はっきり言って、初対面で1時間程度話した程度では、その学生が優秀かどうかは、全然わかりません。
裏を返せば、どこの会社でも、一定程度はダメな人材が入ってしまっています。
一方で、どこの会社でも、一定程度は優秀な人材が入っています。
不思議ですか?
これは、人が人を評価することがいかに難しいかの証なのです。
色々と工夫することで、確率を上げることは可能(明らかに変な学生は落とすなど)ですが、
優秀な学生を全て見抜き、一人も落とさずに、必ず確保するということは、私の感覚では半分もできません。至難です。
これは、どんな採用のプロに聞いても同じ答えが返ってくる自信があります。
では、どうすればよいのでしょうか?
企業の答えとして一般に言われているのは、「できるだけたくさんの学生と話す」です(単純ですね笑)
我々が属している「企業」というものは、大組織ですから、
「やれるだけのことをやって、優秀層の"比率"を上げる努力に最善を尽くす」
これで十分正解なんです。
一方、学生側の答えとしては、「とりあえずたくさんの企業を受ける」しかありません。
結果、第一志望に内定が出ない、「実は優秀な学生」というのは腐るほどいます。
それはもう仕方がありません。
いい意味で、気楽にやってください。
ただし、もしあなたが優秀なら、内定を取れる可能性は相対的に高いはずです。
なので、もうこれはたくさん受けるしかないんです。
一方、どこの会社へ行っても、優秀な人はいます。彼らから得るものはとてつもなく多いはずです。
結局は、会社がどうこうというよりも、入った会社で自分がどうするかなんです。
優秀な人材は、後々いくらでもヘッドハンティングにあいます。
要は、一生懸命頑張ればいいんです。簡単ですね(笑)
最終更新:2010年03月21日 21:47