スカウティングパンダレイダー

【名前】 スカウティングパンダレイダー
【読み方 すかうてぃんぐぱんだれいだー
【声/俳優】 コッセこういち
【登場作品】 仮面ライダーゼロワン
【登場話】 第26話「ワレら炎の消防隊」
第27話「ボクは命を諦めない」
【分類】 レイダー
プログライズキー スカウティングパンダプログライズキー
【データイメージ】 パンダ(ライダモデル)
【対象者/職業】 京極大毅/ZAIAエンタープライズジャパン開発部主任
【特色/力】 情報収集能力/レーザー砲
レーザー銃「デッドモノクローム」を用いた精密狙撃、情報の収集と分析(仮面ライダー図鑑)
【モチーフ】 パンダ、迷彩服

【詳細】

ZAIAエンタープライズジャパン開発部主任の京極大毅がレイドライザースカウティングパンダプログライズキーを装填して起動し、怪人化した姿。

パンダを模した迷彩服を着込んだような兵隊を思わせる姿を持つ。
頭部にはパンダの眼を模したゴーグルを装着しており、全身の装甲はステルス効果の高い特殊コーティングが施され高い隠密性を有する。
装甲内部には高精度な情報収集機器が内蔵されており、それらの働きによってあらゆる情報を収集、分析することで戦況を優位に運ぶことができる。
装備した「デッドモノクローム」という長射程レーザー砲は大出力のレーザーを照射しターゲットを消滅させる他、射撃時の反動を利用した跳躍や空中移動等といった推進装置としての応用が可能。
これによってビル同士や高所への移動を行い、隠密性の高い装甲で姿を隠しつつ情報収集機器を使って離れた相手を確実に仕留める。
竹製のトラップで獲物を無傷で捕らえた上その武器を鹵獲することも出来るという。

デッドモノクロームは背中のタンクからケーブルで繋がっており、エネルギー供給が行われている模様。
その威力と狙撃の精密さはビル内部を動き回る相手を離れた建物の屋上から正確にねらい打てるほど。

変身しているのは京極大毅というメガネを掛けた気の弱い男性だが、ZAIAエンタープライズジャパン開発部の主任という肩書を持つそれなりの地位を持つ人物。
飛電インテリジェンスとお仕事五番勝負で戦うZAIAエンタープライズを確実に勝たせるべく、自らレイドライザーとプログライズキーを会社から持ち出してレイダーに変身し、五番勝負四回戦目の「消防士対決」に割り込んだ。

第26話で登場し、救助活動中のヒューマギアの119之助とZAIA側の消防士、穂村武志の前に現れ、119之助に襲いかかる。
未確認のレイダーが現れたため、被害者役として参加していたZAIA側の者達が取り押さえにかかるがレイダーとしての力で軽くあしらい、
119之助の力を認めつつあった穂村に対して「勝ってもらわなければ困る」と告げ、
デッドモノクロームを発射して訓練所に本物の火災を発生させ、自身はレーザーを利用した移動でその場から逃走。

しかし逃走場面を目撃していた或人がゼロワンに変身して追いかけてきたため、逃走先のビルの屋上から別のビル内部を探索するゼロワンを狙撃するが、仕留めきれずに逆に居場所を知られてしまう。

レーザーの連射でゼロワンを攻撃するも、全て避けられメタルクラスタホッパーに変身を許してしまい、そのまま距離を詰められたため接近戦をせざるをえなくなる。
レイドライザーを操作してスカウティングボライドを発動するもクラスターセルのシールドに防がれてしまい、デッドモノクロームをクラスターセルの侵食で破壊されてしまうと最早成すすべもなく、プログライジングストラッシュに切り裂かれ敗北。

変身が解除され自分が装着していたザイアスペックを落としてしまった事に気が付いた京極だったが、
爆炎でゼロワンが自分の姿を見失っているうちに逃走することを選択し、その場から走り去った。

そのザイアスペックは当然ながら変身を解いた或人が回収し、彼の頼みで不破が調査した結果素性が明らかにされ捕獲される。
「ZAIAを勝たせるため」という目的での行動だったが、完全に独断であり、お仕事勝負の被災者役として参加していたZAIA側の社員はおろか、日本支部社長である天津垓すら知らないことだった(そもそも天津垓は彼のことを知らかなった)。

しかしそれを聞いた天津垓はレイドライザーを奪い取って証拠を隠滅するべく、不破との戦闘を開始。
サウザーとしての力でバルカンアサルトウルフを下したことで証拠となるザイアスペックは奪い取られ、京極が行ったイカサマ行為は握りつぶされてしまった。

【余談】

パンダモチーフの特殊工作員、もしくは迷彩服を来た狙撃兵といったデザイン。
スーツは後にゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷に登場したソルドマギア軍団の中に確認できる。
レイドライザーソルドマギアの性質故に未装着。
武器のデッドモノクロームのモチーフはパンダの好物として知られる竹。

パンダそのもののモチーフとしては採用は初であり、複合モチーフでは仮面ライダーオーズ/OOOに登場するシャチパンダヤミーと、仮面ライダービルドプレススマッシュ系が確認できる。
プレススマッシュはともかく、シャチパンダヤミーは2つのヤミーの性質を併せ持つ存在であり、仮に別々に登場していればパンダヤミー(仮)が初のパンダ単体モチーフ怪人となっただろう。

最終更新:2023年12月08日 03:12