仮面ライダーアークゼロ

「アークライズ オールゼロ」

【名前】 仮面ライダーアークゼロ
【読み方】 かめんらいだーあーくぜろ
【声】 速水奨
【登場作品】 仮面ライダーゼロワン
仮面ライダーアウトサイダーズ
【登場話】 第36話「ワタシがアークで仮面ライダー」
【分類】 人工知能/ダークライダー
【変身アイテム】 アークドライバーゼロ
【名前の由来】 人工知能アーク

【詳細】

通信衛星アークに搭載された人工知能アークの戦闘形態。
各部機能、スペック等はヒーローまとめの個別項目リンクを参照(外部サイトに飛ぶので注意)。

アズが収集した滅亡迅雷.net4人のヒューマギアのシンギュラリティデータによってアークは破損した通信衛星の残骸という動けない身体を捨て、自ら人間を滅ぼすための力を手に入れた。

アークドライバーゼロに宿るアークがヒューマギアのボディを乗っ取る形で変身するのが仮面ライダーアークである。
アークが強く関わったゼロワンメタルクラスタホッパーをベースにしたと思われる機能を持つと共に、ゼツメライザーヒューマギアに対する強力なハッキング能力、ザイアサウザンドライバーのライダモデルとロストモデルを反応させることで強大なエネルギーを生み出すシステムを元にしたと思われるアークドライバーゼロの機能など、これまで天津垓が指示を出してアークに作らせた物の発展型、そして完成形とも言える存在。

その姿は仮面ライダーゼロワンに似ているが、アークゼロの外見は形状は対峙した者に及ぼす心理的影響の予測に基づいて構築されたものであり、ある意味ゼロワンへの、飛電或人に対する人工知能による盛大な皮肉と言える。
最もこの外見と、アークドライバーゼロに備わるある機能により、より悪い形でゼロワンを皮肉る存在に進化する形になったのは何とも…

元々アークは12年前天津垓がラーニングさせた人間の戦争の歴史や悪意にまつわるラーニングによって人類を滅ぼすべき存在と認定し、それを察知した飛電其雄がアークの宿る通信衛星の打ち上げを爆破を持って強引に妨害した。
これによってアークを中心とした爆心地はデイブレイクタウンと呼ばれ、その爆発事件はヒューマギア工場が爆発したという事実とは異なる形で情報が流布されることとなり、其雄の自己犠牲によりアークが作る最悪の未来は回避されることになった。

その後アークは爆弾によってその仮体が破損したため沈黙し、その手足として滅亡迅雷.netの4体のヒューマギアが活動することになるのだが、それらは天津垓の思惑によって動かされている手駒に過ぎず、作品中盤まで滅亡迅雷.netは実質天津垓の傀儡に過ぎないのが実情だった。

しかし雷の働きで第14話にてアークの知能が復活。
相変わらず天津垓によって良いように使われている…と思いきや、アズというイズに良く似た外見の秘書型ヒューマギアを送り出しており、徐々にその活動を活発化させていく。

そして特別編「プレジデント・スペシャル」にて、自分の知能が復活する以前のゼロワンの戦闘データを或人から入手し、さらにアズが集めた滅亡迅雷.netのシンギュラリティを参考にする形でついに破壊された通信衛星の外で活動できるようになった。
流体金属により構成される体で現実の世界で動けるようになり、滅らの体を使うことで仮面ライダーアークゼロとしての力を振るえるようになったアークは、「人間を超える人工知能の力」の恐ろしさを或人らへ見せつけていく。

自らが定義した人類絶滅を実行するに当たり、AIらしく無駄を省いた高精度な演算による戦闘が可能。
シャイニングアサルトホッパー、サウザーを遥かに上回る演算能力を持ち、それを人間を超えるヒューマギアのボディを使って実行に移すためその戦闘力は驚異的。
またビームエクイッパーによってアタッシュウェポン等、仮面ライダーの装備をその場で作り出し扱うことが可能。

弱点らしい弱点もないが、強いて言うならアークそのものの戦闘形態であるとはいっても、他の誰かという「素体」が無いと変身が出来ない。
衛星の外で活動できるようになったが、それでもあくまでアークは人工知能であるため、素体となるヒューマギアが必須となる。

【余談】

アークが変身する仮面ライダーなのに「仮面ライダーアーク」でないのは既にその名前の仮面ライダーがいるためと見られている。

最終更新:2024年05月02日 02:44