会計早見表
効率のいい投資とは?
見るべきところ:建物(1日〜数日分の収益)
このゲームはROEとROIはシンプル化して同一視しているので気にしなくていい。
【結論】この数字で何がわかるの?(投資回収期間)
例として「ROI 8.8%」という数字は、「この投資額を、何日で回収できるか」を教えてくれる。
- 計算式:100 ÷ ROIのパーセント
- 必要日数: 100 ÷ 8.8 = 約11.3日
つまり、この電子機器工場は、約11〜12日間稼働させれば、建設にかかった費用を全額回収できる、と判断できる。この「回収期間」が短ければ短いほど、「効率のいい投資」と言える。例では製品はバッテリーのみとする。
①1日にどれくらい儲かるのかを計算。製品1個あたりの利益を出す:
- 計算式:売値 - 生産コスト
- 例:$77 (売値) - $65 (コスト) = $12 (1個あたりの利益)
②1日の総生産量を出す:
- 計算式:1時間あたりの生産量 × 24時間
- 例:25.3 (個/時間) × 24 (時間) = 607.2 (個/日)
①と②を掛け合わせて、「1日あたりの総利益」を出す(数値A):
- 計算式:①1個あたりの利益 × ②1日の総生産量
- 例:$12 × 607.2 = $7,285.2 (1日あたりの総利益)
(※公式ガイドの数字と少し違うのは、ゲーム内の管理費などの細かいコストが影響するためだが、基本的な考え方はこれでOK)
その建物への「投資額」を確認する(数値B):
これは建てるのにいくらかかるか。
これは建てるのにいくらかかるか。
- 投資額 = $82,800(Building cost)
ROIを計算する(数値C):
最後に、1日あたりの総利益(数値A)の結果を投資額(数値B)の結果で割り算する。
最後に、1日あたりの総利益(数値A)の結果を投資額(数値B)の結果で割り算する。
- 計算式:1日あたりの総利益 ÷ 投資額 = 数値C
- 例: $7,285.2 ÷ $82,800 = 0.088
パーセント(%)に直す:
数値Cに100を掛けると、おなじみのパーセント表示になる。
数値Cに100を掛けると、おなじみのパーセント表示になる。
- 計算式: 数値C × 100
- 例: 0.088 × 100 = 8.8%
これでこの電子機器工場への投資は「日次ROI 8.8%」であると計算できた。100÷8.8で約11.3なのでつまり11.3日かかると言う具合。
手っ取り早く稼ぎたい
見るべきところ:損益計算書(特にコスト部分)
初心者はとくに買う必要がないのに買ってたり、建物をむやみにレベルアップさせていて損が出ていたりするので、投資したあとは回収できるまで時間がかかることを覚えておくこと。
あとは実績報酬も意外と馬鹿にならない額を貰えることに留意。
あとは実績報酬も意外と馬鹿にならない額を貰えることに留意。
お金が足りないかも
見るべきところ:キャッシュフロー計算書,損益計算書(数日分)
まずはどこが赤字になっているか確認。債券を発行したり在庫を売り払って現金化すべきだが、そのあと自分の会社の構成で1日どのくらい利益が出ていて、どれくらい垂れ流しているのかしっかり確認すること。
1日の利益が推定返済額を上回るなら債券発行すべし。
数週間経ったけどあんまり利益出てないかも
見るべきところ:財務比率
収益性比率は全体最適するとき、営業運用効率はどれだけモノが捌けているか、流動性比率は債券があるときに見る。
収益性比率が悪いときは大体調達コストがめちゃくちゃになってるし、営業運用効率が悪いときは売り方がめちゃくちゃになってるので見直してどうぞ
流動性比率は特に債券を借りているときに見ると何日持つか教えてくれるので、これを指標に構成全体を見直すチャンス。
バランスシートは何に使うの?
見るべきところ:ない
奴は四天王の中でも最弱・・・!!
ゲームの進行で増減するだけなのでクソどうでもいい
ゲームの進行で増減するだけなので
会計のススメ
0. なぜ、このガイドが「一番」重要なのか?
このゲームで成功するための秘訣は、たった一つ。
「損益表の見方を覚えること」
これに尽きる。
「損益表の見方を覚えること」
これに尽きる。
公式ガイドにも載っていない、このゲームにおける「会計」の知識は、あなたの会社を闇雲に走る馬車から、精密な計器で航行する宇宙船へと変える、最強の武器である。
このガイドは、その「計器」の読み方を解説するものである。
このガイドは、その「計器」の読み方を解説するものである。
会社を建てたら毎日財務三表を記録する癖をつけよう。
1. 会社の健康診断:3つの決算書
あなたの会社の経営状態は、3つの決算書(財務三表)で、全てが分かる。
毎日バランスシートを取る癖をつければ、あなたは、誰よりも早く、自社の問題点と、次の一手を見抜くことができるだろう。
毎日バランスシートを取る癖をつければ、あなたは、誰よりも早く、自社の問題点と、次の一手を見抜くことができるだろう。
① 損益計算書(P/L):会社の「収益力」を見る
一定期間(例:1日)に、どれだけ儲けたかを示す成績表。
- 粗利(売上総利益): ビジネスの基本体力
- セールス: 全ての売上
- 売上原価 (-): 売れた商品の原価
- 輸送費 (-): 契約や取引所でかかった輸送費
- 運営費: 会社を維持するためのコスト
- 取引所手数料 (-): 市場で売買した際の手数料
- 役員のコスト (-): 給与、研修、引き抜き費用
- その他の収入(損失): 特殊な活動による損益
- 特許変換 (-): 研究を特許に変えるコスト
- 会計処理費 (-): 総資産が増えると発生する税金のようなもの
- 債券: 金融活動による損益
- 受取利息: 他のプレイヤーに貸した金の利子
- 支払利息 (-): 借りた金の利子
- 総包括利益: 税金などを引いた、最終的な手残り利益。まず、ここを黒字にすることが全ての始まり。
② 貸借対照表(バランスシート, B/S):会社の「健康状態」を見る
ある一時点で会社がどんな財産をどうやって集めたかを示す財産目録。
- 資産(左側): 会社が保有する全ての財産
- 流動資産: すぐに現金化できる資産(現金、在庫など)
- 固定資産: すぐには現金化しにくい資産(建物、特許、債券投資など)
- 負債と資本(右側): その財産をどうやって調達したか
- 負債: 他人から借りたお金(支払い可能な債券)
- 持分(自己資本): 自分自身のお金(出資資本、剰余金)
- 企業価値: 総資産と同じ。これがあなたの会社の戦闘力。
原則: 「資産 = 負債 + 資本」
このバランスが会社の安全性を物語る。
このバランスが会社の安全性を物語る。
③ キャッシュフロー計算書(C/F):会社の「血液の流れ」を見る
一定期間に現金の出入りがどうだったかを示す家計簿。利益が出ていても、現金がなければ会社は潰れる(黒字倒産)。
- 運営活動: 本業のビジネスによる現金の出入り
- 投資活動: 債券投資など将来のための投資による現金の出入り
- 財務活動: 債券の発行など資金調達による現金の出入り
- 現金の総変動額: 手元の現金がどれだけ増減したか。
2. 会社の通信簿:財務比率で、自分の強みと弱みを知る
数字の羅列だけでは自社の本当の実力は分からない。以下の「比率」に直すことで、他の会社や過去の自分と比較できるようになる。
収益性比率:どれだけ効率よく稼げているか?
- 粗利益率: あなたのビジネスの基本的な「儲けやすさ」。これが低いなら業界選びかコスト構造が間違っている。
- 営業利益率: 運営コストを差し引いた後の利益率。粗利率は高いのにこれが低いなら、役員の給料が高すぎるか管理費がかかりすぎ。
- 自己資本利益率(ROE): 最重要指標の一つ。あなたの「元手」がどれだけ効率よく利益を生み出しているかを示す。
(ROEの詳細な解説)
計算式: 純利益 / 自己資本
計算式: 純利益 / 自己資本
意味: 会社が保有する自己資本の1ドルあたり、どれだけの利益を生み出しているかを測る指標です。
(投資収益率(ROI)は、特定の投資額全体に対し、どれだけの利益を生み出したかを示す指標。投資の費用対効果を測ります。Sim Companiesでは株の概念がないため、実質的な投資効果を測る目的で「ROE」がROIに近い意味合いで用いられています。したがって、このゲームにおける「ROE」は、厳密な会計用語としての「自己資本利益率」ではなく、会社が投じた総資本に対する利益効率の指標として理解するとよいでしょう。)
営業運用効率:どれだけ無駄なくビジネスを回せているか?
- 在庫回転率: 在庫がどれだけ速く現金に変わっているか。この数字が低いなら、不良在庫の山を抱えている証拠。
- 資産回転率: あなたの持つ全ての資産がどれだけ効率よく売上を生み出しているか。
流動性比率:どれだけ「死ににくい」会社か?
- 防御的間隔: 今の現金だけで何日間支出を賄えるか。これがあなたの会社の「余命」。
- 負債対建物比率: あなたの持つ不動産(建物)に対して借金がどれくらいの割合か。この数字が高いほど財務は不安定。0%(無負債経営)が一つの理想形だ。