ウザいDIO
「ゴホッ…ゴホッ……私とした事が不覚ね…」
ある日の夜、レミリアが風邪をこじらせベッドで安静にしている頃、DIOがレミリアのお見舞いに来たのだった……。
「お嬢様、DIOがお見舞いに来たようですが」
「通してちょうだい咲夜…ゴホッ……」
レミリアの許可が降り扉が開かれると見舞いの花束を持ったDIOが現れる。
「なんだ……生きているのか。ほれお供え用の菊だ」
「いきなりご挨拶ねDIO…ゴホッ…まあいいわ座りなさい」
「ではよっこらSEXいや~てっきり死んでると思ってメイド長にお悔やみの言葉をかけてしまったよ。
微妙な顔してたな彼女悪い事をしたよ」
「きにしなくていいわ」
(このオカマ吸血鬼め…)
「お詫びにJ・ガイルの似顔絵をやろう。鼻の辺りとかメチャ似てるだろう」
「ゴホッ…いらないわ……そんなもの」
「他にもハート型のアクセサリーとか…どうでもいいか。
おっとそろそろ天才TVくんが始まる時間じゃないか帰るとするか」
「ゴホッゴホッ……アンタ嫌がらせに来たの?」
「何を言ってるのだ。お前を心の底から心配して見舞いに来ているのだぞ」
「ハァ……どうだが昨日も霊夢が来てかくかくしかじかで散々だったわ」
「レミリアよ。それは霊夢との百合フラグじゃないか」
「……え?」
「『だいぶ熱があるみたいね』『私のココも熱があるみたいなの触ってみてぇ』
なぁんつって、めくるめくくんずほずれつ、マリみてストパニがあったかもしれないのに勿体無いことを」
ある日の夜、レミリアが風邪をこじらせベッドで安静にしている頃、DIOがレミリアのお見舞いに来たのだった……。
「お嬢様、DIOがお見舞いに来たようですが」
「通してちょうだい咲夜…ゴホッ……」
レミリアの許可が降り扉が開かれると見舞いの花束を持ったDIOが現れる。
「なんだ……生きているのか。ほれお供え用の菊だ」
「いきなりご挨拶ねDIO…ゴホッ…まあいいわ座りなさい」
「ではよっこらSEXいや~てっきり死んでると思ってメイド長にお悔やみの言葉をかけてしまったよ。
微妙な顔してたな彼女悪い事をしたよ」
「きにしなくていいわ」
(このオカマ吸血鬼め…)
「お詫びにJ・ガイルの似顔絵をやろう。鼻の辺りとかメチャ似てるだろう」
「ゴホッ…いらないわ……そんなもの」
「他にもハート型のアクセサリーとか…どうでもいいか。
おっとそろそろ天才TVくんが始まる時間じゃないか帰るとするか」
「ゴホッゴホッ……アンタ嫌がらせに来たの?」
「何を言ってるのだ。お前を心の底から心配して見舞いに来ているのだぞ」
「ハァ……どうだが昨日も霊夢が来てかくかくしかじかで散々だったわ」
「レミリアよ。それは霊夢との百合フラグじゃないか」
「……え?」
「『だいぶ熱があるみたいね』『私のココも熱があるみたいなの触ってみてぇ』
なぁんつって、めくるめくくんずほずれつ、マリみてストパニがあったかもしれないのに勿体無いことを」
(この男、性人君子か…私にはとてもそんな発想が出来ん)
「そういえばもう一匹似たようなのがいたな」
ドタドタドタ……
「お姉さまァ――――――ッ!!!」
噂をすれば何とやら姉を心配した妹のフランが駆けつけたのだ。
「お姉さま!体の具合は大丈夫?」
「だ……大丈夫だから耳元でそんな大きな声出さないで……」
「お姉さま……」
お姉さまがあんなに苦しそうに私は一体どうすれば……。
そうだ!お姉さまが元気になるような料理を作ればいいんだわ。
「待っててねお姉さま、フランが美味しい料理を作ってくるわね」
善は急げ フランは台所に向かってあっという間に飛んで行きました。
「レミリアよ少々不安なので私も台所へ向かうがよいか?」
「ええ頼むわ。フランをお願いね」
こうしてDIOも台所へ向かうのだった。
その頃、台所では容器をひっくり返し材料が散乱し荒れ果てていた。
「う~ん私は壊すのは得意だけど作るのは苦手なのよね」
「苦戦しているようだなフランよ」
「DIO!う……うん」
「それなら良い物がある」
DIOは袋から沢山の瓶を取り出しフランに見せる。
「これは?」
「栄養ドリンクだ。これを混ぜ合わせ煮込めば栄養満点のドリンクが出来上がるぞ」
「すっごおい!流石DIOね」
「フフッでは早速作るとしようフランも手伝ってくれるね」
「うん!」
「ではこの青ポーションをベースに鍋に入れるぞ」
DIOとフランは栄養ドリンクを次々と開け鍋に注いでいく。
「今度は精力剤も入れるぞフランよ」
「わかったわ」
二人は液体型の精力剤を入れ終わると固形型の精力剤にも手を出し鍋にぶちこんでいった。
「最後はニンニク、生姜、鷹の爪を入れて一時間弱火で煮込むと、体の芯まで暖まるぞ」
「これでお姉さまも元気になるわ。ありがとうDIO」
「君達の力になれるなら私も手伝ったかいがあったよ」一時間後、鍋からゲロのような悪臭を漂わせる泥水のような液体ハイポーションが完成した。
「これ……大丈夫なの?」
「問題ない苦ければ苦いほど栄養があるのだよフラン」
(これ飲んだらレミリアも死ぬかもしれんな……)
「ちょっと味見をしよう」
DIOがコップに少量のハイポーションを入れ一口飲み込んだ。
「――――ッ!?ザ・ワールド!!」
「どうしたのDIO?」
「な…何でもない。さて冷めない内にレミリアの元へ運ぼうかフランよ」
「そ…そうね」
(時止めして口をゆすがなければ吐いていた所だった…)
二人は悪臭漂うハイポーションを入れたコップをレミリアの元へと運んだ。
「ゴホッ……なに?このゲロみたいな液体は……」
「私とフランの二人で作った力作だ。是非飲んでくれたまえ」
「お姉さま~これ飲んで元気になってね」
フランやDIOが一生懸命、私の為に作ってくれたんだし飲まないと……だめよね。
レミリアが恐る恐るハイポーションを口に付け半分程飲み干した時、体に異変が起きた。
(え、塩酸?)
舌が焼けるように熱い。それにゲロのような臭みが身体の隅々に回っていく。
「……グボォッ!オエエェエッ……」
「お姉さま―――ッ!?」
今レミリアの脳内には河の上を進むnice boatの風景が映しだされていた。
「…DIO……こっちきなさい………」
「ん?どうしたのだレミリアよ」
「いいから来なさい……」
ガシッ!とレミリアがDIOの肩を掴むと残りのハイポーションをDIOの口の中に突っ込んだ。
「ぐ……う……オ…オエェェエッ!」
薄れ行く意識の中でDIOの脳内でnice boatが映し出されたのは言うまでもない。
「そういえばもう一匹似たようなのがいたな」
ドタドタドタ……
「お姉さまァ――――――ッ!!!」
噂をすれば何とやら姉を心配した妹のフランが駆けつけたのだ。
「お姉さま!体の具合は大丈夫?」
「だ……大丈夫だから耳元でそんな大きな声出さないで……」
「お姉さま……」
お姉さまがあんなに苦しそうに私は一体どうすれば……。
そうだ!お姉さまが元気になるような料理を作ればいいんだわ。
「待っててねお姉さま、フランが美味しい料理を作ってくるわね」
善は急げ フランは台所に向かってあっという間に飛んで行きました。
「レミリアよ少々不安なので私も台所へ向かうがよいか?」
「ええ頼むわ。フランをお願いね」
こうしてDIOも台所へ向かうのだった。
その頃、台所では容器をひっくり返し材料が散乱し荒れ果てていた。
「う~ん私は壊すのは得意だけど作るのは苦手なのよね」
「苦戦しているようだなフランよ」
「DIO!う……うん」
「それなら良い物がある」
DIOは袋から沢山の瓶を取り出しフランに見せる。
「これは?」
「栄養ドリンクだ。これを混ぜ合わせ煮込めば栄養満点のドリンクが出来上がるぞ」
「すっごおい!流石DIOね」
「フフッでは早速作るとしようフランも手伝ってくれるね」
「うん!」
「ではこの青ポーションをベースに鍋に入れるぞ」
DIOとフランは栄養ドリンクを次々と開け鍋に注いでいく。
「今度は精力剤も入れるぞフランよ」
「わかったわ」
二人は液体型の精力剤を入れ終わると固形型の精力剤にも手を出し鍋にぶちこんでいった。
「最後はニンニク、生姜、鷹の爪を入れて一時間弱火で煮込むと、体の芯まで暖まるぞ」
「これでお姉さまも元気になるわ。ありがとうDIO」
「君達の力になれるなら私も手伝ったかいがあったよ」一時間後、鍋からゲロのような悪臭を漂わせる泥水のような液体ハイポーションが完成した。
「これ……大丈夫なの?」
「問題ない苦ければ苦いほど栄養があるのだよフラン」
(これ飲んだらレミリアも死ぬかもしれんな……)
「ちょっと味見をしよう」
DIOがコップに少量のハイポーションを入れ一口飲み込んだ。
「――――ッ!?ザ・ワールド!!」
「どうしたのDIO?」
「な…何でもない。さて冷めない内にレミリアの元へ運ぼうかフランよ」
「そ…そうね」
(時止めして口をゆすがなければ吐いていた所だった…)
二人は悪臭漂うハイポーションを入れたコップをレミリアの元へと運んだ。
「ゴホッ……なに?このゲロみたいな液体は……」
「私とフランの二人で作った力作だ。是非飲んでくれたまえ」
「お姉さま~これ飲んで元気になってね」
フランやDIOが一生懸命、私の為に作ってくれたんだし飲まないと……だめよね。
レミリアが恐る恐るハイポーションを口に付け半分程飲み干した時、体に異変が起きた。
(え、塩酸?)
舌が焼けるように熱い。それにゲロのような臭みが身体の隅々に回っていく。
「……グボォッ!オエエェエッ……」
「お姉さま―――ッ!?」
今レミリアの脳内には河の上を進むnice boatの風景が映しだされていた。
「…DIO……こっちきなさい………」
「ん?どうしたのだレミリアよ」
「いいから来なさい……」
ガシッ!とレミリアがDIOの肩を掴むと残りのハイポーションをDIOの口の中に突っ込んだ。
「ぐ……う……オ…オエェェエッ!」
薄れ行く意識の中でDIOの脳内でnice boatが映し出されたのは言うまでもない。