イシヤキイモキグルマー

「ライク・ア・ローリング・ストーン…」

【名前】 イシヤキイモキグルマー
【読み方】 いしやきいもきぐるまー
【声】 尾野透雅
【登場作品】 爆上戦隊ブンブンジャー
【登場話】 バクアゲ33「調達屋は譲らない」
【所属】 大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」
【分類】 苦魔獣/ストーン兄弟
【点火された魂】 燃えるストーン魂
【エンジン】 石焼き芋機
【スピード】 焼き上がり最速
【カスタム】 イシヤキイモ爆弾、エキサイトング
【ファーストラウンド】 コース/廃墟
【ナンバー】 8914
【モチーフ】 石焼き芋機、焼き芋、炎、さつまいも
【ナンバーの由来】 焼け石

【詳細】

イターシャが石焼き芋機にディスレースから渡されたハシリヤンイグニッションキーを差し、燃えるストーン魂をイグニッションして納車された再建パワー苦魔獣

かつて登場したサウナグルマーによく似ているが、両肩には焼かれたさつまいもが積まれ、頭も炎に包まれるさつまいもを模したカラーリングとなっている。
石焼きに限らず、焼き芋はスーパーなどの食料品店でも購入できるが、石焼き芋をキッチンカーや軽トラを利用する形で売り歩く形態も存在している。
苦魔獣の素体が人型にトランスフォームした車モチーフであることを考えると、石焼き芋機を搭載した車が変形したロボットとも思えなくもない。

武器とするのは熱々の石焼き芋爆弾。
手榴弾程度の大きさだが火力はなかなかであり、防御に長けたレンガブロックベイグルマーと協力することで一方的に相手を焦げ焦げにしてしまうことが可能。
またテントグルマーが装備していたエキサイトング(焼き芋を掴むトングか)を装備し、接近戦も槍術である程度まで対応する。

バクアゲ33冒頭で既に誕生し、巨大化したマッドレックス・フューリーとビュンビュンマッハーロボ&ブンバイオレットが戦うのとは別に、地上にてレンガブロックベイグルマーと共にブンブンジャー5人と戦っていた。
これはマッドレックスの記憶を取り戻そうと奮闘するサンシーターによる作戦であり、ブンブンジャーの分断作戦として、マッドレックス・フューリーと戦うビュンビュンマッハーロボに加勢させないために地上に釘付けにしておく役割を担当している。

レンガブロックベイグルマーと共にブンブンジャーと戦うが、巨大戦でマッドレックス・フューリーが撃退されてしまったためサンシーター共々その場から撤退した。

その後暴走するマッドレックス・フューリーへ加勢するようにと命令されるも、ブンバイオレットに妨害されたためレンガブロックベイグルマー共々戦いの場となった廃工場から外に連れ出されてしまい、最期はビュンビュンアロードライブに貫かれレンガブロックベイグルマー共々爆散した。

巨大化はせず。

【余談】

武器にしているのは石焼き芋だが、名前もモチーフも芋ではなく、石焼き芋機である。

スーツはサウナグルマーのリペイント。
同じストーン兄弟であるレンガブロックベイグルマーブロックベイグルマーを塗り直したもので、武器にしているエキサイトングはテントグルマーからの流用。

サウナストーンを玉砂利かゴツゴツしたさつまいもに見立て、それ思わせる色合いに塗り直している。
石焼き芋機は玉砂利を使うことで石を通して伝わるさつまいもをゆっくり加熱する機械であり、加熱した石が発する遠赤外線の効果で芋のデンプンの加水分解と麦芽糖の生成が進むことで甘くなる。
焚き火に放り込んで作るやり方も昔は一般的ともいえ、秋から冬の風物詩とも言える光景であったが、近年では道端で焚き火していると消防署が駆けつけてくる場合もあるため、メジャーとは言えなくなりつつある。
モチーフとあまり関係ないが、直火よりも間接的に熱したほうが甘みが強くなるため、焚き火に放り込むよりは地面に埋めその真上で焚き火をして熱したほうが仕上がりが良い。

声を担当した尾野透雅氏はイシヤキイモキグルマーのスーツアクターも兼任している。
ブンブンジャーではブンオレンジのスーツアクターとしてレギュラー出演していた他、ソウジキグルマーサウナグルマーのスーツ操演も担当している。
改造前のサウナグルマーは声も担当している。

辞世の句?である「ライク・ア・ローリング・ストーン」とは、恐らく1965年に発売されたボブ・ディランの楽曲名と思われる。
当時としては異例とも言える6分もの長い演奏時間の曲だったが、石焼き芋機ととの関連性は不明。
一説によれば歌詞との劇中ストーリーとの関係性があるのではとも。
石焼き芋と、曲名にストーンが入っているつながりか?

最終更新:2024年11月06日 02:12