マジカルギアシャンハイ 無線集
とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ!
【・・・・上海、何やってんだ?】
上海のとった奇妙な行動にイルーゾォは思わず突っ込んだ。
「シャンハーイ。(見て分からないのか?ダンボールをかぶっているんだ・・・・。)」
うっとりとした様子でダンボールを被っている上海に、イルーゾォは何とも言いがたい表情をする。
通信機の向こうでこんな会話が聞こえてくる。
上海のとった奇妙な行動にイルーゾォは思わず突っ込んだ。
「シャンハーイ。(見て分からないのか?ダンボールをかぶっているんだ・・・・。)」
うっとりとした様子でダンボールを被っている上海に、イルーゾォは何とも言いがたい表情をする。
通信機の向こうでこんな会話が聞こえてくる。
「おいソルベ!!上海に何教えてんだよ!!」
「あ・・・?俺は別に何も教えてねぇよ!!」
「じゃあ何なのよ!!上海は別にこの間まで普通だったわよ?!」
どうやら教官となったソルベの影響だと判断したらしい、イルーゾォとアリスがソルベを問い詰めている。
「・・・・・じゃああれだ、あの影響かもなぁ・・・。」
「あれ?」
そう言うとソルベは二人に説明を始める。
「実はよぉ、いくら一度できっちり覚えられるつっても一晩じゃ無理があると思って・・・・・。
あのスタンド装備の理論を応用して、とある人物の戦闘データを、上海にインプットしてんだ。」
「何よそれ!!どういうことなの?!」
「・・・・そのさぁ、実は俺が新米のぺーぺーだった頃世話になった人が冥界にいて。
その人にこの話をしたら、ノリノリで力を貸してやるつってさぁ。
まぁ死んで若い頃のノリに戻ったんだろうなぁ・・・・テンションおかしかったし。
それで、その人の戦闘データとかもろもろを上海にそのスタンドディスクで入れたんだよ。
実際、それに近いことを外の世界でサルでやって、成功したって聞いてからな。
まぁ大丈夫だろ。ファミ○の攻略本くらいに。」
「ふーん・・・・・。色々と研究しがいがありそうね。あの世の発明?」
アリスはソルベの話を、面白そうに聞いていた。
その間も、上海は心地よさそうに段ボールに包まれていた。
そう、彼女は母親の胎内に入っていたことはなかったが、きっとこんな感じなのだろうと微笑みながら・・・・。
「よくその人、協力してくれたな・・・・。」
「あぁ、俺が日本にいるって言ったら、快く協力してくれたぜ。」
「それまた何で?」
「・・・・・・・・段ボール十箱分、と引き換えだとよ。好物らしい。カロリーメ・・・・。」
「あ・・・?俺は別に何も教えてねぇよ!!」
「じゃあ何なのよ!!上海は別にこの間まで普通だったわよ?!」
どうやら教官となったソルベの影響だと判断したらしい、イルーゾォとアリスがソルベを問い詰めている。
「・・・・・じゃああれだ、あの影響かもなぁ・・・。」
「あれ?」
そう言うとソルベは二人に説明を始める。
「実はよぉ、いくら一度できっちり覚えられるつっても一晩じゃ無理があると思って・・・・・。
あのスタンド装備の理論を応用して、とある人物の戦闘データを、上海にインプットしてんだ。」
「何よそれ!!どういうことなの?!」
「・・・・そのさぁ、実は俺が新米のぺーぺーだった頃世話になった人が冥界にいて。
その人にこの話をしたら、ノリノリで力を貸してやるつってさぁ。
まぁ死んで若い頃のノリに戻ったんだろうなぁ・・・・テンションおかしかったし。
それで、その人の戦闘データとかもろもろを上海にそのスタンドディスクで入れたんだよ。
実際、それに近いことを外の世界でサルでやって、成功したって聞いてからな。
まぁ大丈夫だろ。ファミ○の攻略本くらいに。」
「ふーん・・・・・。色々と研究しがいがありそうね。あの世の発明?」
アリスはソルベの話を、面白そうに聞いていた。
その間も、上海は心地よさそうに段ボールに包まれていた。
そう、彼女は母親の胎内に入っていたことはなかったが、きっとこんな感じなのだろうと微笑みながら・・・・。
「よくその人、協力してくれたな・・・・。」
「あぁ、俺が日本にいるって言ったら、快く協力してくれたぜ。」
「それまた何で?」
「・・・・・・・・段ボール十箱分、と引き換えだとよ。好物らしい。カロリーメ・・・・。」
ブツッ!!
「シャンハーイ?」
どうやら、突然通信が切れたらしい。
だが、そんな事はどうでもいいといわんばかりに、安らかな表情で段ボールに包まれ続けた。
「シャンハーイ?」
どうやら、突然通信が切れたらしい。
だが、そんな事はどうでもいいといわんばかりに、安らかな表情で段ボールに包まれ続けた。
とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ!
「シャンハーイ・・・・。」
家の中で、珍しい物を見つけた上海は、通信を入れる。
【ん・・・?何だ上海?あぁ、なるほど。確かにあの敵は狙いにくいな。だったら・・・・・。】
すっかり上海の教官となっているソルベは、戦術的な事をアドバイスしていた。
イルーゾォとアリスでは、こういったことをアドバイスはできないからだ。
【分かったか?じゃあ頑張るんだぞ。】
「シャンハーイ!!」
そして、通信は終わった。
だが、上海は通信機のスイッチを切り忘れたらしい。
こんな会話が、通信機から聞こえてきた。
【ねぇ・・・・、ソルベ。】
【ん?どうした?ジェラート。】
【ソルベがさ・・・、結構面倒見がいいのは分かってる。そこはとっても素敵だと思うよ・・・・・。
でもさ、一晩もソルベを捕られた上、ずーっとその子に構っているのを見せ付けられる俺の身にもなってよ・・・・。】
なにやら、パルパルパルパル・・・・という音が聞こえてくる。
いや、バルバルの聞き違いかもしれない。
【お・・・・、おい。落ち着けよジェラート。】
【しかもさ、人形はいえそれが女の子ってのがねー・・・・。皆ならともかく、それもあんまり面識のない・・・・。
仕事とかでいないなら、俺も我慢できるよ?お仕事ならね?でも・・・・こんなに構ってあげることないんじゃないかなぁ・・・?】
ジャキンッと何かを構える音がした。
【ねぇ、ソルベ。何で逃げようとするの?逃げないでよ・・。こっちを見て・・・・。】
【いや・・・OK、時に落ち着けジェラート。その腕から飛び出てる刃物を仕舞おうか。ちょ・・!!やめて!!セイバーオフすんな!!ぎゃぁぁぁぁぁ!!】
何やらグロテスクな音が通信機の向こうから聞こえてきたか、上海は冷静に通信機のスイッチを切った。
家の中で、珍しい物を見つけた上海は、通信を入れる。
【ん・・・?何だ上海?あぁ、なるほど。確かにあの敵は狙いにくいな。だったら・・・・・。】
すっかり上海の教官となっているソルベは、戦術的な事をアドバイスしていた。
イルーゾォとアリスでは、こういったことをアドバイスはできないからだ。
【分かったか?じゃあ頑張るんだぞ。】
「シャンハーイ!!」
そして、通信は終わった。
だが、上海は通信機のスイッチを切り忘れたらしい。
こんな会話が、通信機から聞こえてきた。
【ねぇ・・・・、ソルベ。】
【ん?どうした?ジェラート。】
【ソルベがさ・・・、結構面倒見がいいのは分かってる。そこはとっても素敵だと思うよ・・・・・。
でもさ、一晩もソルベを捕られた上、ずーっとその子に構っているのを見せ付けられる俺の身にもなってよ・・・・。】
なにやら、パルパルパルパル・・・・という音が聞こえてくる。
いや、バルバルの聞き違いかもしれない。
【お・・・・、おい。落ち着けよジェラート。】
【しかもさ、人形はいえそれが女の子ってのがねー・・・・。皆ならともかく、それもあんまり面識のない・・・・。
仕事とかでいないなら、俺も我慢できるよ?お仕事ならね?でも・・・・こんなに構ってあげることないんじゃないかなぁ・・・?】
ジャキンッと何かを構える音がした。
【ねぇ、ソルベ。何で逃げようとするの?逃げないでよ・・。こっちを見て・・・・。】
【いや・・・OK、時に落ち着けジェラート。その腕から飛び出てる刃物を仕舞おうか。ちょ・・!!やめて!!セイバーオフすんな!!ぎゃぁぁぁぁぁ!!】
何やらグロテスクな音が通信機の向こうから聞こえてきたか、上海は冷静に通信機のスイッチを切った。
とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ!
「シャンハーイ・・・・。」
【はいはーい!!セーブですねー!】
そう言って、通信に出てきたのは、アリスでも暗殺チームの誰かでもなく、紅美鈴だった。
「シャンハーイ?」
【あぁ、他の皆さんは変身して暴走状態のジェラートさんを止めにいってます。
まぁジェラートさんの意識自体で変身してるので何とか説得できると思いますけど。】
それで全員で払っているらしい。
後ろからなんかバイオハザードをプレイしているかのような音が聞こえてくるが、多分本物の音なんだろう。
悲鳴を上げながら逃げ回るソルベに、それを追いかけるジェラート。さらに
「シャンハーイ・・・・。(なぁ、何故ジェラートなあんなにソルベに対して怒っているんだ?)」
先ほどのやり取りを、ずっと不思議に思っていたのか、上海は美鈴に尋ねた。
【何故って・・・・、あぁ、上海ちゃんはお人形さんですから、その手の事はよく分からないんですね。】
そう言って、美鈴は納得したかのように手を叩いた。
【まあ、ジェラートさんは上海ちゃんたちに嫉妬してるんですよ。ずーっとソルベさん取られてましたからね。】
「シャンハーイ?(でも、まだ一日も立ってないだろう?)」
【ジェラートさんは、きっと比翼連理で居たいんでしょうねぇ。」
「シャンハーイ?(なんだ、それは。)」
聞きなれない単語に、美鈴はその言葉の説明をする。
【これは元々、白居易という人の『長恨歌』という長編の漢詩の言葉で、正しくは
【はいはーい!!セーブですねー!】
そう言って、通信に出てきたのは、アリスでも暗殺チームの誰かでもなく、紅美鈴だった。
「シャンハーイ?」
【あぁ、他の皆さんは変身して暴走状態のジェラートさんを止めにいってます。
まぁジェラートさんの意識自体で変身してるので何とか説得できると思いますけど。】
それで全員で払っているらしい。
後ろからなんかバイオハザードをプレイしているかのような音が聞こえてくるが、多分本物の音なんだろう。
悲鳴を上げながら逃げ回るソルベに、それを追いかけるジェラート。さらに
「シャンハーイ・・・・。(なぁ、何故ジェラートなあんなにソルベに対して怒っているんだ?)」
先ほどのやり取りを、ずっと不思議に思っていたのか、上海は美鈴に尋ねた。
【何故って・・・・、あぁ、上海ちゃんはお人形さんですから、その手の事はよく分からないんですね。】
そう言って、美鈴は納得したかのように手を叩いた。
【まあ、ジェラートさんは上海ちゃんたちに嫉妬してるんですよ。ずーっとソルベさん取られてましたからね。】
「シャンハーイ?(でも、まだ一日も立ってないだろう?)」
【ジェラートさんは、きっと比翼連理で居たいんでしょうねぇ。」
「シャンハーイ?(なんだ、それは。)」
聞きなれない単語に、美鈴はその言葉の説明をする。
【これは元々、白居易という人の『長恨歌』という長編の漢詩の言葉で、正しくは
在天願作比翼鳥 在地願為連理枝・・・・・天にあっては願わくは比翼の鳥となり、地にあっては願わくは連理の枝とならん。
と言うものです。比翼の鳥というのは、翼がそれぞれ片方ずつしかなく、二羽じゃないと飛べない鳥。
連理の枝というのは、木の枝が他の木の枝とつながって木目が連なっていると言うものです。
本来は仲睦まじい夫婦とかの事を言うんですけど、ジェラートさんの場合文字通りぴったりじゃないと嫌なんでしょうね。】
「シャンハーイ(じゃあ・・・・、蓬莱もそうなのか?だから、私達を追い出したのだろうか・・・?)」
しゅん、とした上海を、美鈴は慌てて励ます。
【そ・・・そんな事ないですよ!!水は方円の器に従う、という言葉があります。
人は環境や付き合っている人で、いくらでも変わってしまうものです。
だけど、頑張って水を元の器に移し変えれば、きっと元の仲良し家族に戻れるはずです!!頑張ってください!!】
「・・・・シャンハーイ!!(・・・・あぁ!!)」
美鈴に励まされ、上海は力強く頷いた。
連理の枝というのは、木の枝が他の木の枝とつながって木目が連なっていると言うものです。
本来は仲睦まじい夫婦とかの事を言うんですけど、ジェラートさんの場合文字通りぴったりじゃないと嫌なんでしょうね。】
「シャンハーイ(じゃあ・・・・、蓬莱もそうなのか?だから、私達を追い出したのだろうか・・・?)」
しゅん、とした上海を、美鈴は慌てて励ます。
【そ・・・そんな事ないですよ!!水は方円の器に従う、という言葉があります。
人は環境や付き合っている人で、いくらでも変わってしまうものです。
だけど、頑張って水を元の器に移し変えれば、きっと元の仲良し家族に戻れるはずです!!頑張ってください!!】
「・・・・シャンハーイ!!(・・・・あぁ!!)」
美鈴に励まされ、上海は力強く頷いた。
とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ!
【・・・・・上海、何を装備している。】
リゾットに問い詰められて、上海は答えた。
「シャンハーイ(髪パーツ、【悪魔の髪】と言うらしい。)」
上海は人形ゆえに、目の色や髪を、パーツごとに変えることで、カモフラージュ率をあげることが出来る。
そして、今彼女の髪の毛は、ピンク色に緑の斑点と言うゲームに出てくるクリーチャーのような色合いになっていた。
【・・・・・悪いことは言わない、今すぐ外せ。】
「シャンハーイ?(どうしてだ?あまりカモフラージュ率は変わってないぞ?むしろここは壁紙がピンクだから・・・・。)」
【いいから外せ!!ぶっ殺されたいのか?!】
「っ?!」
リゾットのあまりの剣幕に、上海はビクッと怯えて、涙目となる。
だが、リゾットもすぐに正気を取り戻したらしい。
【・・・・すまない、その髪を見ていると、どうも殺意が湧いてきてそれを抑えられなくてな。
ともかく上海、もうその髪の色はギャグの領域だ。ネタキャラにされたくなかったら外したほうがいいぞ。】
そう言って、リゾットは通信をきった。
【・・・・・上海、何を装備している。】
リゾットに問い詰められて、上海は答えた。
「シャンハーイ(髪パーツ、【悪魔の髪】と言うらしい。)」
上海は人形ゆえに、目の色や髪を、パーツごとに変えることで、カモフラージュ率をあげることが出来る。
そして、今彼女の髪の毛は、ピンク色に緑の斑点と言うゲームに出てくるクリーチャーのような色合いになっていた。
【・・・・・悪いことは言わない、今すぐ外せ。】
「シャンハーイ?(どうしてだ?あまりカモフラージュ率は変わってないぞ?むしろここは壁紙がピンクだから・・・・。)」
【いいから外せ!!ぶっ殺されたいのか?!】
「っ?!」
リゾットのあまりの剣幕に、上海はビクッと怯えて、涙目となる。
だが、リゾットもすぐに正気を取り戻したらしい。
【・・・・すまない、その髪を見ていると、どうも殺意が湧いてきてそれを抑えられなくてな。
ともかく上海、もうその髪の色はギャグの領域だ。ネタキャラにされたくなかったら外したほうがいいぞ。】
そう言って、リゾットは通信をきった。
とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ!
【はぁーいお人形さん。中々大変ね。】
「シャンハーイ・・・・・。(何であんたが通信機に出る、レミリア・スカーレット。)」
通信が来たので出てみれば、突然出てきたあまり面識のない人物が出てきて上海は戸惑う。
【別にどうだっていいじゃない。他の奴らがちょうどいないから、ためしに私が通信してみたのよ。
それにしても、面白いわね。あなたの兵器。魔力を吸収するものだなんて。】
「シャンハーイ。(あぁ、こいつを使えば人形の活動を停止させる事が出来る。あいつらがおねんねしている間に、私は家を奪還するというところだ。)」
【なるほど・・・・・・お疲れ様ね。】
「シャンハーイ。(まったくだ、家に戻ったら暖かいコーヒーをゆっくりと・・・・。)」
【何ですって・・?!】
「シャンハイ?」
【今なんと言ったの?!】
とんでもないレミリアの剣幕に、上海は戸惑いながら答える。
「・・・・シャンハーイ(・・・いや、暖かいコーヒーをゆっくり・・・・。)」
【あなたの主はあんな泥水を飲ませているの?!懸命に使えている下僕に?!】
「シャ・・・シャンハーイ・・・・。(いや・・、イルーゾォが最近よく淹れてくれるんだ。ドロリとして苦くて甘いイタリアンコーヒーを・・・・。)」
【許さないわ!!この私が幻想郷にいる限りあんな下品な飲み物を飲むなんて・・・・。】
「シャンハーイ(じゃあ、あんたは何を飲むんだ?)」
【無論、紅茶よ】
そういい残して、レミリアは通信を切った。
【はぁーいお人形さん。中々大変ね。】
「シャンハーイ・・・・・。(何であんたが通信機に出る、レミリア・スカーレット。)」
通信が来たので出てみれば、突然出てきたあまり面識のない人物が出てきて上海は戸惑う。
【別にどうだっていいじゃない。他の奴らがちょうどいないから、ためしに私が通信してみたのよ。
それにしても、面白いわね。あなたの兵器。魔力を吸収するものだなんて。】
「シャンハーイ。(あぁ、こいつを使えば人形の活動を停止させる事が出来る。あいつらがおねんねしている間に、私は家を奪還するというところだ。)」
【なるほど・・・・・・お疲れ様ね。】
「シャンハーイ。(まったくだ、家に戻ったら暖かいコーヒーをゆっくりと・・・・。)」
【何ですって・・?!】
「シャンハイ?」
【今なんと言ったの?!】
とんでもないレミリアの剣幕に、上海は戸惑いながら答える。
「・・・・シャンハーイ(・・・いや、暖かいコーヒーをゆっくり・・・・。)」
【あなたの主はあんな泥水を飲ませているの?!懸命に使えている下僕に?!】
「シャ・・・シャンハーイ・・・・。(いや・・、イルーゾォが最近よく淹れてくれるんだ。ドロリとして苦くて甘いイタリアンコーヒーを・・・・。)」
【許さないわ!!この私が幻想郷にいる限りあんな下品な飲み物を飲むなんて・・・・。】
「シャンハーイ(じゃあ、あんたは何を飲むんだ?)」
【無論、紅茶よ】
そういい残して、レミリアは通信を切った。