もしかしたら、短い間とはいえアイドルをやれたことは本当に行幸だったかもしれない。
最後にそうしたのが何時かもわからない全力疾走の最中、大河くるみは状況を思えばそんな暢気なことを考えていた。
最後にそうしたのが何時かもわからない全力疾走の最中、大河くるみは状況を思えばそんな暢気なことを考えていた。
あれから一回だけルルーシュが『離席するから何かあったらすぐ逃げろ』と言われたが何も起こらず、科学、錬金術、そしてアークとここに呼ばれる前だったら絶対信じなかった力の数々で修理しくみ上げたドライバーを抱えて走っていた。
元々仮面ライダーヴァルバラド用に開発されていた装備で、事前にヴァルバラッシャーからとっていたデータ、既にドライバーを作った実績のあるアークのデータバンクから探し出した必要物、それらを組み合わせ、もし魂なんてものがあるならとロボット高校生には少しに合わないセンチメンタルな気持ちと共にキカイソダテールを投与し完成させた。
自慢じゃないが、前のヴァルバラドライバーよりイザーク専用にチューンした以上、よくなっているはずだ。
たぶん、少しだけ。
元々仮面ライダーヴァルバラド用に開発されていた装備で、事前にヴァルバラッシャーからとっていたデータ、既にドライバーを作った実績のあるアークのデータバンクから探し出した必要物、それらを組み合わせ、もし魂なんてものがあるならとロボット高校生には少しに合わないセンチメンタルな気持ちと共にキカイソダテールを投与し完成させた。
自慢じゃないが、前のヴァルバラドライバーよりイザーク専用にチューンした以上、よくなっているはずだ。
たぶん、少しだけ。
ルルーシュ曰く、イザークの動きは戦い方こそ無茶苦茶だが、金色の仮面ライダーを倒そうとしているらしく、進行方向には炎を巻き散らしていないらしい。
危険な道には違いないが、イザークへの道筋は一直線に続いているということだ。
ルルーシュには配下に行かせた方がいいと言い続けたが、それでは暴走するイザークを説得できないとしてアークゼロワンプログライズキーを返却して一人走り出したのだ。
ルルーシュには配下に行かせた方がいいと言い続けたが、それでは暴走するイザークを説得できないとしてアークゼロワンプログライズキーを返却して一人走り出したのだ。
「いた!舞衣ちゃんに、イザーク!」
『邪魔をするなマイぃいいい!』
「絶対にさせません!
自分ごと死んで全部何とかするなんて!」
自分ごと死んで全部何とかするなんて!」
メタルウィールマルガムの剛腕が舞衣を殴りつける。
炎を体につけないためにドラグーンを使ったバリアを蓋代わりにして転がるように向こう側に着地する。
そのすきに走り出したくるみは一本道の真ん中に出た。
炎を体につけないためにドラグーンを使ったバリアを蓋代わりにして転がるように向こう側に着地する。
そのすきに走り出したくるみは一本道の真ん中に出た。
「イザー……」
くるみがその名を呼びきるより早く彼女の腹部を無数のGNビームが貫いた。
銃撃者の目に愛らしいもえ袖の少女があおむけに倒れる姿がいやにスローモーションで見えた。
銃撃者の目に愛らしいもえ袖の少女があおむけに倒れる姿がいやにスローモーションで見えた。
喉が痛かった。
地割れか何かだと思った慟哭は自分ののどから出ていた。
だからのどが痛いと遅れて気付いた。
地割れか何かだと思った慟哭は自分ののどから出ていた。
だからのどが痛いと遅れて気付いた。
『あ、、ああ?あああーーーー!!!!」
その小さな体を抱き上げようとして、変に冷静な頭が熱せられた装甲が触れたら火傷すると考えた。
そのおかげか、イザークは人間の姿に戻っていた。
くるみは一瞬で傷口を焼いたためか、流血はないが、腹の真ん中あたりが灰屑のミンチになってしまっており、まず助かりそうもない。
そのおかげか、イザークは人間の姿に戻っていた。
くるみは一瞬で傷口を焼いたためか、流血はないが、腹の真ん中あたりが灰屑のミンチになってしまっており、まず助かりそうもない。
「クルミ!クルミ!
ああ、そんな……なんで!?」
ああ、そんな……なんで!?」
「こ、れ……」
もうすでに感覚が覚束なくなってきた手で、くるみは新品同然の姿となったドライバーとダイオーニのカードを手渡した。
「約、束の……ドライバー。
使いこなしてね、私たちの隊長……仮面ライダー」
使いこなしてね、私たちの隊長……仮面ライダー」
ぺたり、と半分ほど袖に隠れた器用そうな手が重力に従い地面に落ちる。
「待て!逝くなクルミ!クルミぃ!
うわぁあああ……俺は、俺が……俺がっ!
俺は何で……っ!くそう!くそっくそっくそっ!
くそぉおおおおおーーーーー!!!!!
どうして!どうしてお前がこんなところで死ななきゃいけない!」
うわぁあああ……俺は、俺が……俺がっ!
俺は何で……っ!くそう!くそっくそっくそっ!
くそぉおおおおおーーーーー!!!!!
どうして!どうしてお前がこんなところで死ななきゃいけない!」
「言ってほしいんですか?あなたのせいだって」
ふがいなさとやりきれなさと理不尽な現状に当たり散らすイザークの背に、舞衣がいう。
「くるみちゃんとは、あなたなんかより短い付き合いだけど、あなたを信頼してるのは伝わってました。
今だって、怪物になったのがあなただとわかって、それでもベルトを届けてくれた」
今だって、怪物になったのがあなただとわかって、それでもベルトを届けてくれた」
「……」
「私にはあなたを裁く権利も許す権利もありません。
でも、最後にちゃんと話せたなら、どんなにあなたが自分のことをどう思っていても、実際はどうでも、くるみちゃんにとってのあなたは隊長で、仮面ライダーだったんじゃないですか?」
でも、最後にちゃんと話せたなら、どんなにあなたが自分のことをどう思っていても、実際はどうでも、くるみちゃんにとってのあなたは隊長で、仮面ライダーだったんじゃないですか?」
「マイ……」
「マイ!」
「イザーク!」
そこにライダーのような怪人と戦っていたセリカとキラが走ってくる。
「嘘でしょ、まさか」
「イザーク、君は……」
「フリーダムの、パイロットだな?」
キラの声にイザークはくるみを地面に寝かせると、ゆらりと立ち上がる。
「マイ、クルミを頼む」
「……はい。私がさっき言ったこと、考えてくださいね」
「ああ」
イザークはキラにヴァルバラッシャーを差し出した。
「俺は、撃ってはならない者たちを撃った。
お前は、止めようとしたのに」
お前は、止めようとしたのに」
「……もしかしてメネラウスのシャトルのこと?」
すぐに察したキラに、イザークは固く目をつむり首を垂れる。
「斬りたければ斬れ。
お前には、その権利が……」
お前には、その権利が……」
「ないよ」
「なんだと?」
驚き目を見開いたイザークとは対照的にキラは一瞬だけ目を伏せたが、すぐにイザークを見据える。
「僕はヤキン・ドゥーエの戦いが終わった後からここにきている。
君の時間の僕じゃない。
だから、まだこれから正しい場所で裁かれなければならない人を撃つ気はないよ」
君の時間の僕じゃない。
だから、まだこれから正しい場所で裁かれなければならない人を撃つ気はないよ」
「俺は兵士ですらなかった。
身勝手な人殺しだった!
それでも俺に、恨みはないというのか!?」
身勝手な人殺しだった!
それでも俺に、恨みはないというのか!?」
「もう恨んでない。
それに僕は、ニコルたちを……君の仲間たちをたくさん殺している。
君だけを恨むなんて狡いことはできないよ」
それに僕は、ニコルたちを……君の仲間たちをたくさん殺している。
君だけを恨むなんて狡いことはできないよ」
「すまん。
俺の時間のお前が……いや、なんでもない」
俺の時間のお前が……いや、なんでもない」
イザークは戦闘の音の聞こえる方に走り出した。
(キラさん……本当に恨んでない。
さっき目を伏せた時、今にも泣きそうな顔してた)
さっき目を伏せた時、今にも泣きそうな顔してた)
「僕らも行こうセリカさん。
まだ戦ったる人たちがいる」
まだ戦ったる人たちがいる」
「ええ!」
セリカも帽子を直すとキラ、イザークに続き走り出した。
「……貴様ら、そいつは俺に譲ってもらうぞ」
時を戻し冥黒ディアッカと対峙するイザーク。
彼は先に戦っていた二人にそう告げるとヴァルバラッシャーを地面に突き刺し、マッドウィールとダイオーニのライドケミーカードを取り出す。
彼は先に戦っていた二人にそう告げるとヴァルバラッシャーを地面に突き刺し、マッドウィールとダイオーニのライドケミーカードを取り出す。
「大親友!お前ほど気が利く奴はいねぇなあ、ええ?
わざわざ俺のために来てくれたってかぁ?
しかもその様子じゃあ誰か殺してきてんだろ?」
わざわざ俺のために来てくれたってかぁ?
しかもその様子じゃあ誰か殺してきてんだろ?」
「しゃべるな腐肉」
<ダイオーニ!イグナイト!>
静かな怒りを燃やすイザークに応えるように、マッドウィールがカードの中で激しく燃え上がる。
その姿をより洗練されたスポーツカーのようなスタイルに再錬成させる。
その姿をより洗練されたスポーツカーのようなスタイルに再錬成させる。
<マッハウィール!イグナイト!>
「腐肉だぁ?グリオン様のお造りになった俺様のどこが腐肉だってぇえええ!?」
苛立ちを隠さずギーツレーザーブーストに変身して突っ込んでくる冥黒ディアッカ。
イザークはギリギリと義手が鳴るほど拳を眼前で握りしめ、入れ替えるように左腕を右斜め前に向けて思い切り伸ばす。
風が逆巻くような音がした。
イザークはギリギリと義手が鳴るほど拳を眼前で握りしめ、入れ替えるように左腕を右斜め前に向けて思い切り伸ばす。
風が逆巻くような音がした。
「……変身っ!」
<ガッチャーンコ!バースト!>
レーザーレイズライザーの銃弾が届くより速くイザークの身体を包むように吹き上がった魔導の炎が攻撃をはじき、そのまま錬成されたアーマーに対ビームコーティングを蒸着させる。
人が人を恐れた故に生まれた呪霊により永遠に奪われた美学の戦士、黒炎の仮面ライダーが今復活を遂げた!
人が人を恐れた故に生まれた呪霊により永遠に奪われた美学の戦士、黒炎の仮面ライダーが今復活を遂げた!
<ヴァルバラド!>
「イザーク・ジュール!
仮面ライダーヴァルバラド、出るぞ!」
仮面ライダーヴァルバラド、出るぞ!」
「見りゃわかんだよ!さっさとぉ!」
すっかり使い慣れた暴風拳(テンペスト)と炎身焦熱(アグニドライブ)を上乗せした拳を放つ。
すさまじい衝撃と熱波に空気が奮え二人の間から一瞬音を奪った。
勿体ぶって登場した阿保をアスラン・ザラの土産にでもしてやろうと、繰り出した拳を戻そうとする。
すさまじい衝撃と熱波に空気が奮え二人の間から一瞬音を奪った。
勿体ぶって登場した阿保をアスラン・ザラの土産にでもしてやろうと、繰り出した拳を戻そうとする。
「さっさと、なんだって?」
「なっ!嘘だろお前……なんで?!」
生きているだけならまだわかる。
人の形を止めているのも、まだいい。
先ほどのガッチャードデイブレイクよろしく、新しいヴァルバラドの性能が思いのほかよかっただけの話だ。
だが、歴戦の戦隊や最高スペックのゼロツーを相手に実践と検証を重ねてここまで練り上げてきた拳が片手で防がれるなどと認められない。
人の形を止めているのも、まだいい。
先ほどのガッチャードデイブレイクよろしく、新しいヴァルバラドの性能が思いのほかよかっただけの話だ。
だが、歴戦の戦隊や最高スペックのゼロツーを相手に実践と検証を重ねてここまで練り上げてきた拳が片手で防がれるなどと認められない。
「あいにくと、火遊びはこっちも最近覚えたんだよ!」
防いだままの片手で拳をひねり上げるライダーヴァルバラド。
握った拳を開くことも力比べに勝つことも出来ない。
パワー重視のカスタムアップ形態相手ならばまだわかるが、本来のライダーヴァルバラドならありえないことだ。
「再錬成したとはいえたかがレベルナンバー6にケミーでこんな馬力がでるはずねえ!」
握った拳を開くことも力比べに勝つことも出来ない。
パワー重視のカスタムアップ形態相手ならばまだわかるが、本来のライダーヴァルバラドならありえないことだ。
「再錬成したとはいえたかがレベルナンバー6にケミーでこんな馬力がでるはずねえ!」
「お前のご主人様に随分とお恵みをいただいたもんでな!」
グリオンによりELSヴァルバラド黒鋼と完全ではないとはいえ融合したイザークの肉体は変革を起こしていた。
コーディネイターから更に強化された肉体はマッドウィールからマッハウィールへの再錬成にも合わせてライダーの性能の大幅パワーアップを可能にした。
おまけに媒介となるドライバーはイザーク専用にチューニング済み。
後はイザーク自身の実力と経験、そしてスペックで乗りこなすだけなのだ。
コーディネイターから更に強化された肉体はマッドウィールからマッハウィールへの再錬成にも合わせてライダーの性能の大幅パワーアップを可能にした。
おまけに媒介となるドライバーはイザーク専用にチューニング済み。
後はイザーク自身の実力と経験、そしてスペックで乗りこなすだけなのだ。
「おお!すごいパワー!」
「私たちは今のうちにあの怪人を!」
二人のライダーが去る。
イザークはそのままギーツに足払いをかけて、背中から倒れたところを踏みつける。
イザークはそのままギーツに足払いをかけて、背中から倒れたところを踏みつける。
「ふざけんな!
絶望をもたらすのはグリオン様と俺様だ!
断じて、断じてテメェみたいなグリオン様の意に沿わない番犬の成損ないなんかじゃあねんだよ!
この盗人猛々しい大悪党がぁあああ!」
絶望をもたらすのはグリオン様と俺様だ!
断じて、断じてテメェみたいなグリオン様の意に沿わない番犬の成損ないなんかじゃあねんだよ!
この盗人猛々しい大悪党がぁあああ!」
再び暴風拳(テンペスト)と炎身焦熱(アグニドライブ)を発動。
ギーツレーザーブースト固有のベクトル操作も併せて中空に浮き上がる。
同時に、ライダーヴァルバラドも地面から引きはがす。
そのまま姿勢もまともに取れない状態のまま袋叩きにしようというわけだ。
ギーツレーザーブースト固有のベクトル操作も併せて中空に浮き上がる。
同時に、ライダーヴァルバラドも地面から引きはがす。
そのまま姿勢もまともに取れない状態のまま袋叩きにしようというわけだ。
「お前、脳みそ腐ってるだろう?」
だが全くうまくいかなかった。
ライダーヴァルバラドのエンジンを模したようなパーツから紫色のGN粒子を放出し、たちまち姿勢を整えると二丁持ちしたヴァルバラッシャーで弾幕を展開した。
ライダーヴァルバラドのエンジンを模したようなパーツから紫色のGN粒子を放出し、たちまち姿勢を整えると二丁持ちしたヴァルバラッシャーで弾幕を展開した。
「モビルスーツ乗りが無重力なんぞを今更ビビるかぁ!」
「ちぃ!なんでもありかよテメェ!」
サウザンドジャッカーを盾に防ぎながら悪態をつくディアッカ。
「当たり前だろう……こいつはウチの隊の、天才メカニック一世一代の傑作機なんだからなぁあああ!」
「知るかってんだよぉ!」
GN粒子の重力相殺と魔導火のバーニア噴射で疑似的に飛行しながら今度は二刀構えたヴァルバラッシャーで白兵戦を仕掛ける。
冥黒ディアッカはサウザンドジャッカーを構えながら即座に作戦を立てた。
前に梔子ユメから奪ったラウズカードの力、その中でも磁力を操るマグネットバッファローの力で武器を奪ってがら空きの本体から技術すべてを吸い上げてカウンターで仕留める。
冥黒ディアッカはサウザンドジャッカーを構えながら即座に作戦を立てた。
前に梔子ユメから奪ったラウズカードの力、その中でも磁力を操るマグネットバッファローの力で武器を奪ってがら空きの本体から技術すべてを吸い上げてカウンターで仕留める。
「馬鹿正直に突っ込んできやがって薄汚い罪人が!
望み通りハチの巣にして殺してやらぁ!」
望み通りハチの巣にして殺してやらぁ!」
サウザンドジャッカーを後ろ手に回しながら器用にリングを引っ張り技の発動をスタンバイ。
牽制でレーザーレイズライザーを撃ちつつ接近する。
牽制でレーザーレイズライザーを撃ちつつ接近する。
「咎なら受けるさ……貴様らを滅ぼした後でな!」
<ヴァルバラドクラッシュ!>
ドライバーのセミアルトウォークを操作したライダーヴァルバラドにエネルギーが迸る。
距離を測り、サウザンドジャッカーのトリガーを引く。
距離を測り、サウザンドジャッカーのトリガーを引く。
<ジャッキングブレイク!>
ヴァルバラッシャーがイザークの手を離れて冥黒ディアッカの元まで飛んでいく。
横殴りに払いのけてヴァルバラドに肉薄。
とどめを刺すべくドライバーに手を伸ばすが
横殴りに払いのけてヴァルバラドに肉薄。
とどめを刺すべくドライバーに手を伸ばすが
(なんで、防御の素振りすらしねえ?)
武器が手を離れた時点で、たとえ無駄なあがきと分かっていようと二の手、三の手を打つのが人間のはずだ。
そういった無駄なあがきは造物主の大好物であり、自身も嗜好しているゆえに理解している。
生き死にのかかった勝負ほど人間が生き汚くなるものはないと。
だがこの落ち着き用はなんだ?
まるでこうなることも織り込み済みだったかのような……。
そういった無駄なあがきは造物主の大好物であり、自身も嗜好しているゆえに理解している。
生き死にのかかった勝負ほど人間が生き汚くなるものはないと。
だがこの落ち着き用はなんだ?
まるでこうなることも織り込み済みだったかのような……。
(まさか!)
<ヴァルバラブレイク!>
気付いた時に遅かった。
背後に残ったヴァルバラッシャーに取りついたゲキオコプターが事前に充填されていたGN粒子を使ったビームバルカンを放ってくる。
よけるにしろ防ぐにしろ、そのすきを見逃すイザーク・ジュールじゃない。
背後に残ったヴァルバラッシャーに取りついたゲキオコプターが事前に充填されていたGN粒子を使ったビームバルカンを放ってくる。
よけるにしろ防ぐにしろ、そのすきを見逃すイザーク・ジュールじゃない。
(位置替え……いや、奴はさっきの粒子でフィールドを扱える!
入れ替えたところですぐに展開されたら自分の奇襲も俺の反撃も防いで次の手を組まれちまうから意味がねえ!
ああくそっ!
見た目とスペックが食い違うのはわかってたはずなのに!)
入れ替えたところですぐに展開されたら自分の奇襲も俺の反撃も防いで次の手を組まれちまうから意味がねえ!
ああくそっ!
見た目とスペックが食い違うのはわかってたはずなのに!)
「くぅらぁえええええーーーーー!」
大上段の一撃を構えていた冥黒ディアッカのがら空きの胴体をGNフィールドで作った三角錐を手刀に纏わせたライダーヴァルバラドが貫いた。
「いつから、気付いてやがった?」
「……ディアッカがあの距離を外すわけがないだろう?
その時点でお前が何か子供だましを仕掛けてくると読んでいた。
だから武器でも無手でも止めを刺せるようにしておいたんだよ」
その時点でお前が何か子供だましを仕掛けてくると読んでいた。
だから武器でも無手でも止めを刺せるようにしておいたんだよ」
そして胸部装甲の穴から内側を魔導火で焼き焦がし、思い切り体をひねって放り飛ばす。
友だった者が弧を描いて地面に向かう姿をイザークは静かに敬礼で見送った。
「さて、さっきの二人の方は?」
【大河くるみ@トラペジウム 死亡】
| 187:Cuz I'm Survivor ガッチャ!デイブレイクホッパー1! | 投下順 | 187:Cuz I'm Survivor 富良洲高校事変:エンドマーク |
| 時系列順 | ||
| 一ノ瀬宝太郎 | ||
| 華鳥蘭子 | ||
| 天川薫子 | ||
| 遊城十代 | ||
| 星野瑠美衣 | ||
| ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア | ||
| イザーク・ジュール | ||
| 大河くるみ | ||
| 柳瀬舞衣 | ||
| 桐藤ナギサ | ||
| 白羽ゴドウ | ||
| 黒見セリカ | ||
| キラ・ヤマト准将 | ||
| 魔王グリオン | ||
| 冥黒しお | ||
| 冥黒キャル | ||
| 冥黒ディアッカ | ||
| ELSヴァルバラド黒鋼 |