データ
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≪クラス≫:ライダー
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【真名】:イクナートン 【コスト】:20 【属性】:秩序・中庸
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【筋】:E(10) 【耐】:D(20) 【敏】:C(30) 【魔】:A(50) 【運】:E(10) 【宝】:A+(50)
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【特徴】:反英雄(ファラオ)
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代理AA:暁切歌(戦姫絶唱シンフォギア)
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【クラススキル】
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
◆騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
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【保有スキル】
◆信仰の加護:A++
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが最高存在からの恩恵はなく、信心から生まれる自己の精神・肉体の絶対性でしかない。
……高すぎると、人格に異変をきたす。
◆天性の肉体(偽):A
『全美として映写の勅隸(ネフェル・シャブティ)』。
唯一なる神の代行者足るべく改竄された“男女を超越した完全なる肉体”。
身体の絶対性とその美しさが保証されている。
◆呪歌:C+
歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発することで様々なものに干渉する。
基本的には身体強化に用いられるが、その本領は神に捧げる詩(うた)にある。
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【宝具】
◆『満ちて導く天頂極星(エル・アマルナ)』
ランク:B 種別:対文明宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:200人
一神教の雛型。世界改革基盤。
原初の唯一神信仰を生み出した王都構築儀式。
『残響刻む天衝転輪』上で展開される絶唱演舞。唯一神に捧げる詩(うた)。
周囲に在るすべての神秘・信仰を段階的に剥奪し、アテン神の霊基を修復する宝具。
特に神性や信仰(知名度)を要とする魔術には高い効果が見込める。
◆『堕ちて慄く天煌神権(シュウト・エル・アテン)』
ランク:E~A+ 種別:対軍宝具 レンジ:3~60 最大捕捉:400人
くすんだ黄金の円盤。偉大なる唯一神・アテンの端末(アバター)。
ライダーの背後に顕現する神聖代行証。
召喚直後はなんの力も持たない宝具。信仰蒐集/神権再生を進めることでかつての威光に近づいて行く。
くすみは消え、陽光を放ちだし、慈悲と豊穣の光を以って異常と虚飾を打ち払いたまう。
最終的には争いそのものを否定する精神浄化にて一帯の戦意を『漂白』する力を取り戻すだろう。
其は慈愛にして破壊に非ず。魂を対象とした“回復阻害”系能力以外でこれを防ぐことはほぼほぼ不可能。
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【Weapon】
◆『残響刻む天衝転輪(ケネル・ヘム・ネチェル)』
黄金後光の大戦車。駆動式絢爛神殿(ライブステージ・チャリオット)。
舞台上へと視線を誘導する一種の魅了効果を備え、ライダーの代行神権誇示を強化する。
素材の多くを占める琥珀金(エレクトラム)より生成されるプラズマは演出補強に用いられるが、
儀式の妨害を防ぐための攻勢防御結界としても利用される。
◆『天子脈動(アテネケク)』
アテン神の光の手。“黄金の円盤”より伸びる灼熱の鞭。
円盤を戦車にセット・同調させることで、生命の鍵(アンク)を模した杖型拡声装置(スタンドマイク)として
抽出することが可能となっている。
近接戦闘では主にこれで打ち合う。炎は過剰なまでに用いるが、だいたいが威嚇のためであり
敵本体を狙うことは少ない。
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i/ // i i ノ /  ̄{,八 ( i| l/'`゙ ̄从 l| | i ii i
| l | l |__,/_ィ'゙ィf_う斧ミk、 i| {,ィf_斧ミk_.人 | | l| }
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【解説】
エジプト新王国第18王朝第10代ファラオ。
アメンホテプ四世、もしくはアクエンアテン(アテン神に有益な者)の名でも知られる人物。
愛と平和の太陽神アテンを狂信し、世界史上初の一神教を宣布。
過激な諸改革によって、エジプトに大混乱をもたらした異端の王。
即位後全国にアテン信仰を宣布。治世5年目にはそれまで強大な権力を握っていたアメン神官団を突如弾圧し
その財産を没収する。アテンを唯一絶対の神と宣言して民衆にもその信仰を強要し、自らの名も
アメンホテプからイクナートン(アクエンアテン)と改名した。
また全国のアメンの神像をことごとく破壊したばかりか、過去の王たちの像に刻まれたアメンの名を全て
削り取るよう命令。更にアメン信仰の強い都テーベを捨て、北方に新たな都アケトアテン(エル・アマルナとも)を
建設してここに遷都した。
このアケトアテンを中心に、従来の形式主義的な美術様式に代わり、対象をありのままに描写する
写実主義の芸術が芽生えた(アマルナ美術)。
その背景には、事物をありのままに映し出す太陽神アテンの光への崇敬があるとされる。
対外的にはアテンが絶対普遍の愛を象徴する為、イクナートンは戦争行為を忌避し軍隊に一切の流血を禁じた。
その為シリアの属領はヒッタイトの侵攻を受けるが、イクナートンは度重なる救援要請にも耳を塞ぎ、
一切をただ傍観するだけであった。
そのようにしていれば民の不満は当然溜まり、アケトアテンを除く全土ではアメン信仰が根強く残り続ける。
王の威令は無視されてゆき、飢饉が混乱に拍車をかける。
この情勢の中、王の信任した宰相アイらは密かに旧勢力と手を結んだ。
治世17年、イクナートンは失意と幻滅のなかで謎めいた死を遂げ、程なくアケトアテンは廃棄されて
公式にアメン信仰が復興される。
後に王位に上った軍人出身のファラオ、ホレムヘブはイクナートンの存在を歴史から徹底的に抹殺。
結果、彼は呪われたファラオとして現代になるまで完全に忘れ去られていた。
アテン信仰はこうして根絶やしにされたが、「人類最初の個人」とも言われるイクナートンは紛れもなく
世界ではじめて一神教をとなえた人物であり、歴史上で重要な人物のひとりであることは間違いないだろう。
【来歴】
そのファラオは、ひたすらに純粋で甘っちょろい理想の持ち主だった。
腐った神官団が権力の為だけに信仰を利用する様を許せなかったし、それを見ているはずの
神々が無言で在ることに絶望していた。
──その隙を、ネフェルティティに付け入られた。
彼はまんまと誘導され、アテンを唯一とした一神教を完成させる。
斯くしてネフェルティティの傀儡の如く有った愚王は、しかし信仰の果てにアテンとの交信に至ってしまう。
深く信仰を刻まれた王はその奇跡に感涙し、“依存先”を変えることとなる。
「我が神よ、我が新たなる真の父よ。あなたの威光を以って、私を導いてくださいませ」
ネフェルティティは不要となった。我が父と、代行者たる自分が居れば支配はもはや万全である。
悪しき思惑を持つ彼女を存在ごと抹消すると、借り受けた神権による新たな統治が始まった。
平和のために。平和のために。平和を齎す、ただそれだけのために。
……盲信による暴走改革は、信仰頼りを加速させ。
平和など成せるはずもなく、民の混乱と、神官の反感だけが目に見えて膨れていった。
結局その果てに、イクナートンは民の反乱によって殺される。
「神の言葉を受け取った私に、間違いなどあるはずがないのです」
「けれど、それが護るべき民の意志だったら────うん、仕方のないことですねっ」
最後まで、笑顔で。
間違い続けたまま、死を受け入れた。
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【補足】
世界中に信者を持つ一神教らの原型となったとされる、原初の一神教を齎した者。
先進的かつ迅速過ぎたことからか受け入れられることはなく、アメン神官団らによって歴史の闇に
葬られたファラオ。
神官団の巨大な権力を前に神の威光にて強引な宗教改革を成し、エジプト中を混乱に陥れた後この世を去った。
後天TSしているのは、
>異常に大きな胸と大きなお尻を持つ女性化した姿をしていた
>細い首、くびれた腰、大きくふくらんだ腹、太い大腿部、細長い手足
という記録・芸術品より。なるほどTS妊婦だな?
よってアテンへの依存はひどいものとなり、スメンクカーラーをアテンの寄り代としその子種で孕んだりしている。
実際、イクナートン自身が確立した「アマルナ様式」は写実的に物事を描く芸術であり、
ゆえに女性的な特徴を持っていたことは事実としてもおかしくはないと思われる。
また「男女を超越した神聖な存在」というアピールもしていたようで、彼が女性の特徴を得るのは自然と言えよう。
なお“女性の特徴を取り入れた”である為、現在のイクナートンの肉体は両性具有である。
女性寄りなのは「美しい」という描写から。代理AAの都合もある。
【能力】
デバフの鬼(無差別)。防戦しつつ歌って踊って生存しようとする。
円盤宝具を最後まで成長させれば問答無用の精神漂白が使えるようになる割とヤバめのサーヴァント。
……成長させることの難易度を考えなければ、だが。
ゆえに基本的に平均鯖。呪歌で強化できるとはいえ戦闘にも慣れていないので宝具を使う隙があるかどうかが
勝利のカギとなる。
サーヴァントを対象とせず魔術基盤などに喧嘩売って宝具を成長させる手もあるが、聖杯戦争後の処理が
大変なことになりそう。
第一宝具の由来はアマルナ革命とアテン賛歌。アテン賛歌はイクナートン自身が書いたとされている。
なお旧約聖書にはこのアテン賛歌と非常に酷似している節があり、アテンがヤハウェなど唯一神らの
原型となったという説の理由の一つとされる。
第二宝具は言わずもがな。ほぼ第一とセットのようなもの。
「異常と虚飾を打ち払う」は、信仰剥奪以外のデバフの解除や幻惑系宝具の無効化、更には
味方への継続体力回復(リジェネ)などを指す。
信仰/zero状態の太陽円盤は流石に本物には劣るが舞台となる町一帯を焦土にする程度はわけないレベル。
勿論イクナートンはそんなことをしようとはしないが、マスターなり他サーヴァントなりの陰謀で宝具だけ残るように
されて絶望しながら自分は消えてくのはそれはそれで可愛いと思う。
『残響刻む天衝転輪(ケネル・ヘム・ネチェル)』は「琥珀金製の戦車」が元ネタ。
イクナートンが巨大なそれに“登った”ところその玉体は太陽の如く輝きだし、大地を慈愛で満たしたのだという。
そのままエル・アマルナへと向かった戦車はあまりの輝きに天も地をも注視させ、天地のすべてを喜びで
包み込んだ──と言われている。ナーちゃんマジアイドル。
とある碑文には「アテンの威光によって王家の者たちは若返った」という描写があるようで、
そのためこのイクナートンは肉体こそ若く美しい姿であるが、生きた年月自体は大人のそれとなっている。
『全美として映写の勅隸(ネフェル・シャブティ)』は、アマルナ芸術を利用した逆説的な現実干渉の魔術。
これにより自身を神に並ぶべき代行者として完成された肉体へと作り変えた。
ちなみに顔立ちはさほど変わっていない。肉体年齢が少年期のものなので軽くメイクしたくらいの
変化だったりする。もともと童顔。
なお現在の召喚ではクラスの都合で使用不可。変化し終わったその肉体だけが『天性の肉体(偽)』として
現れている。
キャスターで召喚されたらとりあえずマスターはふたなり美少女にされる。
【性格】
アテン神の齎す平和に狂信した愚王。
確固たる信念というよりは依存の果ての歪み固着した観念であり、その思想はある種の狂気で
塗り潰されている。
だって、狂わねばやっていけなかったのだから。
……理想が夢物語であることには気づいている。神が必ず悪を裁くわけではないことも知ってるし、
きっと我が神にも救済しきれない人たちはいる。
そうと分かっていても、見て見ぬ振りなど不可能だった。不器用だから、理想を追う生き方しかできなかった。
「だから私には、壊れる以外の道はなかったのです」
けれどたぶん、当人が考えているほど壊れてはいない。
けれどたぶん、周りが思っているほど壊れていないわけでもない。
……彼の心を救える可能性はあるけれど、それにはきっと、運命の夜のような出会いが必要なのだ。
表面的には元気な少女であり、アテンの威光を身に受けていることもあって何かとあけっぴろげで素直。
嘘や隠し事とも無縁。しかし自身の真名に繋がりそうな話題だけは避けるし言葉を濁す。
それも恐らく、自分が間違っていると薄々気付いているから。後ろ暗いから言いたくない。
けれど今更、引き返せもしなかった。
戦闘への意欲は低いが、必要とあれば戦ってくれる。
というのも、この戦いは民のためではなくアテンの信仰を取り戻すためのものであると考えているから。
神の力さえあれば平和は戻るが、祈る神がいなければそもそもとして成立しない。
なので一瞬躊躇ったような顔をするものの素直に了承するだろう。
ただし、極力傷付けようとしないスタイルは貫く。
一人称は「私」。敬語キャラ。アテン神のことを「パパ」と呼ぶ。
総括すると「生真面目で優しすぎて思い切りが良すぎるから歪んでしまったけど心の隅で迷ってる子」。
「えへへーっ。こうするとパパが褒めてくれるんですっ」
「分からずやっ! もういいです、あなたもまっさらにしてやります!」
「……私が間違ってるはずがない。こんな薄汚れた世界は、やりなおさなきゃいけないんだッ!!」
【聖杯への願い】
アテン神の受肉。および唯一なる一神教として世界に根付かせること。
……身の丈に合わない願いは、着実に彼を追い詰める。
【コメント】
戦いなんてくだr(ry
戦闘を良しとする理由も結局のところ後付けでしかない。
中途半端だから不戦の覚悟も半端。狂った仮面を貼り付けながら、依存に逃げてしまってる。
自分より古いファラオのことはだいたい嫌ってる。
将来的に権力の為のものと化す腐敗信仰なんて残さないでほしかった。神になったと言うなら裁いてほしかった。
その時代の人間のせいにする無責任なザマがファラオだなんて認めない。私は、私は────
────私を、助けてほしかった……!
代理AAは歌要素と、加えて格好がブラックマジシャンっぽかったので。
AAだと黒く見えるよね。
参考サイト:
http://www.moonover.jp/bekkan/god/aten.htm
アテン賛歌について:
http://www.moonover.jp/bekkan/e-aten/aten-sanka.htm
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関連項目
登場歴
【R-18】自由気ままに亜種聖杯戦争
http://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1632310471/
http://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1632310471/