ミュージック邪面

「このオレと契約しないか?」

【名前】 ミュージック邪面
【読み方】 みゅーじっくじゃめん
【声優】 松田健一郎
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【登場話】 エピソード10「時雨おいかける少女」
【所属】 ヨドンヘイム/ヨドン軍
【分類】 邪面師
【素体スーツの色】
【手袋/マント/ブーツの色】 緑/緑(裏地は銀)/緑
【邪面】 ミュージック(音楽)→声や楽器などで奏でられた音から生まれる、地球の芸術のこと
【担当邪面獣 邪面獣ステージシェルガ
【作戦名】 地獄ライブ作戦
【一口メモ】 無し
【モチーフ】 マイク、ト音記号

【詳細】

ベチャットが地球の芸術「ミュージック(音楽)」を模した邪面をかぶって昇格した邪面師

マイクヘッドを模した顔と口元から伸びる長く赤い舌がト音記号を描いた頭部を持つ。
音符…ならぬおんぶした相手に憑依することで、その人間の歌を聞いた人間の心臓へ「ヨドンチケット」をダイレクトに届ける能力を持つ。
自分自身が歌うわけではないので、誰かしらの歌い手が必要であるが効果はネットワークを超えて画面越しにも通用することから、優れた歌い手を用意すれば広範囲にチケットを届けられる利点がある。

このヨドンチケットは心臓と融合し生命力を闇エナジーへと変換する機能があり、生命力を奪われた視聴者は昏倒してしまう。
だがチケットを通してミュージック邪面が自在に操ることができるため、邪面獣ステージシェルガを育てるためにチケットを受け取った人々をステージシェルガが擬態したステージに集め、歌い手によるワンマンライブ「」を行うことで一気に闇エナジーを集めきる「地獄ライブ作戦」を実施していた。

特殊能力に振っているが、邪面から強烈な音圧を放つことで攻撃も可能。
しかしさほど強力ではなく、直接的な戦闘力は低いため、憑依した歌い手を人質に取る卑怯な戦法も辞さない。
操られた人たちは操作の媒介となる垂れ幕を持ち歩き、それを破壊することで正気に戻すことが可能。
自分以外の誰かを歌い手とし不特定多数に見てもらうために知名度を上げる必要があるため、見出した歌い手に対しては比較的真摯に向き合い広範囲にチケットを届けることに成功するなどプロデューサー能力は高い。
公式サイトでは「簡単な面接と契約をしていただくだけでアイドルになれる」と書かれている他、この邪面師の項目だけ説明口調で、最後に契約を持ちかける形に変わっている。

歌い手として見出したのは古寺良世という少女。
時雨に対して恋心を抱く彼女の気持ちを利用する形で「ヨドミヒメ」なるネットアイドルとして祭り上げ、多くの視聴者にヨドンチケットを配ることに正解した。


【余談】

銀ベースの素体はジョイスティック邪面からの引き継ぎ。
ジョイスティック邪面→ミュージック邪面→マシュマロ邪面バクダン邪面マネキン邪面と推移している。

モチーフとなった「音楽」は、マイクが音を奏でるという形で表現されているが、ト音記号がマイク型頭部から伸びる長い舌であるあたり、この邪面師の音楽に対する認識がにじみ出ているとも言える。
自分側からは見えない形で舌が記号を描いているあたり、アイドルを、ファンを、音楽を目的のための餌と見なして舌なめずりしているようにも。

声を担当した、松田健一郎氏は海賊戦隊ゴーカイジャー下士官スゴーミン役で出演して以来、度々怪人の声を担当している。
スーパー戦隊シリーズでは快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーに登場したアニダラ・マキシモフ役として出演して以来の参加となる。

最終更新:2024年11月13日 00:52