ネフィラ

「"切られずの糸"、ネフィラ・イドモナラク・ネ。刃を向けども為す術なく喰われる定めと心得よ!」

【名前】 ネフィラ
【読み方】 ねふぃら
【声】 井上喜久子
【登場作品】 王様戦隊キングオージャー
【初登場話】 第12話「6人目の王様」
【所属】 地帝国バグナラク
【分類】 怪ジーム
【BMA】 クモ
【異名】 昆虫界のマザーキング
【昆虫採集奥義】 ヴェノミックシュート
【観察ポイント】 死の間際、自分の形見としてヴェノミックスシューターをジェラミーに授けたようである。
【分布】 イシャバーナ(昼)
シュゴッダム(昼)
【好物】 ジェラミー
【モチーフ】 ジョロウグモ、2B(NieR:Automataというゲーム作品の主人公)
【名前の由来】 ジョロウグモの旧学名Nephila clavata

【詳細】

糸を吐いて巣を作る虫、クモのBNAを持つ地帝国バグナラクの戦士。

クモをもした頭部とその巣を思わせる細身の姿を持つ。
ジェラミー・ブラシエリ/スパイダークモノスの母親であり、2000年前歴史の闇に消えた6人目の英雄と恋に落ちジェラミーを産んだ。
そのため劇中ではジェラミーの回想にのみ登場し、その背景は吹き荒れる雪景色。
ジェラミーを含めた家族は周囲に受け入れられずバグナラクからも他の王国からも追われてゴッカンに流れ着いたという。

回想シーンではジェラミーに対して謝罪している場面だが、息子をこのような状況でしか育てられないことに対する謝罪だった模様。

第31話にて「どんな人だったの?」というギラの問いかけに対し、ジェラミーは「強くて、優しい人だった」と思い返している。
昆虫界の、マザーキング。

その後第2部に移行した物語において、神の怒りの真犯人であるグローディ・ロイコディウムの能力によって復活。
ダグデド・ドゥジャルダンが密かに亡骸の所在を把握させていたようで、グローディの能力で現代に蘇った。

そしてそれによってかつて一撃将軍ことダイゴーグを仕留めたのがネフィラであったことが明らかになった。
身軽さを生かしたアクロバティックな格闘戦を得意としていたようで、ダイゴーグの凄まじいパワーを華麗な足技で受け流す様子を見せている。
昆虫最終奥義は高々とジャンプして激しい大蹴りを話すヴェノミックシュート。
また現在ジェラミーが使用しているヴェノミックスシューターも持っており、ダイゴーグに対して止めを指すのに使用した。

ゴッカンに流れ着いて幾ばくかしら後、バグナラクは王を決める戦いが繰り広げられていたことを知ったネフィラは地底へと向かい、
その争いを止めようとした。
ダイゴーグはデズナラク8世の懐刀として彼が玉座につくことをサポートした、と言われていたため、デズナラクの勢力が大勢を決めたあたりだったのかもしれない。
だがネフィラがダイゴーグを倒したことでバグナラクは一丸となって彼女を襲撃し、それによって命を落とした。
皮肉にもバラバラだったバグナラクの勢力はネフィラという共通の敵を得て一つにまとまる結果となった。

だがその間際にも息子を逃し、死に別れとなってしまった。

父も既に亡く、たったひとりになってしまったジェラミーはその後も生き続け現代。
死者を蘇らせるグローディの力で蘇ったネフィラは周囲にいた者達を薙ぎ払うと共に息子にすがりつき、「助けて…」と訴えかけてきたのだ。

全てはダグデドの策略。
蘇った最愛の母を前に、ジェラミーは…

【余談】

モチーフはクモ。
回想シーンでは頭部を含めた上半身の一部くらいしか描写されていなかったが、全身像は女性であることを強調する割と際どいデザインとなっている。

名前の由来はジョロウグモの学名。

最終更新:2023年10月18日 05:25