビュートやメサがそびえる、この色とりどりの印象的な風景は、何百万年にもおよぶ地殻活動、風化、浸食によって形作られた。砂漠の名前は、1593年にリオ・サリナスを初めて探検したヨーロッパ探検隊を率いた、スペインのコンキスタドール、バルトロメ デ・ロハスに由来する。

カバナ・カウンティ・パークサービスが運営するリオ・サリナス保養地では、野外活動用に確保された砂漠でハイキング、キャンプ、釣りやボート遊びなどを楽しめる。そのマスコットであるシェイク・ザ・スネイクのお決まりのセリフは、“ヘビみたいにシャーーんと痕跡を残していくんだぞ”。

砂岩地帯には多くの秘密があるといわれる。現地で作業するマーシャルは、何かを隠してるのだろうか？ルート66沿いには、その他にもスカイキャニオン、ツイン・コヨーテ・アーケード、タコスザらスなどの観光名所がある。

マリーナ・デル・ラゴ

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マリーナ・デル・ラゴは、サント・イレソのおしゃれな高級ショッピング街である。1950年代（湖をはさんだエル・ドラドとほぼ同じころ）に開発されて以来、流行の最先端をゆくマリーナ・デル・ラゴは、時代とともに変わる裕福な顧客たちの好みに合わせて絶えず改革をおこなっている。

建築とデザインの学校、高級ホテルやリゾート、ラ・ガレリア・ショッピングセンター、ノットショア・ヨットクラブやベア・レイクがある。

モンテ・ビスタ

プール付きの豪邸立ち並ぶモンテ・ビスタ。
此処を支配しているのがアナキズムに目覚めた成金の子供達が取り仕切るアイドルス。夜な夜なパーティーを開いては派手に暴れまわっている。

公式サイト紹介文

かつてリオ・サリナス保養地にはサント・イレソの北端にある丘陵地帯までも含まれていた。ここでの開発は、カバナ・カウンティ公園地区およびウッドブッシュ・カントリークラブ（1955年創設）が管理する自然歩道に限定された。

1990年代、地域の経済基盤が資源採取（石油と鉱業）から金融サービスおよびテクノロジーへと移行してから全てが変わった。不動産価格が高騰し、このチャンスをものにしようと投機家たちが動き始めたのだ。

不動産開発業者と投資家は徒党を組み、群の役員を買収してモンテ・ヴィスタの土地を宅地に指定させ、大幅に割り引いた金額で買い上げた。この不祥事によって、重罪の有罪判決を受けた者や政治生命を絶たれた者は少なくなく、地元裁判官も殺害された。しかし、結局、開発業者たちは望んでいたものを手に入れた。

現在、段々になった丘の頂上には、現代風にアレンジされたレトロなスパニッシュ様式の高級住宅が建ち並ぶ。その多くは、毎朝レイクショアにある役員室に通勤する、経営幹部レベルの上級管理者や投資家が所有している。

会員限定の高級ゴルフクラブ「ウッドブッシュ・カントリークラブ」、象徴的なサント・イレソの看板、富裕層の邸宅（アイドルズに占領されているものも）、新鮮な果物や野菜などを販売する屋台がある。