【詳細】
飛電インテリジェンスとはライバル会社に当たるが、基本的にゼロワンの物語に登場するのはZAIAエンタープライズ「
ジャパン」という名称の通り、ZAIAの日本支部である。
本社の情報は
こちらを参照。
この社の代表取締役社長は天津垓だが、彼は日本支部のトップであって本社の社長ではない。
作中では「ZAIA」とひとくくりにされているため勘違いされやすい。
天津垓によってAIを軍事利用するための活動に偏って運用されており、
ヒューマギアを仮想敵として一般市民用の
レイドライザー等の開発と量産を行っていた。
また天津垓独自の装備として
ザイアサウザンドライバーの開発が行われるなど、会社自体が彼の私物と化している。
本社側はどういう認識だったのかは長らく不明だったが、本社側から与多垣ウィリアムソンが派遣され、天津垓は「サウザー課」なる部署に左遷されたことで、彼の行動をある程度は黙認しつつも、
必要とあれば切り捨てる準備自体は整えていた様子。
また何者かが復元した迅も与多垣ウィリアムソンが関与していたことが終盤明らかになり、
ザイアスラッシュライザーという新装備&
プログライズキーを与えたのも、
アークの成長が天津垓の手に負えなくなることを予見していた可能性が高い。
天津垓の装備は
ZAIAエンタープライズジャパンで作ったものだが、
ザイアスラッシュライザーは天津垓に秘匿され本社が開発したものらしく、兵器開発も行っているようだ。
全世界に複数の支社を持つことが描写されており、上述の与太垣の反応を見ても
アークに悪意を植え付け自社製品を売りさばくという目論見は決して天津垓の独断ではなかったということが窺える。
第30話で指揮下に納めたA.I.M.S.だったが天津垓失脚に伴い再び政府直轄の部隊へと戻り、辞表パンチを上司の顔面に叩きつけ退社した唯阿が隊長となっている。
天津垓は与多垣が
アーク関連の事後処理を行う関係で社長の座を追い出され、「サウザー課」なる部署の課長に左遷された。
課長以下メンバーは彼以外さうざーと名付けられたロボット犬のみだが、贖罪のためサウザーとしての力を使うことを決めた天津垓はフレキシブルに動けるようになったため、劇場版REAL×TIMEでは改良版の
ザイアスペックを不破らに配ってネットワークを構築し事件解決に一役買っている。
劇場版の後日談となる
ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷では、
リオン=アークランド/仮面ライダーザイアが飛電或人が居ない間に来日。
ソルドや
滅亡迅雷.netを利用した兵器売買で利益を得ようとしていたリオンは天津垓からサウザンドライバーを強奪。
さらにはCEOの考えに反対したらしい与多垣は行方不明になってしまった。
結果として日本支社は仮面ライダー滅亡迅雷の攻撃を受け粉々にされてしまい、本社もリオンが企てていた計画が露見した上失敗したため倒産してしまった。
幸い?天津垓は地下に居たためビルの爆破当時会社にいたものの生き残り、仮面ライダーゲンムズ ─ザ・プレジデンツ─では自ら新たな会社を立ち上げることを決意していた。
【余談】
名前の由来は今のところ不明だが、「AI」をアルファベットの最後と最初の文字で囲んだ社名であるため、人工知能を中心とした企業の立ち位置を表しているのか、
それとも人工知能関連のビジネスを手中に収めるという野望の現れなのだろうか…
「ザイア」という名称はギリシャ神話における大地の女神、「ガイア」が由来では?と考えられている。
最終更新:2022年11月20日 04:42