本名:アトモス=レヴィリファス
性別:男
年齢:36歳
出身:ルーマニア
属性:水
担当科目:魔法薬学(高等部全学科必修科目)
紋章学(高等部全学科選択科目)
魔法薬創薬研究科(大学部)
顧問:散歩愛好会(人数不足のため部ではない)
趣味:猫と戯れる、女の子鑑賞、散策、生徒をからかう
詳細:
薬の秀才。しかし極度の変態。更にお馬鹿(人間的な意味で)。
前髪が長いため目が見えないが、これは死神の憑いた目を隠すため。
「愛の感情」を死神に奪われたため、性格が捻じ曲がり、人との密な関係が築けない。
また、契約の代償のため、極度に打たれ弱い。
死を非常に恐れているため、命を奪うことを嫌う。
学園長には恩があるため頭が上がらない。
怪しい薬を作っていないか学園長に研究室をガサ入れされ、泣きを見る。
シモネタをTPO弁えず振りまくため、男子には人気だが女子には一部を除き不評。
増え続けてしまう血を抜く際に「そろそろ(血を)抜いとくか」など誤解を受ける発言を多くする。
血を抜き忘れて吐血し、それをニヤニヤしながら回収する様子から、生徒の間ではM疑惑も囁かれている。
口癖は「ポーション飲むかい?」、「今度デートでもどう?」、「別嬪なネーチャンいねーかな」。
朝が非常に苦手で、講義はすべて午後に行う。起きて直ぐは頭が回らない。
講義の無い時間はネコと戯れながら散歩をしている。
学園の至る所にテレポート用の魔法陣を敷いているので神出鬼没。
休み時間には生徒に絡むべく学舎を徘徊する。特に女の子と萬家の長男がお気に入りらしい。
その際、散歩愛好会の勧誘もついでにしているらしいが、成果はほとんど無いようだ。
研究室に篭るのは夕方で、一日数時間程度。本人曰く「ネコや生徒と戯れている時の方が閃くから」。
7時頃に大学部の生徒の研究をチェックして仕事を終える。
食事は完全に洋食派で、米は口にしない。お気に入りはピザ、トースト、パスタにコーヒー。
朝食は摂らない主義(摂れないとも言う)で、昼夕夜の3食を摂る。
間食が好きで常にビスケットとコーヒーを携帯している。ネコまっしぐらな美味しさだとか。
服装は細身のタキシード+蝶ネクタイ+黒の襤褸マント。
ルーマニアのスラム街で生まれ育ち、極貧ながら普通の生活を送っていた。
ところが8歳の誕生日に、両親が暴漢に襲われ他界。
以後ストリートチルドレンとして生きることとなる。
元々は魔力は全く持ち合わせない、ごく普通の人間だった。
魔力を得るきっかけになったのは、皮肉にも己の命の危機だった。
14歳の夏、いつも通り薄汚い路地裏で食事をしていると、突然浮浪者に襲われた。
必死の抵抗も空しく、身体をナイフで何度も刺される。
溢れ出る鮮血。その真っ赤な世界の中で抱いた感情は「憎悪」。
気がつくと、霞んで行く視界に何者かが居た。
高まった憎悪の感情を嗅ぎ付けて来た彼は、「アークヴェイン」という名の死神だという。
彼は命を救う代わりに「契約」をしろと迫る。
浮浪者への復讐で頭が一杯だったアトモスは、迷うこと無く契約を結んだ。
こうして、普通の人間だったアトモスは魔力を得ることとなった。
魔力を得てなんとか生き延びたが、様々な副作用と戦うことになったアトモス。
憎しみの感情は治まらず、周囲へと向けられるようになる。
己の身体に必要な魔法薬を作る傍ら、麻薬めいた物をストリートに流し始めた。
また、惚れ薬などで女を誑かし、ストリートの王へと成り上がった。
この頃には、もとの純朴な少年の面影はなく、暴力と性欲の塊、即ち変態となっていた。
ただ、死に瀕した経験がトラウマとなり、命を奪うことは出来なくなった。
16歳の春、たまたま学園長と出会い、無謀にも勝負を挑んでボコボコにされてしまう。
その後、学園長の気まぐれ(きっと何か考えがあったはず)で学園に入学することとなる。
死神の魔力と生きる為に得た薬の知識のおかげで、なんとかホゾリウス学園を卒業する。
しかし、就職するアテもなかったので薬の研究を続けていたら、いつの間にか教師側になっていた。
トールマン学園長
タイマンでボコボコにされたため、恐れている。
しかし、学園入学や教師採用など恩が多いため、感謝はしている。
ただし研究室にガサ入れされるのだけは勘弁して欲しいと思っている。
グラハイム・シュペルツ
彼が暴走して血を求めたとき、真っ先に逃げ出すのがアトモス。
頻繁に出血する必要があるためか、血の匂いがするようだ。
阿久屋 千織
勝手に「別嬪なねーちゃん第一号」と称えている。
毎回口説きにかかってはガオガオに食われかけるという繰り返し。
ガオガオはアトモスの血肉が大好きなようです。
阿久屋 将耶
将耶の呪符に興味があり、見せてもらおうとしてるが中々見せてくれない。
姉にちょっかいをだすアトモスのことは多分好きではない。
フェリア=ゲハルト
散歩してると森でたまに見かける。謎の粉の正体に興味津々。
でもやっぱり見せてはもらえない。
萬 蟻淡
からかいやすさNo.1。無駄に絡むのは心の暗い部分をなんとなく察しているため。
丈夫だからという理由で薬の実験台にしたりする。(人体実験ダメ、ゼッタイ)
李家 空 > R.U.
(考え中)
カイム
ネコの姿のときのカイムを激しく愛でている。
人間の姿になるとすごくしょんぼりする。
浜瀬 朋
新薬創製に興味があるということで割りと接点がある。
が、それを良い事に生贄にされたり、材料やレシピを奪われたり。
アトモスの研究室は勝手に使っていいと許可を得ている。
アミリム・セス
紋章と文字による研究を一緒にする・・・という名目で口説いたりからかったり。
浜瀬朋と並んで研究室によく来る生徒。お気に入りだ。
魚屋 勝
直接的にはあまり接点がないが、坂上商事の製品を愛用しているため、父親に伝言などを頼む。
愛用のナイフ(ただ単に血を出す用)も坂上商事製。魚屋3号もよく使う。
英字表記は「Arkvein」で、血液を司る死神。
人間に限らず、あらゆる生物と「契約」を結び、「魔力を増幅する媒介」にする。
その媒介が死んだ後、その魂を狩ることで己の魔力を増やす。
契約の際、感情の一つを契約料として奪い取る。
契約後は契約した媒介の両目に憑依する。
血液に魔力を付与し、血液が枯渇することが無くなる。
ただし副作用として、血液が際限無く増え続けるため定期的に排出する必要がある。
更に肉体の損傷に対する回復力が失われるため、魔法で回復しなくてはならない。
また、契約料として「愛の感情」を奪われた。
遠距離を得意とするため格闘術などは苦手だが、回避術は得意。
攻撃では水魔法を使うが、水の代わりに魔力の宿った血を用いる。
血は必要なとき、随時身体を傷つけることで採取する。
ストリート生活で培った魔法陣によるトラップや薬などを駆使する。
どちらかというと戦略で勝つタイプで、パワーで圧倒することは無い。
アトモスの属性は水(血液)だが、幾つかの使用方法がある。
1.水魔法
発動が早いため、直接戦闘に使う魔法形態。
・一片の悲しみを小鳥に託して(バードソング)
-血で創った弓矢。矢が放たれた瞬間鳥に変形し、対象を追尾する。
・薔薇の舞う水無月の風(ローズウィンド)
-血を薔薇の花びらの形にし、一気に飛ばす。
・全てを包み込む天の恵み(イビルティアーズ)
-血の溶解液を雨のように降らせる。
・紅き眼の勇敢な騎士(クアールキャット)
-赤眼の黒猫を創り出し、操る。
・拒絶の壁(リジェクトウォール)
-血の壁を展開し、攻撃を防ぐ。
・不吉な正八面体の部屋(オクタヒードラルケイジ)
-血で出来た檻に閉じ込める。
・聖母の慈悲ある愛(ブラッディマリア)
-対象を完全に無力化する。ただし愛を失った今は発動できない。(死亡ルート用)
2.魔法薬
アトモスが最も得意とする魔法形態。敵味方双方に使用できる上、ストックもできる。
・癒しの北風(ノーザンブリーズ)
-傷を回復する薬。
・癒しの南風(サザンブリーズ)
-魔力を回復する薬。
・小悪魔の口付け(ウィキッドキッス)
-幻覚作用をもたらす薬。
・毒蛇の一咬み(ヴェノムバイト)
-皮膚から入り、細胞を破壊するとんでもない薬。
・赤の癇癪玉(レッドフラワー)
-爆発して撹乱する。
・虫食いの穴(バグバイト)
-装備品を溶かす薬。
・永世中立薬(ニュートラント)
-万能薬。色々と治るらしい。
3.魔法陣
血と紋章の魔力を併せた魔法形態。戦略的要素が強い。
基本的にサイズが大きいほど効果が弱く、紋章が細かいほど効果が強い。
つまり時間をかければより強力な魔法陣を創ることができる。
・祝福の孤島(ヒールアイランド)
-リジェネレーション効果。
・危険な領域(レッドゾーン)
-血の針が噴き出る魔法陣。
・時限式花火(クロックボマー)
-踏むと爆発する魔法陣。
・呪いの蟻地獄(マナトラップ)
-魔力を吸い取る魔法陣。
・悪魔の抜け道(トリックルート)
-テレポートする魔法陣。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
~魔法薬学講義シラバス~
魔法薬学では、基礎的な魔法薬の調合方法を学びます。
魔法薬の調合は人によりかなり向き不向きがあります。
そのため、成績は出席と課題を重視しています。
1.ポーション(回復薬)
・体力回復薬
・魔力回復薬
・外傷回復薬
・解毒薬
2.ポイズン(毒薬)
・睡眠薬(睡眠)
・視神経薬(盲目)
・運動神経薬(マヒ)
・自白薬
・惚れ薬(冗談です)
3.アンプリファイア(増幅薬)
・感覚薬
・強化薬
・耐性薬
評価内容
出席点:20%
課題点:40%
試験:40%
その他、態度によって加味する場合がある。
成績の思わしくない生徒には、本人が希望する場合のみボーナス課題を与える。
~紋章学講義シラバス~
紋章学では、魔力を生じる模様や呪文を勉強します。
魔法陣や御札、刺青など使い方は多岐に渡るので、評価は試験のみです。
自分なりの使い方を模索し、成果を見せてください。
1.紋章の基礎知識
・紋章の大きさと魔力の関係
・紋章の密度と魔力の関係
・紋章の描き方と消し方
2.紋章用の模様と呪文(スペル)
・攻撃用
・回復用
・状態変化用
・特殊効果用
3.実戦での用途、戦略
・自分の身体に描く
・トラップとして使う
・日常に役立つ紋章テクニック
評価内容
出席点:0%
課題点:0%
試験:100%
試験のみの評価。好きな時に試験を受けることが出来る。
また、結果に納得が行かない者は何度でも受けることが出来る。
A 86~100%
B 71~85%
C 56~70%
D ~55%
~魔法薬創薬研究科~
新薬創薬をメインに、効率の良い調合法、薬効の改良などを研究する学科です。
魔法薬の種類(攻撃、回復)は問いません。
真面目に勉強するだけでなく、大学生活を満喫したいという人を待っています。
研究という方法を用いて勉強するため講義は少なめで、独創性や発想力が求められます。
自由時間は多いので、時間を有効活用すれば楽しい大学生活を送ることができるでしょう。
勿論、自由には自己責任が付いてくることはお忘れなく。
興味がある方は大学部にある私の個人研究室へお越しください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
コメント欄:
かなり長いので削除や指摘などあったらお願いします。
2キャラやりたかったけど俺の技量じゃ無理!って判断したんで、合体しました。
人間関係は適当に思いついたのを書きました。
でも必ずしも絡ませる必要はないので、もし「これはねえよw」ってのがあったら言ってくださいな。
最終更新:2008年05月16日 22:12