コピーワルド

【名前】 コピーワルド
【読み方】 こぴーわるど
【声】 福島潤
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 第21カイ「大カイジュウの大破壊!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 ワルド/キカイノイド
【世界】 コピートピア
トジルギア コピートジルギア
【名産】 粗悪コピー品
【名物】 コピーライト
【モチーフ】 コピー機、スキャナー

【詳細】

クダックに「コピートジルギア」を組み込み、コピー機を完コピして誕生したワルド怪人。

怪物化したコピー機を頭部に持ち、左腕にはスキャナーを持つ。
この左手からコピーライトを放ち、人間やキカイノイド達を左手でスキャンしオリジナルとは全く違う偽物の悪人として出力する能力を持つ。
この能力を駆使してあちこちで人間を複製する奇怪なコピーの世界を作り出し、ゼンカイザーとツーカイザーもコピーし偽物が極悪全開に大暴れして街を混乱させた。

ヒコボシワルドを使った作戦が失敗し、ツーカイザーのパワーアップを許してしまったことでご機嫌斜めのボッコワウス
不満を表す大王のストレス軽減のためバラシタラによって作り出された。

【余談】

モチーフはコピー機。
初めて選ばれるモチーフが多いワルドの中では「コピー機」という比較的モチーフとして選ばれた回数が多いものが採用されている。
左腕の「コピーライト」は一般的には「著作権」を意味する。
百獣戦隊ガオレンジャーに登場したコピーオルグ爆竜戦隊アバレンジャーにもラッコピーマンの構成要素としてコピー機が含まれている。

コピー能力を持つ敵怪人は珍しくなく、戦隊ヒーローを複製し偽物を作り出す怪人も比較的多い。
忍者戦隊カクレンジャーに登場したダラダラ天装戦隊ゴセイジャーイミテイションのサロゲDTのように戦隊側をモデルとして作り出された、似通った見た目を持つ怪人も多い。

ヒーローのコピーをする目的としては「正義の味方に悪事を働かせ民衆の信頼を失わせる」、「ヒーロー同士の結束を乱し仲間割れをさせる」等がある。
カクレンのダラダラは戦隊の力を奪ってそれをコピーし、見た目に反映される上攻撃を受けると力を奪った対象にもそれが及ぶという、人質としても機能する珍しい特性を持つ。

デザインとしては元々コピー機と給紙に排紙の紙が飛び出しそれがメカ化している様子を想定していたと言うが、実際には造形が大きすぎるため紙の部分はボツとなった。
有機物を機械化した見た目を持つ個体が多いワルドにおいて元から機械をモチーフにしているため、見た目はシンプルにまとまっている。

声を担当した福島潤氏は特撮初参加。


最終更新:2023年03月12日 02:24