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ほうげーっしょー小ネタ(※ネタバレあり)

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shinatuki

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ある日、藍が言ってきた。
「どうだ、リゾット。一つ月を征服してみないか?」
八雲紫による月面征服計画。それに対する暗殺チームの答えは・・・・。
「・・・・・勘弁してくれ、ようやく安定した収入で生活できてるのに。
 大体、攻め込んで俺達にメリットはあるのか?むしろ刑がさらに重くなるだろう?
 あとその辺りにはスキー旅行の予定がある、久々の長期休暇なんだ。勘弁してくれ。」
だが、そんな少年の日の夢はとっくに卒業した暗殺チームは月面戦争よりスキー旅行を取った。
殺人マニアのソルベとジェラートは少々興味を示していたが、あくまで少々のレベルだった。

ここで八雲紫は少々戸惑う。穢れの塊である彼らを送り込めば、それはかなりの痛手を月面に与える事が出来る。
もうそれだけで月の奴らをギャフン、と言わせられるのだが。
そこで紫がとったのは。
「仕方がないわね、うまく行くかどうか分からないけど。」

「これで準備はいいか?」
「いやー、長期休暇なんて何年ぶりだ?野郎だらけなのが残念だけどなー。」
「スキーとかすげぇ久しぶりなんだけどさぁ・・・。」
翌日のスキー旅行にわくわくと年甲斐もなくはしゃぐ暗殺チーム達。
まぁそりゃあ久々の長期休暇である、温泉にスキーとわくわくである。
ノリノリで、借りたレンタカーに荷物を詰めてると・・・。
「へっ?」
まっさきに気づいたのは、イルーゾォだった。
いつも通りぼんやりと鏡を眺めていたら、鏡の中の月が突然歪んだのだ。
「おいっ・・・!!何か・・・!!」
とっさにその異変を周囲の皆に伝えようとした瞬間、既に周囲の風景は変わっていた。
「「「「「「「はい?」」」」」」」
さっきまで乗せてた荷物を車はどこに行ったか、彼らの周りにはたわわに果実を実らせる桃の木が生えている。
「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・。」」」」」」」」
もちろん、ここがどこかは分からない、ただ、これだけは分かる。
これは多分、休暇が潰れるだろうと。
「こらっ!!何だお前達!!」
彼らの前に突然現れたのは日本の女子高生のような服を着て、銃剣を構えている少女。
「お前らもあの穢れた地上の民どもの仲間か!!」
なんかよく分からないけど、こいつ喧嘩売ってる?うん、売ってるよね?
もう・・・・シュートしても・・・・いいよね?
「おい、あんた。」
すたすたと、プロシュートが彼女に近づく。
「ちょっといいか?」
にっこりと、普段紫にもペッシにも見せないような笑顔を見せながら。
「舐めてんなよこのクソガキ。」
可憐な少女の容姿をした月ウサギに、容赦なくスタンドと自分の拳を喰らわせた。


その後、散々帰せ帰せと暴れまわった暗殺チームにさすがに依姫もドン引きし、そうそうに地上に帰された。
その上冥界の管理人が一ヶ月間行方不明になったせいで、そっちの管理に暗殺チームが借り出され休暇が潰れることとなった。

「・・・・・・・・もうしばらく君は口を聞かない・・・。」
「す・・すまないリゾット!!私も紫様がそんな事をしてるとは・・・リゾットォォォォ!!」

「・・・・・・・・・。」
「え、ちょっと無視?!そりゃちょっとあなた達には悪いことしたとは思ったわよ!だからほら!お酒持ってきたじゃない!プロシュートォ・・!!」

そして二人の乙女の好感度が下がったのも、また別のお話。

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