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豆満級
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航行中の豆満級と見られる艦(画像出典:KCTV)
- 概要
2010年代に南浦、羅先で建造が開始された新型戦闘艦。当初は鴨緑級と合わせて南浦級フリゲートと呼ばれていたが、現在は豆満(トゥマン)級、鴨緑(アムノク)級の二つに大別されている。コードネームの豆満とは白頭山から中朝露国境を東へ流れ、日本海に注ぐ豆満江に由来する。
豆満級は元々ヘリ甲板を有していたため、ソホ級に次ぐ二番目のヘリ搭載艦となる予定だったが、RBU-1200対潜ロケット砲のみという貧弱な火力と相まってかなり不自然な設計であった。対潜ヘリコプターを搭載した対潜任務向けを意識した艦だった可能性があるが、北朝鮮の少数かつほぼ非稼働状態にある対潜ヘリコプター部隊の現状を考慮すると無理があっただろう。南浦の艦が2014年半ばから、羅先の艦は2017年から改装が行われた。
この改装によりヘリ甲板スペースに構造物が増築され、対潜ロケット砲を撤去し新たな兵装が搭載された。
豆満級は元々ヘリ甲板を有していたため、ソホ級に次ぐ二番目のヘリ搭載艦となる予定だったが、RBU-1200対潜ロケット砲のみという貧弱な火力と相まってかなり不自然な設計であった。対潜ヘリコプターを搭載した対潜任務向けを意識した艦だった可能性があるが、北朝鮮の少数かつほぼ非稼働状態にある対潜ヘリコプター部隊の現状を考慮すると無理があっただろう。南浦の艦が2014年半ばから、羅先の艦は2017年から改装が行われた。
この改装によりヘリ甲板スペースに構造物が増築され、対潜ロケット砲を撤去し新たな兵装が搭載された。
- 兵装
鴨緑級と比較すると、大きめの艦橋によって搭載スペースがいくらか犠牲になっているため軽武装である。主砲はソ連製B-34がベースの旧式の100mm単装砲であり本来ならば手動照準だが、艦橋に装備されたMR-104で管制可能と見られる。主兵装の金星-3対艦ミサイルは横向きで後方の艦上構造物に収められ、使用時にスライド式の蓋が開くタイプ。対空戦闘用の30mmガトリング砲は後方に2門あり、MR-104が管制する。加えて、船体後方左右には魚雷発射管が格納されている。
- 要目
全長:77m
全幅:11m
喫水:3.4m
基準排水量:1000~1500t
機関:ディーゼル
最大速力:不明
航続距離:不明
武装:100mm単装砲×1、金星-3 4連装発射機×2、30mmガトリング砲×2、魚雷発射管×2
レーダー:362型対水上・対空捜索レーダー×1、古野電気製対水上・航海レーダー×2、MR-104ドラム・ティルト火器管制レーダー×2
乗員:不明
建造年:2011年
配備期間:2017年頃~
運用状況:現役
全幅:11m
喫水:3.4m
基準排水量:1000~1500t
機関:ディーゼル
最大速力:不明
航続距離:不明
武装:100mm単装砲×1、金星-3 4連装発射機×2、30mmガトリング砲×2、魚雷発射管×2
レーダー:362型対水上・対空捜索レーダー×1、古野電気製対水上・航海レーダー×2、MR-104ドラム・ティルト火器管制レーダー×2
乗員:不明
建造年:2011年
配備期間:2017年頃~
運用状況:現役