【Fate】SS速報・鯖鱒wiki

サー・リチャード・オーウェン

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aloneman

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No.5072 サー・リチャード・オーウェン
前のサーヴァント:ホグニ
次のサーヴァント:フレグ

データ


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  ≪クラス≫:バーサーカー
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  【真名】:リチャード・オーウェン      【属性】:秩序・悪
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  【筋力】:C+     【耐久】:D+     【敏捷】:C+      【魔力】:E+      【幸運】:E+      【宝具】:D+
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                          ,イ/         ヾム
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                 .::   イニ7 ニニニニニム、  ミ、_ノニ 彡::':.   jニ./
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       ト、 :.':;..::「ニ㌢       リニニニ{/ニニニ 7⌒ マニニ≦ニニニニ、
      」ニニニz':Y::K,:      八ニニニイニニニ八    マニニ个=ニニニュ
     √7 r=⌒ヾ\`'::{.     // ゞニイニイマニニニ、__ イニニニ  //マニニ、
    ム{ ヽム     \! ;'     //    マニr' `ミニニニニニニニ7 //.,.: マニニ.::'⌒.::'.:
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 代理AA:ファイレクシアの抹殺者&トーテム像&抹消者(マジック:ザ・ギャザリング)
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 【クラススキル】
 ◆狂化:A
  理性と引き換えに身体能力を強化するスキル。Aランクならばパラメータをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
  厳密には理性の喪失ではなく、本人にすら制御できない“彼”への嫉妬と憎悪に狂っているだけであり、
  培われた知識と技術は失われていないが意思疎通はできないため、やはりバーサーカーに代わりはない。
  なお本人は復讐者のクラスを望んだもののただの逆恨みでしかないため、狂化スキル扱いとなっている。

 ◆単独行動:C
  マスターからの魔力供給を絶ってもしばらく自立できる能力。
  ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

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 【保有スキル】
 ◆生体研究(解剖特化):A+++
  生物を解剖し、身体機能を理解・把握するための観察眼。
  人間や古代生物を含む大多数の動物(特に脊椎動物)の身体機能を理解しており、その治療・破壊に極めて優れる。
  解剖経験の数と種類では世界随一であり、道具さえあればありとあらゆる生命体を解体・解剖可能である。

 ◆外科手術:C
  マスター及び自己の治療が可能。魔力の上乗せで効果が上昇する。
  120年前の技術でも高名な外科医に師事し、正規の解剖学者でもあったバーサーカーの腕前は優れたものである。

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 マ、           ,イ_/_ノ     ト{ニjニ/ j7八「´    ノ        ヾ__⌒ヽ|「 {
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 【宝具】
 ◆『人は獣に非ず、獣は人に非ず(ニゲイション・オブ・オリジン)』
  ランク:E- 種別:対人、対獣宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
  人と獣の繋がりを否定する、反進化論に由来する概念宝具。人か動物であれば、無条件で適用可能。
  バーサーカーが認識した、人間が帯びる獣としての要素と、獣が帯びる人としての要素を拒絶する。
  人間から獣へ、あるいは獣から人への変化や野生、獣性といった特性、もしくは種の限度を超える知能、
  ケモ耳やケモ尻尾といった外見的要素に類する一切のスキルや宝具をランク問わず、封印・破棄させる。

 ◆『愚鈍なりし冷血蜥蜴(ヴァルガ・オブ・ダイノサウリア)』
  ランク:D 種別:対竜宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
  「恐竜」を「ひどいトカゲ」へと変貌させる概念宝具。竜属性を有する相手であれば、無条件で適用可能。
  「竜」の霊格を穢し、貶め、その知性と力強さと気高さを否定する最悪の幻想(ワースト・ファンタズム)の一つ。
  対象の筋力と耐久の若干の向上と引き換えに、他の能力値を著しくランクダウンさせる。
  更に身体構造を強制変貌させ、四足歩行の強制、冷血動物への変態、脳の萎縮といったバッドステータスを付与する。
  彼自身の功績ではないはずだが、バーサーカーはマンテルから成果を奪い、彼を貶め、この宝具を獲得した。

 ◆『無価値なる汝、論ずるに適わず(リボリューション・オブ・ワースレス)』
  ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
  功績や偉業の悉くを蔑み、貶め、嘲笑うバーサーカーの罵詈雑言。他者の偉業・功績を否定する概念宝具。
  単純な否定反論のみならず、直接的な誹謗中傷や政治工作、情報隠蔽・改竄を含むバーサーカーの悪行の結集であり、
  その口から溢れる讒謗の数々は相対するサーヴァントの功績や霊格を著しく貶め、汚辱する。
  対象のスキルや宝具のランクダウンを発生させ、またDランク以下まで“穢された”幻想を自己の功績であると歪曲し簒奪する。
  バーサーカーは意味ある言語を喋ることができる。但し一方的に否定の言葉を撒き散らすだけで意思疎通は不可能である。

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   ,::'⌒;:  ::'ニrー=ニニニト=ュフニ个人ニ!≧::.:';.. 'ニュ
   ::'ー': ..::,::ヾニニ≧=ュ≠マム=――=ミヾ≧=-彡ハ
  ,,イ''::;.. .::'ニ::..ニニア三> ´,,ィ=rニニ=、_ `マニニ人
  ニニニニニニニア三/ ,,ィf州|ry、ヽ}ニ   ヾミ、 `マニニ、
  ニニニニニイ三ニア /ニゞ州| `j!川 ヾニ _リ  ヽ ヾニニュ、_
  ニニニフ´r千三ア /ニミヽ川/大 Y川ト{ミ=rイ      マニニニハ
  ニ=⌒マ三三7 ′厂ヾ、ヽ}トイ「_ム マ八|ト=イj     、__`:  マニニニミュ、
  7     マ三三 ! {   リ 川!_トニム`ゞュニ7        ̄   : ̄jニニ「⌒`
       ⌒j「マl| 「≧≠彡人ニュマ マム「¨´         :: ム/ヾニ\
         {!   ! | イ彡´  }ニ´                   :(ニム  \ハ}
         ヽ ム Vニ「  jア´              .: : `マ_\   ′
           ̄ム マ=イト-              .: :    `マ、
          マ≧、. マー大=イy´           .: .:
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         ≧┴ニニュ、 ` マニニj/ニニニニ= ィニニニハ
        マ>ァ `ヽ八ニ7  ュ_ ー―‐  ̄ -彡ニニニニニ、
      {、_人ニリ r-ュ、    リ´   ー=ニア´ ̄ ̄`マニニニュ
       `ヾニニニニュ`ヽ=彡´   ̄`マニ/      广ニニニニュ、
         マニニニ彡ァ′         ̄       Yニニニニニニュ
         jニニニレ´                    ̄`マニニニニ、
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       _/ニニ7                             マニニ、
    r=千ニニ//                                マニュ、
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 【Weapon】
 『解剖道具』
  解剖学に用いられる刃物やハサミ、ピンセット等の道具を武器として使う。
  バーサーカーの卓越した技術と知識があれば大型動物であっても一瞬で解体可能。

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 【来歴】
 サー・リチャード・オーエン。イギリスの生物学者・比較解剖学者・古生物学者。ダーウィンと同年代に活躍した研究者。
 比較解剖学の先駆者であり、科学史においては「恐竜」という語の創設と、ダーウィン進化論への熱烈な反論で知られる。
 当初は医学の道を目指すも、高名な外科医ジョン・アバネシーの勧めにより、ハンテリアン博物館所属の解剖学者へと転向。
 王立外科医師会にある貴重なハンテリアン・コレクションの目録制作の中で比較解剖学に関する比類無き知識を身につけた。
 その後当時の最高権威であるフランスの解剖学者キュヴィエに出会い、パリに遊学。才能を遺憾なく発揮し彼の後継者と目される。

 帰国後、ハンテリアン教授、ハンテリアン博物館館長、大英博物館自然史部長と順調に出世。
 最終的に自然史関係専門の国立博物館を作るという壮大な計画に精力の大部分を注ぎ込み、
 現在のロンドン自然史博物館となる大英博物館自然史分館を設立。これによりバス二等勲章を殊勲した1884年に職を離れ、
 その後ヴィクトリア女王に与えられたリッチモンドパークのシーン・ロッジで静かな隠退生活に入り、1892年88歳で亡くなった。

 無脊椎動物、脊椎動物、絶滅動物など、比較解剖学と動物学におけるありとあらゆる分野について重要な寄稿を為し続けた研究者であり、
 オウムガイを初めとした多くの頭足類(現生種・絶滅種ともに)の研究、ヒトの筋肉内に寄生し旋毛虫症を引き起こす旋毛虫の命名、
 プロトプテルスと命名したアフリカ産肺魚の論文、絶滅魚類・両生類の分類、絶滅した大型爬虫類「恐竜」の命名、
 絶滅した飛べない鳥「モア」を始めとし、キーウィ、ドードー、オオウミガラス等の鳥類、及び「始祖鳥」の研究論文の執筆、
 哺乳類では現世の単孔類、有袋類、類人猿から、絶滅した大型哺乳類まであらゆる種について何かしらの成果を残している。

 一方、他者の研究の功績をその人物に帰すことを怠ったり、その功績が自分のものであるかのように偽ったとして数多くの告発がなされている。
 チャニング・ピアースによって数年前に地質協会に報告されていたべレムナイトの標本に関する功績の全てが自分にあると主張、
 またイグアノドンの発見の功績は自分とキュヴィエにあると広く主張し、本来の発見者であったギデオン・マンテルの功績は完全に除外した。
 更に王立協会での地位を利用してマンテルの研究論文の多くが決して公開されないように圧力を掛けた疑いをもたれている。
 加えてマンテルが障害を負い、表舞台から去った後は既に彼が名付けた数種の恐竜に再命名し、さらに厚かましくもそれは自分の功績だと主張。
 ついに彼が自殺したときに書かれた追悼記事で、奴は言及するほどの論文を書いていない二流の科学者以上の者ではないと嘲ったと残されている。

 最終的に大英博物館の自分の管理下におく意図をもって、キュー・ガーデンズへの資金援助を停止するよう政府を脅迫していた件に
 オーウェンが関与していたことが判明。これまでの剽窃の件も含め、彼は投票により王立協会と動物学協会から追放された。

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 【――補足、ダーウィンとの確執】
  ダーウィンとの関係は当初非常に友好的なものであり、彼がビーグル号の探検によって入手した南米の化石骨の研究を快く引き受け、
  その正体がダーウィンが予想したアフリカの巨大動物と異なり、同じ地域に住む現生種の齧歯類やナマケモノの近縁だと解明、
  またオーウェン自身の生物学思想から影響を受けたことがダーウィンに自然選択説を考えつくきっかけを与えた。
  結婚したばかりのダーウィンが病気になったとき、オーウェンは見舞いに来てくれた数少ない科学界の友人の一人だった。

  しかしその関係も1859年の『種の起源』の出版により、ダーウィンの自然選択説が発表されたことで一変することとなった。
  オーウェンは1860年4月の書評で、はっきりとダーウィンの進化論に対する異議と憎悪を旗幟鮮明にした。

  オーウェン自身も生涯に渡って進化論を否定していたわけではない。だが彼の進化論は、予め(神により)定められた内部設計図通りに
  生命がより高等に進化(evolution)していくという考え方であり、系統樹上の“種”の価値に高等も下等もなく全て同価値であり、
  進化とは目的も方向性もない淘汰の積み重ね(Descent with modification)であるというダーウィンの自然選択説とは真っ向から対立するものであった。
  更に自然選択説は観察による証拠が一切ない完全な妄想であり、帰納的方法で動物学を推進してきた偉大なる学者たちへの侮辱である、
  と非科学的な著作と決めつけ何の価値も認めなかった上、フッカーやハクスリーといったダーウィンの自然選択説支持者たちにも激しい攻撃を行い始める。

  学説対立者同士の単なる論争に留まらず、ハクスリーを「ヒトの先祖を変形した類人猿だと主張する者」という表現で侮辱、
  更にフッカーのキュー・ガーデンズへの資金援助を停止せよ、と政府を脅迫していた件にも関与しており、
  他の反進化論者たち、例えば『昆虫記』の著者ジャン・アンリ・ファーブルはあくまで学説としてダーウィンに反対していただけであったが、
  嫉妬と憎悪に狂ったオーウェンは、研究者としてではなく学説以外の部分でもダーウィンを貶め、破滅させようと画策したのだ。

  後に彼の悪行の数々を知ったダーウィンは、オーウェンについてこう語っている。

  「彼を憎んでしまうことを常々恥ずかしいことだと思っていた。しかし今は、我が生涯最後の日々に憎しみと軽蔑を入念に心に留めようと思う」

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 【能力】
 悪性のバーサーカー。制御こそ可能であるが、意志疎通は不可能。
 戦闘能力は学者でありながら中の中。狂化Aによる身体強化の飛躍的向上と解剖特化の生体研究の組み合わせにより、
 人間も含めた対生物戦においては学者とは思えない程の高い戦闘力を発揮する。
 生体研究、『人は獣に非ず、獣は人に非ず』、『無価値なる汝、論ずるに適わず』をフル活用すれば、ダーウィンの対系統宝具すらも捌き切る。
 また学者相手であれば彼らを英雄足らしめる功績そのものを否定する『無価値なる汝、論ずるに適わず』が非常に刺さる。

 逆に対生物に特化している関係上、機械や純粋な自然現象の相手は極めて苦手である。
 また『愚鈍なりし冷血蜥蜴』は彼本来の宝具ではなく、元はギデオン・マンテルの『我が愛しき恐竜(イグアノサウルス)』を貶め奪ったものである。

 【性格】
  自ら制御できない嫉妬と憎悪の感情に理性を呑み込まれているため、もはや本来の性格に何の意味も無い。
  感情に狂った事での発狂であり、単なる狂化の解除では元の人格の復元は望めず、
  また仮に復元したところでダーウィンへの敵意も憎悪も一切変わらないため無意味である。

  オーウェンは当初、学会における自らの権威付けやパトロンへの媚のため、進化論を貶し、創造論を盛んに唱えた。
  その後、古生物学の研究の中でオーウェンは彼自身の進化論『派生論』に辿り着くも、発表前に突然ダーウィンは自然選択説を提唱した。
  それも彼やキュヴィエと違い、アブダクションによる発想で、証明されないまま(と少なくともオーウェンは考えた)での学説提唱。
  学会やパトロンへの柵に囚われない自由な研究、当時の生物学の権威であった自分よりも先んじての発表、
  加えて帰納的方法による証明もなされないまま提唱するという手法自体。だというのに、皆ダーウィンの自然選択説に熱狂する。

  擁護派も反対派も、科学界の頂点という崇高な地位にいるはずの“私”を無視してダーウィン進化論について、白熱した議論を繰り広げる。

  ――だからこそ、学問という枠を越えて、一人の“人間”として、オーウェンはダーウィンに嫉妬し、憎悪したのだ。

 【行動方針】
  ダーウィン絶対殺すマン。戦場を駆け巡り、ダーウィンを探して戦い続ける。

 【聖杯への願い】
  ダーウィンだけは絶対に殺す。そして、奴の功績のすべてを否定する。

 【TS理由】
  してない。

 【一人称/二人称】
   一人称:私
   二人称:お前、貴様、あるいは罵倒語

 【しゃべり方の特徴】
  常に相手を否定し続ける。それは純粋な学問の否定だけでなく、罵詈雑言を交えた聞くに堪えない憎悪と憤怒に塗れた怨嗟である。

 【コンセプト】
  アンチダーウィン鯖。また宝具の全てが“否定(ニゲイション)”に特化した“抹殺者(ニゲイター)”。
  実際彼の島宝具以外の全てを完封し得るサーヴァントであり、特定の相手(主に生物学者系)に対しては極めて強力。

 【使用・参考にしたステータスの出所(僕鯖・皆鯖などあれば)】
  探したけどリチャード・オーウェンは流石になかったので全部オリジナル。

 【推薦したいその他の代理AA】

 【代理AAを選んだ理由】
  刃物使う狂人のAAでいいのがなかったのでいっそう抹殺者でいいかなと。

 【その他コメント】
  恐竜大好きなのでずっと前から作りたかったサーヴァントのひとり。
  最初の案ではEXランク対竜宝具持ちのトカゲライダーだったけど調べるとまあ人間性がひどすぎたのでこんな感じに。
  聖人ダーウィンからここまで言われる屑ってのも中々いない。同じ反進化論者だったファーブルからもそっぽ向かれるレベル。

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関連項目

チャールズ・ロバート・ダーウィン:かつての学者仲間にして怨敵。

登場歴

【二次創作聖杯戦争】暇つぶしに記憶を取り戻す聖杯戦争【鯖鱒wiki】
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