オッゴ

オッゴ  MP-02A


既成部品流用で開発、量産した駆逐モビルポッド。ザク系武装が使え、簡易生産の為コストが低い。

基本データ
兵種 近距離戦型
出撃可能地域 地上:×
宇宙:○
コロニー内:×
HP 235
コスト 120・130・140
被撃墜時の-pt 14・16・20 pt
耐ダウン値
着地硬直 ダッシュ 機動
ダッシュ ノーマル/装甲
小ジャンプ
大ジャンプ
オーバーヒート時の回復速度 (機動)
(ノーマル/装甲 5.7cnt)
支給ポイント 4000P

モビルポッドと言う分類や、その外見から想像されるほどには低性能ではない。
ザクII用のパーツを流用していると言う設定のため、ザクの兵装などを装備可能。
ダッシュ性能は低いが、代わりにジャンプ性能が高い。
両軍の脚の無い機体の中では唯一、連撃が可能。

ジオンの宇宙用近距離戦型機体の中では、拠点に対する攻撃力が最も高いと思われる。

REV2.06に突如追加されたモビルポッド。

少佐以上で
ザクII(S)
アッガイ
ザク・デザートタイプ
グフ・カスタム
ザクキャノン
の支給を受けた状態でルナツーで30勝、且つア・バオア・クーで20勝すると申請画面に登場する。
申請後にバトルポイントを貯めると支給される。


■メイン

武器名 弾数 ダメージ よろけ
:ダウン
リロード
速度
対拠点
能力
備考
ザク・
マシンガン
24/
3連射
密着 9
最長 9
低 2:5発
中 2:6発
高 3:8発
4.8cnt × 赤ロック202m
射程??m
ザク・
バズーカ
5/
単発
密着 ??
最長 ??
低 1:2発
中 1:2発
高 1:2発
7.8cnt 赤ロック202m
射程??m
爆風有り

《ザク・マシンガン》

  • 特徴
1トリガー3発発射、装弾数24発。
低バランサー機に3発HIT後のQSは1撃止まり。
ダウン値が高くよろけを誘発しやすいため連撃カットに有効。

《ザク・バズーカ》

1トリガー1発発射、装弾数5発。
低バランサー以上には1発よろけ2発ダウン。
超低バランサー(ボール)には1発ダウン。
誘導性がある実体弾兵器。
赤ロック時にターゲット付近で地面に着弾して、爆風を発生させる。
最大射程は203m。

ザクIIのものと同様に150m以降で歩きを捉えるため、障害物の無い場所では非常に強力。
また、ターゲットへ向かって下降していく軌道の関係上、下方向への誘導性は高い。

本体に直接装着されているためか、発射後に硬直が発生しない仕様になっている。
逃げる敵機をダッシュしながら追撃したり、至近距離で当ててタックルに繋げることも可能。

44拠点に対して5発で約4ポイント分(4%)を削ることができる。


■サブ

武器名 弾数 ダメージ よろけ
:ダウン
リロード
速度
対拠点
能力
備考
シュツルム・
ファウスト
2/
単発
密着 ??
最長 28?
1発
ダウン
8.3 cnt × 白表示166m
射程200m?
爆風有り
6連装
ロケット・
ポッドA
6/
6連射
密着 ??
最長 13
低 2:4発
中 2:5発
高 2:6発
7.9 cnt コスト+10
白表示166m
射程173m
爆風あり
6連装
ロケット・
ポッドB
6/
3連射
密着 20
最長 20
低 1:2発
中 1:2発
高 1:2発
約9.5cnt ? コスト+20
白表示166m
射程180m?
爆風あり

《シュツルム・ファウスト》

  • 特徴
1トリガー1発発射、装弾数2発。1発ダウン。
性能自体は他機体のものと同じだが、持ち替え動作がなく射出が非常に速い。また射出後硬直が発生しない。
F2のミサイルポッドに近い使用感。
有効射程限界付近で最大の誘導性を発揮し、160m~170mでは敵機の歩きを捉える事が出来る。

《6連装ロケット・ポッドA》

  • 特徴
1トリガー6発同時発射、装弾数6発。装備時コスト+10。
飛距離に比例して誘導性がアップする。
最大射程は173mなので、シュツルム・ファウストと同じ距離感で運用が可能。
トリガーを引いてから発射まで多少のラグがあるが、弾速や誘導性はそこそこ高く、硬直を狙えば高い命中率を期待できる。

コストの割りに、高バランサー機への全弾命中はかなりの威力がある。

44拠点に対して1セットで8ポイント分(8%)を削ることができる。
バズーカ、タックルを併用することで約75カウントで拠点を落とせる。

《6連装ロケット・ポッドB》

  • 特徴
1トリガー3発同時発射、装弾数6発。装備時コスト+20。
rev.1時代のザクタンクV-6のロケッド・ポッドBに似た使用感。
基本的な使用法も変わらないが、赤ロックで撃つと収束するため歩きを捉えにくい点に注意。
上下誘導は強く、横移動が浅いフワジャンなら捉えられる。

なお、本機はロック幅がそれなりに広いため曲げ撃ちを狙いにくい。


■格闘

武器名 ダメージ ダウン補正値 対拠点能力 備考
マニピュレーター 20→20→20 3回 × 合計威力 60
追尾距離 59m
タックル 40 1発
ダウン
× 機動:35(-5)
装甲:45(+5)

《マニピュレーター》

右パンチ→左パンチ→左右同時に回転振り下ろしの3連撃
どの武装からも持ち替え動作なし。

《タックル》

機動重視でダメージは5しか減らないが、装甲重視でも5しか増えない。
但しザク・マシンガンやザク・バズーカでもジムがダウンしないことを考えると装甲重視でも馬鹿には出来ないダメージとなる。

■セッティング

セッティング
装甲
耐久力
旋回
速度
ダッシュ
速度
ダッシュ
距離
ジャンプ
速度
備考
機動重視6 -6 +2 +6 154m +6 HP 185
機動重視5 -5 +2 +5 147m +5 HP 195
機動重視4 -4 +2 +4 ???m +4 HP 205
機動重視3 -3 +1 +3 ???m +2 HP 215
機動重視2 -2 +1 +2 ???m +3 HP 220
機動重視1 -1 +1 +1 ???m +1 HP 230
ノーマル 0 0 0 123m 0 HP 235
装甲重視1 +1 -1 -1 ???m -1 HP 240
装甲重視2 +2 -1 -2 ???m -2 HP 250
※()内は旋回速度(度/フレーム)、ダッシュ速度(メートル/フレーム)、ジャンプ性能(メートル)を示す

《機動重視》

低いダッシュ性能が改善されるが、元々低いHPが更に下がってしまう。
機動5からはHPが200を下回り、機動6ではジム・ライトアーマーの機動4よりも低くなってしまう。
自分のスタイルに合ったセッティングを見極めよう。

《装甲重視》

装甲セッティングは2つしかない。
装甲1はHPの上昇値もそれほどではないが機動力低下もそこそこ押さえられているため、タックルダメージを増やしたい目的で選択する価値は充分にある。
装甲2にするとそれなりにHPが上昇し、ジャンプ性能もそれほど低下されないが機動性とブースト消費が劣悪になる。またバランサーも若干高くなるようである。
ジャンプだけならルナツーのデブリの上もフワジャンで違和感なく飛び回れるが、ダッシュが弱くなるため広い空間を持つステージではやや不利。
これらのデメリットを理解した上でより低い耐久力を少しでも補いたいという場合は、ステージによりどちらのセッティングも一考の余地があると思われる。

■支給(コンプリートまで10100)

順番 武器名 支給パイロットポイント
初期 ザク・マシンガン
シュツルム・ファウスト
マニピュレーター
---
1 ザク・バズーカ 400
2 セッティング1 500
3 セッティング2 500
4 6連装ロケットポッドA 800
5 セッティング3 800
6 セッティング4 1000
7 セッティング5 1000
8 セッティング6 1200
9 6連装ロケットポッドB 1200
10 セッティング7 1200
11 セッティング8 1500


■その他

ダッシュ性能は低いが、ジャンプ性能が非常に高いため他機体では追い着けないほどの高度への上昇が可能。
形状からは想像しにくいが一応近距離戦機体であり、連邦のボールと違い初期状態から活躍可能。イメージとしては装甲値が低く、ダッシュが遅く、ジャンプが高いザクIIか。
バズーカ、シュツルムファウスト、ロケットポッドによる高高度爆撃はまさに脅威。
またセッティングによっては10カウント以上の滞空時間を誇り、硬直無しに誘導兵器をばら撒く浮遊砲台ともなる。
3連撃も可能であり、且つコストも120台と最低であるため連邦の格闘型機体や近距離戦機体からすればやっかいな相手でもある。4落としさせても素の状態であれば480しかコストが減らず、逆に自軍の高コスト機を2落ちされるとコスト負けしてしまう。
凹凸の激しい宇宙ステージでは同コスト・同型装備のザクIIよりも選択肢となりえるので入手したら積極的に使ってみたい。とはいえコスト相応の火力と薄い装甲の為ザクIIの感覚で無闇に突っこむのは厳禁。コストが低いからと言っても3落ち以上するのは頂けない。
機体に慣れていないプレイヤーは機動1・装甲1までトレーニングモードで入手してから全国対戦に出撃するのも手。ザク・バズーカと合わせ武装の幅が広がるはずである。6連装ロケットポッドは癖があり且つコストが上昇する武装でせっかくの低コストという利点を相殺しかねない為、慣れないうちはトレモで消化しつつ練習しよう。

バズーカ、ロケポA、タックル併用で4VS4の場合ならギリギリ拠点2落とし可能。
参考動画(ニコニコ動画)

トレーニングモードのサイド7ではほとんどの機体を使えるが、本機とボールのみ使用不可能。
本機を使用するには
□全国対戦で宇宙ステージ稼動時に出撃
□全国対戦で宇宙ステージ稼動時にトレモで同戦場を選択
□イベントで宇宙ステージ稼動時に出撃
□イベントで宇宙ステージ稼動時にトレモで同戦場を選択
この4パターンのみである。
改善が望まれる。


■設定

ジオン初にして、現在唯一のパイロットが使用可能なMS以外の機体である。

「機動戦士ガンダム MS IGLOO」で初登場した機体からは初の実装。
残念ながら劇中のような真後ろへの攻撃は不可能。

本機体は一年戦争末期、ジオン公国軍の戦局悪化に伴って技術本部が「決戦兵器」と称し緊急開発した駆逐モビルポッドで、正規の手続きを踏まぬまま済し崩し的に制式化・量産となった。
その基幹ユニットには開発条件としてザク向けに開発されたパーツを使用し、従来の生産ラインに乗せる事が出来ることが求められた。
このような経緯から開発の主導権は技術本部が握ることとなり、ザクマシンガンなどの既成の兵器や戦線の後退により不要となった地上用のザクII(J型)のジェネレーターを流用して緊急開発し、宇宙世紀0079年11月にプロトタイプを完成させた。
そのフォルムから連邦兵士からは「ドラム缶の化け物」「ジオンのゴミ箱」等と呼ばれた。
国力の疲弊した国家特有の廉価兵器であって、連邦軍がモビルスーツの代用品として使用してきたボールを彷彿とさせるコンセプトの機体であることから、一部の兵士からは「先祖帰り」などと揶揄されたが、運動性能や装備運用の柔軟性など総合的な戦闘能力は、計算上ではボールを凌ぐと言われる。

作品では、「カスペン戦闘大隊」に訓練時間の少ない年少兵とともに約35機が導入され、「試験支援艦ヨーツンヘイム」にて配備されていた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新:2010年09月06日 22:16