誰にも相談していないエントリーシート
これはもう人目でわかります。
例えば、「大学時代に苦労したエピソード」というと、結構な割合で「内面の苦悩を私小説のようにまとめたもの」が出てくることが多いです。
どこの太宰治だよ、というのも何度か見ました(笑)
これはもう本人の前だったりすると笑ってしまいそうで、こらえるのに大変なわけですが、なぜこんなことが起こるかというと、先輩に相談していないんですね。
普通、先輩(社会経験のある「他人」)に見てもらえば、一瞬で却下されるレベルのものが、結構な比率(実感としては半分位)であります。
こうした文章の最大の欠点は、「相手に読ませる視点」が欠けているわけです。
私も文章のプロではありませんから、抽象的なアドバイスもなかなかできませんが、
独自性を狙いすぎたり、自分のこれまでの人生を事細かに説明しようとしたりすると、たいてい失敗する気がします。
ざっくりでいいんです。あくまで、面接の場での話のきっかけを作る「ネタ」と思ってください。
下手に「自己分析」などすると、ドツボにはまる気がします(笑)
最終更新:2010年03月22日 19:21