「さぁ!死ぬる覚悟は良いか!?」
【名前】 |
ダイゴーグ |
【読み方】 |
だいごーぐ |
【声】 |
高口公介 |
【登場作品】 |
王様戦隊キングオージャー |
【初登場話】 |
第17話「王は逃げない」 |
【退場話】 |
第23話「シュゴッダムの動く城」 |
【所属】 |
地帝国バグナラク |
【分類】 |
怪ジーム/一撃将軍 |
【BMA】 |
ダイコクコガネ? |
【異名】 |
昆虫界のジャイアントキング |
【昆虫採集奥義】 |
大豪軍軍撃 |
【観察ポイント】 |
はるか昔のバグナラクの王を決める戦いで命を落としたが、 シュゴッダムの技術提供を受けて復活したようである。 |
【分布】 |
シュゴッダム(朝、昼、夕、夜) |
【好物】 |
シュゴッドソウル |
【モチーフ】 |
ダイコクコガネ、ラオモト・カン |
【名前の由来】 |
ダイコクコガネ |
【詳細】
太い角とずんぐりした体を持つ甲虫、ダイコクコガネのBNAを持つ
地帝国バグナラクの「一撃将軍」の異名を持つ怪ジーム。
甲虫を模した鎧を身に着けた恰幅良い体格を持ち、鍬のようにもツルハシのようにも見える破壊斧「ダイコクラッシャー」で武装している。
その凄まじい膂力はまさに必殺の一撃を生み出し、常に無双の強さを発揮する。
その強さに対する自負からか、相手に対して死ぬ覚悟を問いかける癖があるが、その口上は長くどこか芝居がかっている。
そのパワーは直撃せずともダイコクラッシャーを振るった風圧だけでヤンマ、ジェラミーをまとめて吹き飛ばした上生身に戻してしまうほどであり、しかもその場面は片手で振るったにも関わらず、ジェラミーが放った糸をものともせず引きちぎってしまうレベルで圧倒的。
数千幾万の敵をたった一薙ぎで打倒したとも言われる強さはバグナラクでも伝説級であり、2000年前地底に追いやられたバグナラクは群雄割拠状態にあり、その戦いの中で
デズナラク8世側で戦いに参加し彼を勝利に導いたとされる。
しかしその戦争中命を落とし、第1話におけるバグナラク復活直後の地上侵略には参加していなかった。
しかし第17話においてバグナラクと
シュゴッダムが同盟を組んだ際にラクレスがダイゴーグの復活させる技術を提供し、それによって復活を遂げた。
後に死因が上記の戦争において仲間内での争いを止めようとした
ネフィラの説得を聞き入れず彼女と戦った後の敗死であったことが判明。
ダイゴーグを倒してしまう
ネフィラという脅威を前に皮肉にもバラバラだったバグナラクは一致団結して彼女を攻撃し、これによって国としてまとまることが出来た。
ゲンジボダルジームを倒した後の
ンコソパにラクレス・ハスティーと共に出現。
ラクレスはヤンマ・ガストに対して忠誠を誓わせようとするも彼が拒んだため、大鎚を振り上げ仕留めようとしたがその直前姿を隠していたギラに止められる。
そのままターゲットをギラに変えようとするも、そこへラクレスがオオクワガタオージャーへ王鎧武装して割って入る。
その横やりに激怒し、復活直後の首級と考えていたこともあってラクレスに襲いかかるも、彼が取り出した謎の王冠を使いキングオオクワガタオージャーへとパワーアップした姿を見るとその力を警戒したのかダイコ
クラッシャーを降ろした。
その後一旦退却し、ラクレスがいない間に
シュゴッダムをバグナラクの支配下に置くことに成功。
その支配を認めないギラ達は、国を超えた組織として「五王国異様事案対策用戦略救命部隊」こと「
王様戦隊キングオージャー」を結成する。
そして
シュゴッダムからバグナラクを追い出すため王様戦隊と戦いになり、自身はクワガタオージャー、ギラと交戦。
ギラの攻撃をその耐久力でものともせず責め立てるも、オージャクラウンを使ってキングクワガタオージャーへとパワーアップした彼のオージャフィニッシュには耐えきれずダメージを受けたため、
カメジムの言葉に従う形でその場から撤退した。
第21話では単身で
シュゴッダムに出現。
王様戦隊6人との数では圧倒的不利にもかかわらずその実力で互角に戦っていた。
その戦闘中、
イラガジームが奪っていたゴッドカブト、スコーピオン、ホッパー、タランチュラといったシュゴッド達の
シュゴッドソウルを飲み込み
異常成虫となって巨大化。
強力なダイゴーグが三大守護神に加えゴッドタランチュラのソウルのエネルギーまで得たことで、従来の
怪ジーム達の
異常成虫を遥かに上回る規模の超巨大化を果たす。
王様戦隊は
シュゴッド達を合体させ対応しようとしたが、エクストリームキングオージャーになるために必要な
シュゴッド達のソウルが無い上に、
シュゴッドソウルを食べた場面を目の当たりにしてしまったことでゴッドクワガタを除く他のシュゴッド達が怖気づいてしまう。
そしてダイゴーグは超巨大化した状態で己の昆虫最終奥義「大豪軍軍撃」を発動。
シュゴッダムへの直撃こそしなかったものの、その近辺はまとめて吹き飛ぶという恐ろしいまでの破壊力を見せたダイゴーグは、呑み込んだ
シュゴッドソウルのエネルギーをより得るため一旦は活動を停止。
その翌朝に覚醒し、溜めに溜めた最強の一撃を放つためダイコクラッシャーを振り上げたのだが、夜通しコーカサスカブト城の復旧に務めていたおかげでついに2000年の眠りから覚めたキングコーカサスカブトが降臨。
自身と同サイズのキングコーカサスカブトに対しても臆さず大豪軍軍撃を叩き込むも、その右腕を貫く程度に終わり食い込んだダイコ
クラッシャーは抜けず、左腕で繰り出したパンチを防ぐことが出来ないまま直撃を喰らい大きく吹き飛んでしまう。
キングコーカサスカブトは
シュゴッドの修復能力を利用することで右腕の損傷も瞬時に回復すると、なんとか立ち上がったダイゴーグに対し飛来したガーディアンヘラクレスの力で動きを封じ込めヘラクレスアックスに変形したガーディアンヘラクレスを用いたキングコーカサスカブトフィニッシュによって脳天から真っ二つにされ爆散した。
ダイゴーグが食した
シュゴッドソウルはジェラミーによって回収され、圧倒的なパワーを以て伝説と化したバグナラクの英雄は同じように長い眠りから覚醒した
シュゴッダム王家が秘めた遺産によって二度目の生を終えることとなった。
その後第41話にて
ダグデド・ドゥジャルダンの指示で
グローディ・ロイコディウムが蘇らせたと思われる個体が出現。
ダグデドの支配を振り切ったエクストリームキングオージャーが応戦するも、そのパワーは生前と何ら変わらずゴッドキングオージャーでなければ太刀打ちできない。
しかしコーカサスカブト城はラクレスの手の内にあるため動かすことが難しい…となったところでカグラギが「実はスズメは味方であり潜入していた味方である」とし、その手引でオージャクラウンランスを使い城を動かしてくると告げる。
その間に以前のように超巨大化していくダイゴーグ。
周囲からスズメが味方であり云々の話は信頼できないと言われるもギラはランスを預け、しばらく後城がキングコーカサスカブトへと変形。
キングコーカサスカブトの左パンチで吹き飛ばされその間に合体を果たしたゴッドキングオージャーにはそのパワーが全く通用せずダイコクラッシャーを振り下ろすも逆に破砕され、キングオージャーフィニッシュを受け再び物言わぬ骸となった。
【余談】
モチーフはダイコクコガネ。
カブトムシのような角を持つ糞虫と呼ばれる甲虫の一種。日本にも生息し、牧場の放牧地等でかつてはよく見られた。
デザイン担当の余湖裕輝氏によれば、顔のデザインは氏の代表作であるニンジャスレイヤーコミカライズシリーズに登場するラオモト・カン=サンをイメージしているという。
他にもニンジャスレイヤーのキャラをイメージしてデザインしている敵怪人が登場しており、第2部に登場する
ゴーマ・ローザリアは主人公のフジキド・ケンジ、ニンジャスレイヤー=サンを。
グローディ・ロイコディウムは不死身の肉体を持つゾンビー・ニンジャのジェノサイド=サンをイメージしているという。
最終更新:2024年11月17日 02:16