マンモスマルガム

「仮面ライダー共に冷たい死を!」

【名前】 マンモスマルガム
【読み方】 まんもすまるがむ
【声/俳優】 山下誠一郎
【登場作品】 仮面ライダーガッチャード
【登場話】 第30話「ライバル参上!?ガッチャとジュリエット」
第31話「暗闇のふたり、互いを信じて。」
【分類】 マルガム
ケミー ブリザンモス
【属性】 エンシェント
【憑依した人間】 悪意人形×4
【特色/力】 ブリザード/怪力
【モチーフ】 マンモス、氷、氷山、ミイラ

【詳細】

エンシェントケミー「ブリザンモス」がグリオンが遺した金色のキューブを用いた禁術を使い、4体分の悪意人形(ホムンクルス)を合成して生み出した強力な組対と結びついて一体化し誕生したマルガム

ブリザードとマンモスを由来とするブリザンモスが憑依しているため、素体に拘束されているマンモスは上半分を中心に凍りついている。
マンモスは左向きになった状態で素体の上半身に拘束されている。
マルガムの左腕がマンモスの鼻となり氷柱となった先端部分からあらゆるものを一瞬で凍りつかせるブリザードを噴出させる。
そし凍てつき身動きの取れない相手を重量級の体躯から繰り出す怪力で粉砕するパワープレイを得意とする。

ブリザード攻撃は人体はもちろん、プラチナガッチャードさえ部分的にとは言え凍結し動きを封じてしまう程に強力。
素体となったホムンクルスは悪意人形4体を禁術を使って一体化させたもので、4体分の力を持つマルガムとしてその性能が強化されている。

アトロポス同様、グリオンを慕いその敵討ちを目論んでいる。

アトロポスの思惑から九堂りんねを追い詰める手助けをし、宝太郎の幼馴染である転校生、九十九静奈をブリザード攻撃で冷凍人間にしてしまう。
自分が原因で彼女が凍らされてしまったと自分を追い詰めるりんねはマジェードに変身して応戦するも、心が乱れて上手く戦うことが出来ない。
そこへ宝太郎もプラチナガッチャードに変身して駆けつけるも、静奈が氷漬けになっていることに驚いたすきに下半身をブリザードで凍らされてしまった。

第31話ではアトロポスの心理攻撃によって不安定になったりんねを集中攻撃するも、静奈が無事であることをミナトに知らされ彼の叱咤に応じる形でムーンケルベロスに変身したマジェードの猛攻に圧倒されてしまう。
そしてケミーライザーにザ・サンのカードをセットして生み出した太陽が如き高熱によってプラチナガッチャードも回復したため、インフェニックスのカードを用いたプラチナシュートフィーバーとムーンケルベロスノヴァを用いたダブルライダーパンチを受け爆散。
4体の悪意人形も消滅し、解放されたブリザンモスはりんねの持つブランクカードに封印されることになった。

【余談】

モチーフはマンモス。
マンモスが凍りついた状態で発見されることが多いため部分的に凍っているデザインとなっている。
鼻の先端部分が凍っていることから、身体が凍りつくくらい寒くて鼻水もろとも凍っているようにも。

マンモスモチーフの怪人は令和ライダーではかなり頻繁に怪人モチーフとして採用されており、仮面ライダーリバイスにてマンモス・デッドマン以来の採用。
怪人化アイテムとライダーの変身アイテムが同一という例が多い令和ライダーシリーズ故、マンモス怪人が出る仮面ライダー作品のフォームのモチーフとしての採用されており、仮面ライダーゼロワンではマンモスマギア(とギーガー)、ゼロワンブレイキングマンモス。
仮面ライダーリバイスではマンモス・デッドマン、マンモスゲノム。
ガッチャードではこのマンモスマルガム、ケアリーブリザンモスをガッチャンコさせたフェアリーマンモスとなる。

声を担当した山下誠一郎氏は特撮作品初参加であり、仮面ライダー作品のファンだったこともあって今回声優として参加できたことに対しTwitterでは担当した喜びを語っている。
素体の人形は4人分だが、全員山下氏が担当している。
氏は他にもナンモナイトを担当している。

最終更新:2024年04月15日 17:30