【詳細】
ヨドンヘイムに生息する巨獣リガニーに、地球のアーム「ゲームキャッチャー」を模した邪面をかぶせた邪面獣。
クレーンゲームでよく見るあのゲームキャッチャーを顔に見立てた邪面を被っており、もみあげ、あるいは耳飾りのようにアームが垂れ下がっている。
また両目は方向指示ボタンになっており、右目が左、左目が上を示している。
また額にはコイン投入口らしき意匠も。
伸ばしたアームで看板や建物を掴んで投げ飛ばすことが出来、自分自身もクレーンゲームにおけるゲームキャッチャーよろしくスライド移動することが可能。アームを動かす時、方向に応じて両目のどちらかが発光する。
掴んだ瓦礫を投げ飛ばし、距離を取りつつ一方的に攻撃できる他、スライド移動を駆使して素早く相手に接近し、キラメイジンのような巨体であっても掴む場所のバランスを考慮すれば軽々と持ち上げて移動し、落下させてダメージを与えられる。
また伸ばしたアーム自体で攻撃も可能。
地球に出現し看板やビルを掴んでは投げ飛ばしてキラメイジンを攻撃し、怯んだところを掴んで移動し投げ飛ばしてしまう。
とそこへ魔進ローランド、キャリー、リフトンが駆けつけ、充瑠のヒラメキによってキラメイウェポンに変形できるようになったキャリーらをキラメイジンが装備。
キラメイジンキャリーにアームを防がれ、キラメイジンローランドにくすぐられた挙げ句殴り飛ばされ、キラメイジンリフトンのフォークとジェッタソードによる連続攻撃を受け、道路の舗装材を使ってアームを使えなくされてしまう。
邪面の能力を使えなくなって慌てている間にキラメイジンのキラメイダイナミックに切り裂かれ爆散した。
【余談】
ゲームキャッチャーモチーフの怪人は初。
ヒルドンからバスラまで、基本となる一通りの闇獣を出す都合があったのだろうが、
ラガーリガニーから間をおかずにリガニーベースの邪面獣が投入されたことで
ガルザからは「またリガニーか…」と言われていた。
クランチュラ曰く「リガニーは攻撃耐性が高い」とのことで、変則的な能力の邪面も敵の攻撃を耐えつつ使いこなせるという判断なのだろう。
相手を掴んでスライド移動するという性質上、
シェルガか重心が低いリガニーがチョイスされるのは必然と言える。
ちなみに、この邪面獣、「ゲームキャッチャー」を模した邪面をかぶっているが名前が「ゲームキャッチャーリガニー」ではない。
名前が長くなるという判断なのかもしれないが、今の所他に縮められた名前の邪面師、邪面獣は登場していない。
キョウリョクセッチャクザイ邪面&
邪面獣キョウリョクセッチャクザイシェルガは出せたのだから、ゲームキャッチャーリガニーでも良かったと思うが。
最もキョウリョク(略)達は、事前に登場した
セッチャクザイ邪面とセッチャクザイシェルガのリペイント流用なので、撮影に使うためには必要な措置だったのだろう。
最終更新:2021年09月04日 02:23