戦うことを忘れた武装神姫 その3
珍しく早く帰宅できたので、玄関先でバイクの点検整備。
ワイヤ、オイル類のチェック、グリス塗り込み等々・・・うむうむ、良い良い。
ワイヤ、オイル類のチェック、グリス塗り込み等々・・・うむうむ、良い良い。
「・・・何をされているんですか?」
工具箱の上に、アーンヴァル型のイオがいつの間にか腰掛けていた。
「見ての通りだよ。俺の愛車の整備。」
「マスターはマメですね。」
「マメっつーか・・・しばらくほっらたかしだったからね。いい加減可哀想で。」
「この子も、マスターに愛情を存分に注がれているんですね・・・。」
「愛情・・・でいいのかなぁ、この場合も。」
「いいんです、きっと。」
そう言いながら、そっと月明かりにイオの笑顔が浮かぶ。 柔らかな笑顔に、俺もほっと一息。
工具箱の上に、アーンヴァル型のイオがいつの間にか腰掛けていた。
「見ての通りだよ。俺の愛車の整備。」
「マスターはマメですね。」
「マメっつーか・・・しばらくほっらたかしだったからね。いい加減可哀想で。」
「この子も、マスターに愛情を存分に注がれているんですね・・・。」
「愛情・・・でいいのかなぁ、この場合も。」
「いいんです、きっと。」
そう言いながら、そっと月明かりにイオの笑顔が浮かぶ。 柔らかな笑顔に、俺もほっと一息。
「うーん、イオもずいぶんと成長したねぇ・・・。来た頃なんて、まずひとりで 外に出て来ることなんか無かったのに。」
整備の仕上げとして、余分なチェーンオイルを拭き取りしながら声をかけた。
「だってマスターが・・・ 外の世界の広さを教えてくれたから・・・」
と、ひょいと飛び上がり、イオはバイクの上に移動するハズだったのだが。
「え・・・きゃっ!!」
バイクのブレーキホースに足が引っかかって勢い良く進むベクトルが変わる。
ぐりん。
ごいん。
よりによってタンクの金属部にバーニア噴射状態で突撃、頭強打。
もんどり打つように落下した先には・・・ 真っ黒のウエス。
整備の仕上げとして、余分なチェーンオイルを拭き取りしながら声をかけた。
「だってマスターが・・・ 外の世界の広さを教えてくれたから・・・」
と、ひょいと飛び上がり、イオはバイクの上に移動するハズだったのだが。
「え・・・きゃっ!!」
バイクのブレーキホースに足が引っかかって勢い良く進むベクトルが変わる。
ぐりん。
ごいん。
よりによってタンクの金属部にバーニア噴射状態で突撃、頭強打。
もんどり打つように落下した先には・・・ 真っ黒のウエス。
も゛ふ。
廃棄直前で、べっとべとのウエスの上に、狙いすましたかのように落下したイオ。
「う、うえぇ・・・またやってしまいましたぁ・・・。」
真っ白なボディが、繊細な顔が、油ででろんでろんになってしまった。
ヘッドユニットも斜めにずれて、今にも泣き出しそうなイオの顔に・・・思わず ドキッとしてしまった。
いかに学習が進んでも抜けないから天然、か・・・。 まぁ、そこがこいつのチャームポイントなんだよね。
「う、うえぇ・・・またやってしまいましたぁ・・・。」
真っ白なボディが、繊細な顔が、油ででろんでろんになってしまった。
ヘッドユニットも斜めにずれて、今にも泣き出しそうなイオの顔に・・・思わず ドキッとしてしまった。
いかに学習が進んでも抜けないから天然、か・・・。 まぁ、そこがこいつのチャームポイントなんだよね。
戦場には赴かず、洗浄される神姫がいる。
そう、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。
そう、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。