3竜の棲み処

紅蓮の洞窟、氷雪の洞窟、迅雷の谷。
いずれも強力な3竜と呼ばれるドラゴンたちの棲み処だ。
彼らの棲み処に足を踏み入れる勇気があるのであれば、心して進むといいだろう……。

世界樹シリーズおなじみの3竜に挑めるダンジョン。
この世界の3竜は比較的おとなしめとの噂も囁かれているが、
その行く手には雷を操りドラゴン狩りに来た冒険者たちを血祭りにあげているモンスターが生息しているらしい…。

もしどの迷宮から挑戦するか迷っているのであれば、当迷宮案内では迅雷の谷をお勧めする。

なお、本作においてもそれぞれの竜たちはレア素材の逆燐をドロップする。
討伐時には、黄泉の粉を2個以上持ち込んで挑みたい。
(討伐後復活もするので、万が一素材をゲットし損ねても大丈夫です)



【共通のモンスター、D.O.E】

モンスター

3竜の棲み処である迷宮には、それぞれの竜が司る属性のモンスターが多く生息するが、
一部のモンスターは、3迷宮のいずれにも生息しており、
その存在が各迷宮の難易度上昇につながっている傾向がある。

■ライデンジュウ(ノーマル)
部屋全体攻撃の「大放電」スキルを使用してくる厄介者。
ダメージは、防御力の高いパラディンでも100前後、後衛クラスだと180前後のダメージを受ける。
その上、強い物理耐性を持っており物理攻撃は通りづらい。その上素の耐久自体超ヨウガン・ヒョウガジュウより高い。
属性攻撃でも瞬殺できないのであれば、スキル封じ等の状態異常付与で処理するのが安定だろうか。
唯一の救いは、出現率がそれほど高くない事。なるべく遭遇しないことを祈ろう。

■さまよう魔眼(ノーマル)
遠距離攻撃カウンターの「反射の魔眼」で、こちらの飛び道具(おそらく射程:直線全て)をやり返してくる。
ならば近接攻撃で殴ろうにも斬、突、壊全てに耐性持ちの上、回避率も高いと抜かりない。
また、「狂奮の瞳」で部屋全体に対して物理攻撃力アップの強化もしてくる。
自らが行う強力な攻撃こそ持っていないものの、
ライデンジュウとは別の意味で厄介者といっていい存在である。

■リュウノオトシゴ(水棲類)
ライデンジュウ対策に通路におびき寄せてるスタイルを取る冒険者に
貫通の「水鉄砲」をお見舞いしてくる。シンプルながらかなり痛い。

■悠然たる堅王(ドラゴン)
こちらは「グラインダー」で突っ込んでくる。物理耐性が高く、力溜めからの攻撃にも注意。

D.O.E

3竜の棲み処である3つの迷宮に生息しているD.O.Eは全て共通している。

永劫の玄王
強耐 強耐 強耐 通常
冒険者をエサとして認識しているカメ型の大型D.O.E(ドラゴン)。
第10迷宮に出てきた魔界の武王よりも耐性が若干低め。
とは言え、氷属性以外は通り辛いので討伐するのに時間がかかるかもしれない。
こちらもやはり氷属性での攻撃が行えるパーティで臨みたい。
余談となるが永劫の玄王はスキル「百年の○○」を持ち、魔界の武王はスキル「千年の○○」を持つ。
つまり魔界の武王の若い頃ということかもしれない。

古空の支配者
通常 通常 通常 通常 通常 通常
鳥型の大型D.O.E(アニマル)。

コカトリス
通常 通常 強耐 通常 通常 強耐
ニワトリ型の大型D.O.E(アニマル)。

【紅蓮の洞窟】

内容

名称 最下層 強化 砦建設可能数 砦建設可能層 ボスの有無 出現条件
紅蓮の洞窟 24F 3F/6F 8 22F あり 第9迷宮クリア
全24層、モンスター強化2回の比較的小規模なダンジョン。

火竜の棲み処ということもあって、赤色を基調とした暑苦しさ漂うダンジョン。
途中から溶岩が登場。当然溶岩でアイテムロストすることも。
最下層には、火竜である偉大なる赤竜が待ち構えている。

道中のモンスターは、炎属性が多い傾向と思いきや氷属性使いもそこそこいる。
おそらく雷も印象に残るだろう。

ダンジョンの内容としては第10迷宮 水晶の崖とほぼ同じ。
比較的浅い階でモンスターの強化が行われ希少種の出現頻度も高い。
難易度も、第10迷宮と同等かそれ以上なため油断は禁物だ。

モンスター

炎属性の攻撃スキルを使用するモンスターが多数生息している。
ここでは注意が必要な紅蓮の洞窟固有のモンスターを紹介している。
※ちなみに最も注意しなくてはいけないのはライデンジュウ

■うろつく跳獣(アニマル)
ハードパンチャーのカンガルー。
繰り出される拳は確かな威力。ついでに状態異常も付与してくるテクニシャン。
「コークスクリュー」は後衛クラスを一撃死させるのに十分な威力を持っている。
防御力が低いクラスでうかつに近づくのは止めておきたい。
また、周囲1マスに対するカウンタースキル「カウンターブロー」も使ってくる。
近接攻撃しかできないため、パラディンとタイマンを張らせるか、離れたところで戦おう。

■火食い鳥(アニマル)
「コロシッブオーラ」で、部屋に対して物理耐性ダウンを付与してくる。
本迷宮には物理攻撃力の高いモンスターも多数生息しているため危険度が増す。
また、自身の「力溜め」からの通常攻撃もかなりのダメージとなる。

ボス

偉大なる赤竜
通常 通常 通常 鉄壁 弱点 通常
火竜こと、偉大なる赤竜。タイプはドラゴン。
耐性面は炎は鉄壁、氷は弱点、他は通常となっており、初見でも戸惑うことはないだろう。
HPは推定で3300前後。

「ドラゴンクロウ」「ドラゴンビート」「ファイアブレス」などの攻撃スキルを中心に、
「轟く咆哮」「火竜の猛攻」「火竜の激震」などを搦めてくる。

「ドラゴンクロウ」は普通の近接単体攻撃。
「ドラゴンビート」はランダム多段攻撃。
攻略時の防御力だと1ヒットあたりパラディンでも40、後衛クラスだと80くらいの攻撃か。
運悪く一人に攻撃が集中しなければあまり脅威とはならない。

炎属性攻撃である「ファイアブレス」は意外にもおとなしい。
道中で出くわすライデンジュウよりも威力は低いかもしれない。
また対象範囲は部屋ではなく、特定方向の範囲攻撃となっているため
位置調整(方向に対して1マスあけておけば)をすることによりダメージの分散を図ることが可能となる。
炎属性に対して対策しておけば更にダメージを減らすことも可能だが、無理に対策しなくても問題はない。

自身を物理攻撃アップ(2回重ね掛け)+炎属性攻撃アップする「火竜の猛攻」を使用してくる。
物理攻撃力の上昇はすさまじく、直後に「ドラゴンビート」を使用されると
1ヒットあたりパラディンでも150、後衛クラスだと300くらいのダメージ+麻痺を受ける。
このコンボを受けるとパーティはほぼ壊滅状態になると考えていい。
「ファイアブレス」の威力も上昇するが、こちらはライデンジュウと同等程度の威力になるくらいで、
道中を乗り越えてきたパーティならば耐えきれるものと思われる。

「火竜の猛攻」による物理攻撃力アップにどう対処するかがカギとなる。
本家でも定番の対策として強化を解除すれば確実。
スキル封じの印石でスキルそのものを封じる、カースメーカーやファーマーの状態異常で行動を抑え込むのも良いだろう。


【氷雪の洞窟】

内容

名称 最下層 強化 砦建設可能数 砦建設可能層 ボスの有無 出現条件
氷雪の洞窟 25F 3F/10F 8 23F あり 第9迷宮クリア
全25層、モンスター強化2回の比較的小規模なダンジョン。
他より分岐がやや少ないのが特徴。

氷竜の棲み処ということもあって、涼しげな色調の幻想的で美しい造形をしている。
最下層には、氷竜である氷嵐の支配者が待ち構えている。

強力な氷属性攻撃を繰り出してくる強敵が待ち構えており、
おそらく道中の難易度はドラゴンの棲み処の3迷宮の中で一番高い。

モンスター

氷属性の攻撃スキルを使用するモンスターが多数生息している。
この項では、氷雪の洞窟固有のモンスターを紹介している。
中でも超ヒョウガジュウとライデンジュウのペアは本迷宮の脅威であろう。

■超ヒョウガジュウ(ノーマル)
部屋全体攻撃の「凍える霧」スキルを使用してくる。
その破壊力は、ライデンジュウよりも高く、150~250程度受ける。
当然ライデンジュウとペアを組んで現れることもあり、本迷宮の難易度を押し上げている厄介者。
このペアに遭遇すると、絶望する人もいるかもしれない。

耐性面も斬突壊いずれも高い物理耐性を持つ。
炎耐性が急所となっているため、うまくついて速攻で封じたいところ。
幸い弱点を考慮しなくてもライデンジュウよりは脆いので、睡眠の巻物で動きを止めつつさっさと融かしてしまおう。

■水辺の処刑者(水棲類)
斬突壊いずれも高い物理耐性を持ち、即死付与スキル「死神の爪」を使用してくる。
「死神の爪」は近接攻撃スキルなので、弱点となっている雷属性攻撃等でなるべく近づかれる前に処理したい。
なお、本迷宮には強化されたメタルシザースも生息している。紛らわしいが混同しないようにしょう。

■魔界の邪竜(ドラゴン)、ドレッドヒュドラ(ドラゴン)
大型D.O.E並みの巨体から、ランダム多段HIT攻撃を繰り出してくる7つの頭部を持つドラゴン。
複数ある頭部を使って攻撃してくるため、通常攻撃時、スキル使用時いずれも最大7ヒットする。
シレンシリーズのシャーガ系、トルネコシリーズのキラーマシン系に相当する難敵。
防御力が低いと怒濤の連撃でまず一撃死するため、絶対に近づかないように立ち回りたい。
さまよう魔眼の「狂奮の瞳」による攻撃力アップで強化を受けた攻撃が集中して、
身を固めたパラディンでも致命傷となることもあるので一緒に出てきたときは尚のこと注意しよう。

ボス

氷嵐の支配者
通常 通常 通常 通常 鉄壁 弱点
氷竜こと、氷嵐の支配者。タイプはドラゴン。
耐性面は氷は鉄壁、雷が弱点、他は通常となっている。

「アイスブレス」、「アイスクラッシュ」、「絶対零度」などの氷属性攻撃スキルを中心に、
「劈く叫び」「氷の境界」などを搦めてくる。

「アイスブレス」は特定方向への範囲攻撃。属性が氷となっただけで、偉大なる赤竜の「ファイアブレス」と同じ特性を持つ。
「アイスクラッシュ」は、部屋全体への氷属性攻撃。威力的には、「アイスブレス」と同程度。
「劈く叫び」は部屋全体に対する睡眠付与。付与率が高く全員眠ってしまう事もよくある。
幸い、効果は2ターン程度で切れるのが救い。

「氷の境界」で、パーティ全員に対して氷属性防御ダウンの弱体化を付与してくる。
ダウン効果が著しく、比較的威力がおとなしかった「アイスブレス」のダメージも2倍程度に跳ね上がる。
部屋全体に対する高威力な氷属性攻撃「絶対零度」は更に危険。
氷属性がダウンした状態で攻撃を受けると、一部のクラスを除いて一撃死級(300前後)のダメージを受ける。
状態異常等を用いて発動させないようにするのが基本か。

攻撃系スキルは氷属性に偏っているため、パラディンの「アイスガード」や
料理「氷結ビアル」等で氷属性への耐性を高めて臨むのもいいだろう。


【迅雷の谷】

内容

名称 最下層 強化 砦建設可能数 砦建設可能層 ボスの有無 出現条件
紅蓮の洞窟 15F 3F/10F 6 11F あり 第9迷宮クリア
全15層、モンスター強化2回の小規模といっていいダンジョン。
そのぶん横方向にびっしりと広がっているため、D.O.E狩りには難儀する。

雷竜の棲み処ということもあって、
ダンジョンの様相は途中から金色に輝く鉱山といった趣になり、ゴージャス感漂う趣となる。
最下層には、雷竜である雷鳴と共に現れる者が待ち構えている。

道中のモンスターは、雷属性が多い傾向にあるが、
厄介者と呼べるモンスターも3迷宮共通のライデンジュウや、多首竜の連中しか生息しておらず
全15層と浅いこともあり、おそらく3竜の棲み処で一番道中が楽なダンジョンだろう。

モンスター

雷属性の攻撃スキルを使用するモンスターが少数生息しているが、脅威となるようなモンスターは少ない。

■魔界の邪竜(ドラゴン)、ドレッドヒュドラ(ドラゴン)
氷雪の洞窟の項を参照。

ボス

雷鳴と共に現れる者
通常 通常 通常 弱点 通常 鉄壁
雷竜こと、雷鳴と共に現れる者。タイプはドラゴン。
耐性面は雷は鉄壁、炎が弱点となっている。HPは3500。

雷属性攻撃スキルの「サンダーブレス」、「轟雷」、
攻撃と共に状態異常もしくは弱体化を伴う「恐ろしき龍牙」、「古竜の呪撃」などを中心に攻撃してくる。

まず気を付けなければいけないのは「呪われし遠吠え」だろう。
味方全員の強化を解除してからテラー状態付与してくる。
付与率は高く、リジェネワルツ、加護の号令などの回復効果も一気に解除されるため、
これに頼ったパーティの生存性が一気に危うくなる。
また、リフレッシュワルツによる状態異常の回復はターン終了時の為、
強化解除が先となり予防策としては意味をなさないことを覚えておこう。

「サンダーブレス」は特定方向への範囲攻撃。
属性が雷となっただけで、偉大なる赤竜の「ファイアブレス」と同じ特性を持つ。
「恐ろしき龍牙」「轟雷」は攻撃と共に、それぞれ物理防御力ダウン、麻痺を付与してくる。

「古竜の呪撃」は、単体攻撃と共に痛み分けの状態異常付与を行う。
痛み分けは、モンスターに与えたダメージが痛み分けが付与されているメンバーに返ってくる。
強力なスキル攻撃を使用する前に、状態異常を必ず回復するようにしたい。

「雷の境界」の効果は、雷属性防御ダウン。
効果が高く、比較的威力がおとなしかった「サンダーブレス」「轟雷」のダメージも2倍程度に跳ね上がる。

「呪われし遠吠え」が少し厄介なことを除けば、属性攻撃もそれほど強くもなく、
絡め手が中心のスキル構成である。3竜のなかでは、比較的御しやすいほうだろう。

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最終更新:2020年05月02日 16:09