留年と違い、難しいです。
「キャリアの空白期間」というのは、世間の人が思っているよりはるかに重いものです。
面接にいく以外の選択肢も含めて検討したいと思います。
①難関資格or公務員試験の勉強をしていた。
これはかなり無難だと思います。
しかし、「内定を出してもそちらに合格したらこないのか?」という疑問が確実に出ます。
そこは言い方ですが、自分の価値を高く見せるためには「今年は受かりそうだが、内定が出たらこちらにくる」というのがまず定石でしょう。「去年はギリギリで落ちた」などもよいです。
とにかく「他に通用しない学生」というのはとりたくないんです。そちらが大きいです。
なのでNGは「どうせ落ちるので」という回答です。
一方で、「たいしたことないのに自信過剰」と思われるのもリスクです。
自分をアピールする時は、謙虚さを交えるのが基本です。
例えば、以下のような話法はどうでしょうか。
「去年、公務員試験を受験し、合格点の少し下で落ちた。それから受験勉強を続けてきたが、考えてみると自分には役所勤めよりも、民間の仕事の方がむいている気がしている。せっかくなので今年も公務員試験は受験するつもりだが、色々と視野を広げるべく就職活動も始めてみた。」
「御社の業務の~~な点に興味がある。私の***な特性が生かせると考えている」
など。
<余談>
②そもそも、就職浪人しない。
もしまだ可能なのであれば、就職留年してください。
最近は大学側も授業料を大幅に免除したり、制度も手厚くなってきています。
新卒でないことは、やはり大きすぎるハンデです。
そもそもの入口が無くなる事が多いので。
③本当に公務員試験を受ける。
公務員試験の勉強は、就職浪人と非常に相性がよいと思います。
1年間もすることはなかなか無いですし、受かれば公務員になれますし、なにより次回の就活で精神的余裕が出ます(合格できるレベルまで勉強すれば、ですが)。
不安いっぱいでは、なかなかよい結果は出ません。
そして、①のような話法も出せます。
④資格を取る。
これは当然面接でもアピールにもなりますが、だいいち1年あるんです。気合も変わってきますし、ぜひ難易度の高いものに挑戦しましょう。
最終更新:2010年11月23日 13:12