登場人物
セインツ(Saints)

今作ではセインツが結成される前から始まり、セインツを結成後、サントイレソで犯罪帝国を築き上げるまでのストーリーが描かれる。
主要メンバーとなるボス、ニーナ、ケヴィン、イーライは同じアパートに住むルームメイト。それぞれがそれぞれのライフスタイルを持ち、バックボーンや問題を抱えている。
主要メンバーとなるボス、ニーナ、ケヴィン、イーライは同じアパートに住むルームメイト。それぞれがそれぞれのライフスタイルを持ち、バックボーンや問題を抱えている。
ボス

✔歩く殺人パーティー、過剰なまでの自信、「撃ってから質問する」タイプ。ボスは命令に従わない。
役割:用心棒
目標:誰の指図も受けずに生きること
目標:誰の指図も受けずに生きること
今作の主人公。従来シリーズ同様に、キャラクタークリエイトを可能としており、男女の性別は勿論のこと、肌の色、声、体格などを調節可能。
デフォルト状態では黒人の女性として描写されている。字幕表記は「お前」「ボス」。(*1)
デフォルト状態では黒人の女性として描写されている。字幕表記は
ゲームの仕様上、当然愛車はプレイヤー自身が選べるが、冒頭で半ば強制的に運転させられる車がRidgelordである点から、愛車はRidgelordと見て間違いないだろう。
性格は自信過剰で命令に従うのが苦手。何かをさせるには「するな」というのが手っ取り早い。
暴力的で生意気で無責任で頑固で反抗的……とマイナスイメージが付き纏う。しかし、仲間に対する愛情はどこまでも深い。ソシオパスだが。
暴力的で生意気で無責任で頑固で反抗的……とマイナスイメージが付き纏う。しかし、仲間に対する愛情はどこまでも深い。ソシオパスだが。
他のキャラクター同様にバックボーンを持っているものの、基本的にはプレイヤーが好きなようにキャラクターのバックボーンを埋められるようにする為に必要最低限に留まっている。
最低限設定されているバックボーンは、最近大学を卒業し、学生ローンで多額の借金を抱えている事。サントイレソにやってきた理由は明かされていない。
ルームメイトとなる、ニーナ、ケヴィン、イーライと出会い、地元の裏社会で仕事を始め、家賃を賄えるだけのお金を稼いだ事で味を占めるが、その日暮らしとも言える、ゆとりのない生活をしている。
マーシャル防衛産業には警備員として就職。決して刺激的な仕事ではないが、給料は悪くなく、ボスが得意とする殺人、騒乱、器物損壊を行うことが出来るのは悪くなかったらしい。
ミスター・ナワリの確保、ロスパンテロスが盗み出した新技術コーデックスの奪還を成功させた事で、マーシャルのトップ、アティカスに気に入られ、コーデックス発表パーティの警備責任者を任される。
ミスター・ナワリの確保、ロスパンテロスが盗み出した新技術コーデックスの奪還を成功させた事で、マーシャルのトップ、アティカスに気に入られ、コーデックス発表パーティの警備責任者を任される。
しかし、パーティーはロスパンテロスとアイドルズから襲撃され、コーデックスはアイドルズに強奪された事で、その責任を終われ、アティカス直々にクビを言い渡されてしまう。
当然、ボスはボスなりにコーデックスを守り抜こうとした結果がこの始末であったことから、そのショックは大きく、ケビンとイーライからアイドルズのパーティーに誘われるも、それを断り、ベッドに寝込んでしまう。
当然、ボスはボスなりにコーデックスを守り抜こうとした結果がこの始末であったことから、そのショックは大きく、ケビンとイーライからアイドルズのパーティーに誘われるも、それを断り、ベッドに寝込んでしまう。
パーティーには行かず、ロスパンテロスの連絡を無視するニーナと共にテレビを観ながら悲観にくれていた所に、ロスパンテロスがアイドルズのパーティーを襲撃する計画であることを知り、ニーナと共にパーティー会場へと急ぎ、ルームメイト達を救出。
しかし、その結果待っていたのはそれぞれの組織との対立。命さえも狙われてしまうリスクを背負うことになってしまう。
だが、ここで「自分で出来ることを、何故他人の下でやらなければならないのか」という疑問を抱くようになり、ボスはルームメイトと共に”犯罪帝国”を築く事を決める。
だが、ここで「自分で出来ることを、何故他人の下でやらなければならないのか」という疑問を抱くようになり、ボスはルームメイトと共に”犯罪帝国”を築く事を決める。
サント・イレソ警察の資料
遭遇時に社会病質的行動(ソシオパス的行動)を取っていたと報告されている。逮捕する事が出来なかった。 自動小銃や重火器の扱いに長けており、軍隊の訓練を受けていると思われる。 事実上のセインツのリーダーとして、仲間を率いている疑いがある。
ケビン

✔盛り上げ役
✔筋トレを欠かさない
✔テレビのシェフになるのが夢
役割:人脈を持つ男
目標:友達とクルーを大切にする
目標:友達とクルーを大切にする
愛称”ケブ(Kev)”。アナウンストレーラーにて、猫耳付きかつ、某ハッキング系犯罪箱庭ゲームに出てくるキャラクターのようなヘルメットを被っていた上裸の男性が彼。アジア系。
服を着るのを好まず、常に上裸。大きくタトゥーを入れている。音楽とスリル、そして料理が好き。字幕表記は「ケビン」。愛車はOlive。
服を着るのを好まず、常に上裸。大きくタトゥーを入れている。音楽とスリル、そして料理が好き。字幕表記は「ケビン」。愛車はOlive。
イケイケなパーティー好きのアイドルズの一員であり、サントイレソのトップDJとしても名前が通っている。DJとして駆け出した時にアイドルズに加わった。
人を喜ばせる才能を持ち、友人に対しては極めて忠実。彼らの為なら身を挺する事も厭わない。見た目通り騒々しく、メンバーの中でも特に精神面でやや幼い部分もあり、生意気な一面もある。
孤児院で育った事で実の両親を知らず、里親の家を転々とした幼少期を過ごした。
養子として気に入られようとするのに必死で、人に喜ばれる事、他人をいかに幸せにするかが自分の価値だと考えるようになる。
養子として気に入られようとするのに必死で、人に喜ばれる事、他人をいかに幸せにするかが自分の価値だと考えるようになる。
アイドルズのイデオロギーに魅力を感じ、彼らが人々の為に物事を良くしたいと思っていると信じて、忠誠を誓っている。
しかしながら、アイドルズのメンバーの多くがコミューンで暮らす一方、ザ・コレクティブは豪華なヨットに住んでいる事に若干の違和感を覚えている。
しかしながら、アイドルズのメンバーの多くがコミューンで暮らす一方、ザ・コレクティブは豪華なヨットに住んでいる事に若干の違和感を覚えている。
変に顔が広いらしく、色々な所に知り合いが居て、その多くから変なあだ名で呼ばれている。FOMO(*4)に悩まされているらしい。
サント・イレソ警察の資料
群庁舎の損壊、公序良俗違反等、複数の犯罪で指名手配。 声が大きく、威勢も良い。左腕にはタトゥーがあり、上半身裸になると直ぐに識別出来る。 アイドルスの一員と思われるが、しっかりと確認はされていない。組織内での地位は不明だが、複数のアイドルスの集会で目撃されている。
ニーナ

✔エキスパートの逃がし屋
✔自らの手を汚すことを恐れない。彼女の目には強い意志が宿っている
役割:ドライバー
目標:夢を叶えるために必要な金と地位を勝ち取ること
目標:夢を叶えるために必要な金と地位を勝ち取ること
愛車はHollywoodおよびCompton。
アーティステックな一面を持ち合わせて居て、大学では人類学と美術史の学位を取得。
美術館の職員に片っ端から応募したものの、有給のインターンシップは縁故採用で埋まっており、就職先が見つけられなかった。無くなくサントイレソ美術館で無給のインターンシップを受けることになったものの、1ヶ月で辞めたらしい。
美術館の職員に片っ端から応募したものの、有給のインターンシップは縁故採用で埋まっており、就職先が見つけられなかった。無くなくサントイレソ美術館で無給のインターンシップを受けることになったものの、1ヶ月で辞めたらしい。
手に職付ける為、生活費を稼ぐ為に整備士の仕事に就いた事でロスパンテロスと知り合う。
ドライビングスキルは非常に卓越しており、逃し屋として業界随一の腕利き。
その為、ロス・パンテロスとの付き合いも長く、ギャング生活を断ち切りたいと思う反面、仲間の為にはこの生活もやむを得ないと達観している節がある。自分の手を汚す事に関しては天性の才能を持っている。
その為、ロス・パンテロスとの付き合いも長く、ギャング生活を断ち切りたいと思う反面、仲間の為にはこの生活もやむを得ないと達観している節がある。自分の手を汚す事に関しては天性の才能を持っている。
母親を15歳の時に癌で亡くしており、父親に育てられた。
愛車はレモンイエロー/ホワイトのHollywoodでこれは一からレストアしたものらしい。
愛車はレモンイエロー/ホワイトのHollywoodでこれは一からレストアしたものらしい。
サント・イレソ警察の資料
複数の武装強盗事件でドライバーとして目撃されている。盗まれた骨董品関連の事件でも指名手配済み。 家族皆、ロス・パンテロスのメンバーとしても知られており、幼い頃からギャングの活動に参加していた模様。 複数の車両窃盗事件でも指名手配中。プロの運転技術があるようだが、未確認。
イーライ

✔セインツ、影のフィクサー
役割:計画者
目標:帝国を築き上げること
目標:帝国を築き上げること
蝶ネクタイを付け、フォーマルな格好をしている黒人の男性。セインツの頭脳役で企画屋。ナイジェリア系。字幕表記は「イーライ」。愛車はRide。
ビジネスの学位とマーケティングの副専攻を取得しているインテリ。父親は経済学者、母親は生化学者でアメリカ移民。彼はアメリカ人一世。(*5)
その為、労働倫理と高い志を持って育った。
他人の道を歩むのではなく、自分の道を歩むことを望んでおり、それが彼自身が自分でビジネスを立ち上げて、帝国を築き上げたいという野心を抱かせる要因となった。
その為、労働倫理と高い志を持って育った。
他人の道を歩むのではなく、自分の道を歩むことを望んでおり、それが彼自身が自分でビジネスを立ち上げて、帝国を築き上げたいという野心を抱かせる要因となった。
サントイレソには大学時代に働いて貯めたお金(と血漿の販売で稼いだお金)をすべて使って移住してきた。
その理由は「大きな都市環境」と「低い土地の資産価値」という彼の望む条件を満たしていたから。イーライはこの街の不動産で大儲け出来ると考えており、現在全財産(とローン)をちょっとした不動産投資に注ぎ込んでいる……が、今のところ期待したようなリターンは得られていないらしい。
その理由は「大きな都市環境」と「低い土地の資産価値」という彼の望む条件を満たしていたから。イーライはこの街の不動産で大儲け出来ると考えており、現在全財産(とローン)をちょっとした不動産投資に注ぎ込んでいる……が、今のところ期待したようなリターンは得られていないらしい。
ルームメイト達とビジネスを立ち上げる事を夢見ていたらしいが、そのビジネスがまさか犯罪ビジネスだとは思ってもみなかったようだが、原理は同じだと受け入れている。
自分が学んできたビジネスの学位とマーケティングを生かして、セインツの犯罪ビジネスをより大きなものにしようと目論んでいる。
自分が学んできたビジネスの学位とマーケティングを生かして、セインツの犯罪ビジネスをより大きなものにしようと目論んでいる。
仲間思いだが、同時に仲間ではない者に対してはドライな一面もある。行動力と決断力があり、計算高く立ち回るのも得意。嘘を付くのも上手い。その過程で誰かが傷ついても気にしない。
本編よりも少し前、装甲車による強盗事件に巻き込まれ、その際に現場から逃走している。後述のサントイレソ警察の資料に書かれているのもおそらくそれ。
セインツ創設メンバーとなる4人の中で唯一、特定の組織に所属していないキャラクターである。
サント・イレソ警察の資料
武装強盗事件の犯人。容疑者は警官が圧倒されている間に逃亡。逮捕令状が発行された。 計算高く、言葉も上手い。逮捕時には仲間に助けられるまでの間、無実であるかのように装った。 所属不明。複数の低レベルのブルーカラー犯罪の疑いあり。現住所不明。
スニッカードゥードゥル

✔ニャー
✔セインツのマスコット
役割:ネコ
目標:人間をだましてエサとすみかを得る(目標達成済み)
目標:人間をだましてエサとすみかを得る(目標達成済み)
セインツのマスコットにして、猫。声優も勿論猫。メス猫らしい。セインツ初の「猫のセインツ」である。
サントイレソの貧しい地域にあるトレーラーの下で生まれた。
母猫は飼い猫ではなかったものの、スニッカードゥードルとその兄弟猫達は人間から食べ物を貰って育ってきたようす。
母猫は飼い猫ではなかったものの、スニッカードゥードルとその兄弟猫達は人間から食べ物を貰って育ってきたようす。
トレーラーの所有者が引っ越した事で完全に捨て猫となってしまったスニッカードゥードルはサントイレソの路上でネズミや鳥を狩りながら、人間から食べ物をもらって育ったものの、市街地の外の砂漠地帯ではコヨーテの危険がある為、市街地の外へは踏み出さず、彼女は野良猫コロニーのリーダーを次々と倒し、市街地を手中に収めた。
今ではサントイレソに住み着く猫達はスニッカードゥードルに立ち向かうことが出来ない。ボス猫としての地位を得た後、野良猫として生き抜くのを辞めて人間のペットとして贅沢に飼われる選択をする。
彼女に餌を与える人間を総合的に評価し、最も信頼できる餌の提供者としてケヴィンに決めた。
事実、2週間目には建物の外で悲しげに鳴かずとも、ケヴィンは「いつも会う野良猫の為に」餌を用意していた。
事実、2週間目には建物の外で悲しげに鳴かずとも、ケヴィンは「いつも会う野良猫の為に」餌を用意していた。
ニーナが彼女を室内で飼うようにルームメイトであるボス、ケヴィン、イーライを説得し始めた時、彼女は事の成り行きを見守り、彼らに飼われる道を選ぶ。
それは彼女なりに彼らを信頼している証拠でもある。これからまた新しい人間を探すのは手間だし、ケヴィンのように彼女の為に鶏レバーを調理してくれる人間はそうは居ないから。
勿論、彼女なりに誠意を4人に見せており、時々狩りを楽しんでネズミや鳥を狩ってはその食べ残しを彼らのもとに運んで感謝の気持ちを表している。
勿論、彼女なりに誠意を4人に見せており、時々狩りを楽しんでネズミや鳥を狩ってはその食べ残しを彼らのもとに運んで感謝の気持ちを表している。
最初は名前のない野良猫だったが、アパートで最初の夜を過ごした時、ケヴィンがスニッカードゥードルのクッキーを焼いていたことで、彼女は自らの名前をこれ以上悪いものにされぬよう、この名前を受け入れて「ニャー」と鳴いて返事したことでこの名前になったらしい。
マーシャル防衛産業(Marshall Defense Industries)

再開発進み、高層ビル立ち並ぶレイクショアの中でも一際目立つ「マーシャルタワー」に本部を置く民間軍事産業企業、マーシャル。
最新鋭の武器の開発を行うその傍ら、暗殺者集団の養成を行っており、傭兵家業を営む。
最新鋭の武器の開発を行うその傍ら、暗殺者集団の養成を行っており、傭兵家業を営む。
『The Third』に登場した対ギャング制圧組織、STAGイニシアチブや『2』のULTOR社を彷彿とさせる。というよりも、設定そのものはそれらを盛り込んだものとなっている。
地元警察機関はもとより、地元に根づいたあらゆる産業に顔が利く点はまさしく「2」のULTOR社そのもの。一方で、研究開発部が生み出すという技術的進歩によるあらゆる最新鋭兵器は『The Third』のSTAGの要素と言って過言ではない。
地元警察機関はもとより、地元に根づいたあらゆる産業に顔が利く点はまさしく「2」のULTOR社そのもの。一方で、研究開発部が生み出すという技術的進歩によるあらゆる最新鋭兵器は『The Third』のSTAGの要素と言って過言ではない。
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アティカス・マーシャル

マーシャル防衛産業のトップ。
『The Third』にも登場した故・バート・レイノルズと似た雰囲気を持つ、テンガロンハットを被る初老男性。
『The Third』にも登場した故・バート・レイノルズと似た雰囲気を持つ、テンガロンハットを被る初老男性。
保守的に見えるが、意外にも革新的な事も厭わない柔軟性を持ち合わせているが、それもこれも彼が己の利益を追求し続ける性格ゆえ。
入社2日目のボスの能力を買って、コーデックス警護チームの責任者に指名するも、ロスパンテロスとアイドルズの襲撃により、コーデックスが盗まれ、その責任を全てボスに取らせた。
入社2日目のボスの能力を買って、コーデックス警護チームの責任者に指名するも、ロスパンテロスとアイドルズの襲撃により、コーデックスが盗まれ、その責任を全てボスに取らせた。
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グウェン
マーシャルの警備主任。女性。ボスの上司に当たる人物で、ボスを「新入り」と呼ぶ。
命令に従わないボスに厳しく当たるが、同時にボスの能力を買ってる人物でもあり、ボスを”上手く”利用しながらも、アティカスのお眼鏡にかなったボスに対し、彼を警戒するよう、助言する。
命令に従わないボスに厳しく当たるが、同時にボスの能力を買ってる人物でもあり、ボスを”上手く”利用しながらも、アティカスのお眼鏡にかなったボスに対し、彼を警戒するよう、助言する。
実はLARPのプレイヤー。日本語版では翻訳のせいで敬語で話したりいきなりタメ口で話したりと口調に一貫性がない。
マイラ・スター
マーシャルの取締役の一人。
アティカスにとっては彼女も所詮消耗品に過ぎず、彼女が亡き者になってしまおうが、構わない様子。
アティカスにとっては彼女も所詮消耗品に過ぎず、彼女が亡き者になってしまおうが、構わない様子。
一方、彼女もまたアティカスに、マーシャル一族に思う所があるらしく、マーシャルのセインツ買収計画に際してボスに取引を持ちかける。
ロス・パンテロス(Los Panteros)

壁にグラフィックが描かれている貧困地域ランチョ・プロヴィデンシアで改造された大型のアメリカンマッスルカーのV8エンジンを響かせる筋骨隆々のラテンアメリカ人。
力と筋肉で支配できると考えており、近接武器を愛用する他、重火器の使用にも長けている。チームカラーは黄色と黒で、「ロス・パンテロス」が意味する「パンサー達」、つまりパンサーの体毛の色。
力と筋肉で支配できると考えており、近接武器を愛用する他、重火器の使用にも長けている。チームカラーは黄色と黒で、「ロス・パンテロス」が意味する「パンサー達」、つまりパンサーの体毛の色。
サント・イレソにおける犯罪活動は彼らが牛耳って居ると言っても過言ではなく、自動車窃盗、ドラッグ取引、みかじめ料の徴収、密輸など、基本的な犯罪は彼らが行っていると言って差し支えない。
サント・イレソで生まれ育った人間が大半を占めるらしく、部外者を敵対視するようだが、”敬意”をしっかり払い、出しゃばる真似をしなければ問題は避けられる。
サント・イレソで生まれ育った人間が大半を占めるらしく、部外者を敵対視するようだが、”敬意”をしっかり払い、出しゃばる真似をしなければ問題は避けられる。
従来セインツシリーズらしい、ギャング組織で、初代の「ロス・カルナレス(Los Carnales)」や2の「ブラザーフッド(The Brotherhood)」を彷彿とさせる。
ロス・パンテロスの項目も参照。
ロス・パンテロスの項目も参照。
トレードマークもパンサーをモチーフにしたと思われるネコ科大型肉食獣をあしらった物となっている。
+ | 公式サイト紹介文 |
セルジオ・ヴェレス

現在のロス・パンテロスを率いる人物。愛車はGargantua。
先代以前の頃のロス・パンテロスは家族のように仲間同士の結束の強いギャングだったようだが、彼に変わってからというもの、すべての中心が彼になってしまい、かつてのようなロス・パンテロスは無いとは、ニーナ談。
先代以前の頃のロス・パンテロスは家族のように仲間同士の結束の強いギャングだったようだが、彼に変わってからというもの、すべての中心が彼になってしまい、かつてのようなロス・パンテロスは無いとは、ニーナ談。
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アイドルズ(The Idols)

ピンクの衣装に身を包む奇妙な集団。モンテ・ヴィスタの高級住宅地の中でも一際大きい屋敷を保有ないし占拠しており、夜な夜なパーティーを開催する事もある。
彼らは自称アナーキスト集団で、自分達が新世界秩序の象徴だと考えている。トレードマークはプロビデンスの目をモチーフにしたようなものが用いられている。
彼らは自称アナーキスト集団で、自分達が新世界秩序の象徴だと考えている。トレードマークはプロビデンスの目をモチーフにしたようなものが用いられている。
縄張りはモンテ・ヴィスタとオールドタウン周辺。アイドルズの項目も参照。
後述する仕切り役の”コレクティブ”達はモンテ・ヴィスタの大きい屋敷であったり、大型の高級ヨットで生活している一方、大半のメンバーはオールドタウンにある廃遊園地にコミューンを作り、生活している様子。
後述する仕切り役の”コレクティブ”達はモンテ・ヴィスタの大きい屋敷であったり、大型の高級ヨットで生活している一方、大半のメンバーはオールドタウンにある廃遊園地にコミューンを作り、生活している様子。
『The Third』に登場したハッカー集団でサイバーパンクファッションに身を包んでいたデッカーズ(Deckers)を彷彿とさせる部分がある。
昨今、アメリカの若年層を中心に共産主義的思考が良いものと思われるようになるくらい、現在の資本主義社会が形骸化しつつこともあり、SNS上では陰謀論を展開するような、過激な発言をする人物が散見される。
アイドルズは世相を反映させた勢力と言っても過言ではなく、個を捨て、集団となる点を重んじる点や、カルト的思考も含めて、まさしく、疲弊した現代アメリカを象徴する負の側面と言えよう。
アイドルズは世相を反映させた勢力と言っても過言ではなく、個を捨て、集団となる点を重んじる点や、カルト的思考も含めて、まさしく、疲弊した現代アメリカを象徴する負の側面と言えよう。
とは言え、公式サイト紹介文にて”馬鹿げたもの”という文面がある事や、SNSで教義を広めながらも、筋金入りの信者が多いわけでは無い点等が挙げられている点から推察するに、所詮は若気の至りで破壊活動や謎のテンションで盛り上がってしまう、若者の集団という側面が強く、本来の目的の達成の為に行動を起こしているのは彼らを取り仕切る”ザ・コレクティブ”と彼らに近しい者達だと思われる。
ただし、数こそが正義である事も理解している事を考えるに、そこも計算に含めてのものと推測できる。
ただし、数こそが正義である事も理解している事を考えるに、そこも計算に含めてのものと推測できる。
本質的にはデッカーズのような陰キャラ的な専門知識が高い連中の集まりというよりも、アイドルズをアイコンとして捉え、それを利用しながらSNSで拡散やいいねを得たいという承認欲求の強い、イケイケな陽キャラ集団の方が近いと言える。彼らのギャング車両の一部には自撮り棒が取り付けられていたり、戦闘中にセルフィーを撮影し始める辺りがまさしく彼らがどういう者達かを象徴としている。
+ | 公式サイト紹介文 |
ザ・コレクティブ

ヘルメットを被った謎の首謀者達。全員で6人。メインストーリーで3人、シノギで2人、指名手配で1人を始末。比較的あっさりしたケリの付け方をすることになるのは他の組織と異なり、一人で組織を牽引しているわけではないからだろう。
当然、それぞれが”個”を持って居ない為、その存在や素性は謎に包まれたまま。
男性も女性も両方居る様子。判別方法は彼らが被る猫耳付きヘルメットの電子フェースプレートのみで格好もピンク色のスーツで統一。
男性も女性も両方居る様子。判別方法は彼らが被る猫耳付きヘルメットの電子フェースプレートのみで格好もピンク色のスーツで統一。
大型のヨットを保有し、更には高級住宅地のモンテ・ヴィスタで一際大きい豪邸をも掌握している点や、ヘリコプターを持っている事も加味して考えればどこぞの資産家や御曹司が逸脱した成れの果てと考えるのが自然だろうか。
+ | 公式サイト紹介文 |
その他キャラクター
ジム・ロブ
Jim Rob'sのオーナー。元々マーシャルの警備員で長年ガレージ経営をするのが夢だったらしく、ミッション「観察報告」をボスとともに遂行した後、退職してガレージを開いた……のだが、アイドルズに妨害され、必要な機材を強奪されてしまい、ボスに奪還を依頼する。
以降、ボスと交友関係を深め、セインツを立ち上げる際には彼の協力を取り付ける事が出来たらしい。字幕表記は「JR」。
メインシナリオに関わる場面は序盤のみだが、シノギを進める事で徐々に解除されていくストーリーでは関わる機会が多く、警察からはセインツの関係者としてマークされている様子。
ジム・ロブはセインツロウの開発者であるジム・ブーンとロブ・ゲーブルをモデルにしているらしく、別の開発者が二人の顔を1つに合体させたことからこのアイデアが生まれたらしい。
ナワリ
凄腕の殺し屋。最初のミッションにてマーシャルに捕らえられ、その後、マーシャルが経営する民営刑務所・フロンティアの特別牢に収監された。
数多くの手下を有しており、組織している上、その殺しのスキルは裏社会では一定の評価を得ているのか、多額の報酬金を得ているようで、サント・イレソの各地に武器庫を隠し持っていたり、拠点を持っている。おまけにTornadoのような攻撃ヘリやロケットランチャーを大量に保有している始末。
セインツがマーシャルの列車から金塊や現金を強奪する計画を企てた事で、強力な助っ人が必要だと考えたボスがフロンティアから彼を脱獄させた後、セインツに勧誘。
最初はセインツ及びボス達に深入りする事を避けていたものの、ケブ、イーライ、ニーナ達とも交流を持った事やセインツと共に列車強盗を遂行した事でより関係を深めセインツの一員として関わる事を決めたのだが……。
+ | ネタバレ |
アントニオ・エスピナ
サント・イレソ博物館の主任学芸員。ハミングバード・コーデックスの研究を行なっている。