クラッシングバッファローレイダー

【名前】 クラッシングバッファローレイダー
【読み方】 くらっしんぐばっふぁろーれいだー
【声】 兼松若人
【登場作品】 仮面ライダーゼロワン
【登場話】 第18話「コレがワタシのいける華」
【分類】 レイダー
【プログライズキー】 クラッシングバッファロープログライズキー
【データイメージ】 バッファロー(ライダモデル)
【対象者/職業】 立花蓮太郎/華道家
【特色/力】 蹄型の打突武器「バッファブロウ」、背部ブースターを利用した突進
【モチーフ】 バッファロー

【詳細】

著名な華道家である立花蓮太郎が、フードをかぶった謎の人物に与えられたレイドライザークラッシングバッファロープログライズキーを装填して起動し、怪人化した姿。

「レイダー」と呼ばれるこれまで登場していたマギアともアークマギアとも異なる新タイプの怪人。
「勝たなければならない」という強迫観念にとりつかれた蓮太郎に接触した謎の人物がレイドライザーを彼に取り付けたことで、その負の感情が膨れ上がり暴走。
ZAIAと飛電インテリジェンス製ヒューマギアによるお仕事五番勝負の最中にレイドライザーを起動して変身し暴れだした。

両腕にバッファブロウという蹄を象った大型の打突武器を持ち、頭部には赤熱化することで破壊力を増大させるレッドブルーザーという角を持つ。
背中には大型のブースターを持ち、爆発的な推進力を使って一直線に突進し、その直線上にあるあらゆるものを粉砕する破壊力を生み出す。

これまでの暴走したヒューマギアであるマギア/アークマギアと異なり、人間が変身しているため直接的な手出しができない或人をよそに、
天津垓は仮面ライダーサウザーに変身し、圧倒的な力でこのレイダーを制圧。
ライトニングホーネットプログライズキーをセットしたサウザンドジャッカーによる必殺技、サウザンドブレイクを受け撃破された。

レイドライザーにセットされていたクラッシングバッファロープログライズキーは無傷で排出され、蓮太郎もまた無事に意識を取り戻している。

レイダーは天津垓が対ヒューマギアを想定して開発させたシステムであり、人間が変身していても必殺技クラスの攻撃を受けても無事であることを知っていた故のサウザンドブレイク発動だったとも考えられるだろう。

【余談】

仮面ライダーの変身アイテムを使って怪人化するという珍しいタイプの存在、レイダー。
その第1号であるクラッシングバッファローレイダーだが、変身に用いるプログライズキーはガシャポンにて展開されるGPプログライズキーシリーズでしか入手出来ない。
劇中に登場したDX版はスプラッシングホエールプログライズキーとセットにてAmazon限定販売として受付が可能になった。

バッファローとは水牛のこと。
華道家の人間が草食の怪人に変身するのは何とも皮肉が効いているが、蓮太郎氏も勝つために華道家としてやってはならないことを行い、職業倫理に反する行為に手を染めたことを考えると、
レイドライザーを取り付けられる前後の彼の勝利に対する偏執的なこだわりの末、がむしゃらに突進しかできない怪人に成り果てたのは何とも因果なものを感じさせる。

それら執着を捨て去る(撃破され装備を失う)と、互いの健闘を讃えあえる穏やかな性質に戻ったのも、
モチーフの水牛、というより牛(闘牛のようにひらひらとした布という特定条件に反応して興奮する)の性質に沿ったものでキャラクター造形が作られているのかもしれない。
ちなみにクラッシングバッファロープログライズキー及び、このレイダーのカラーリングには赤が用いられている。変身している間は常に興奮状態、ということか?

最終更新:2023年08月04日 00:17