聖女 - ストランドバイブル@wiki

Sain Frau（ザイン・フラウ）
<共通設定>

紋章：＜篭十字章（ケイジクロス）＞

聖女の紋章。
基本的には製造された聖女の装備や身体のいずこかに刻まれる。
ただし、必ずしも見えるところに印されているというわけではない。
聖女の開発経緯から「羊の印（コッペリア）」と呼ぶ関係者もいる。

概略

聖女とは、女性の聖人という意味もあるが、渚の地平では単に聖女といった場合、スウィフトガルド王国における特殊な兵士を指す。
端的に言えば強化された兵士であり、その実態は魔女と性質を同じくする。
手術によって改造された身体組織はトリーを代謝し、魔法と全く同等な効果を生み出す事が可能となる。

当初はスウィフトガルド国内で調査し、発見した隠れ魔女や自覚の無い者を捕えて改造していたが、後発のものではベルゲ連邦の捕虜を素体に使用したものもある。
聖女という呼び方はこの事実を隠蔽するための物という意味もあり、開発を指示したメテオリス達の間でも意見の食い違いが生じてきている。
いくつかの段階を経て最終的に完成した聖女の戦力は単体で既存部隊を圧倒し、中級エメタリスに迫る程に達した。
費用対効果こそ素晴らしいものだが、しかし反面精神状態はきわめて不安定であり、かつ素体となる少女の選別と改造手続、装備調達、その他を含めた「運用」費用は莫大な額を要する。

現在、全17名が聖女として存在するが、各地で活躍中の各聖女の詳細についてはそれぞれの項に譲る。

開発経緯

聖女開発計画は対魔女・エメタリスに対する兵力増強策として、ミレオムの捧神七司祭の一人、ロメリオ=バルジャフリートによって提案された。
また、同じく七司祭の一人であるアーリィサ=ナイア=レヴィアタインが技術顧問として参加している。
スウィフトガルドの研究機関との共同開発により聖女第一号にしてマスターサンプル：エキドナの開発に成功し、
以後エキドナをベースにスウィフトガルドが主導で開発を進めていくこととなる。
スポンサーに多くの財界人を迎え、磐石の態勢でスウィフトガルド軍の希望の星となるかに見えたが、
技術レベルの差に開発は難航し、スポンサーも多数が脱退、計画が進むうちに王国の軍事費を圧迫するようになる。
後に開発を円滑にする為にベルゲ捕虜を素体として使用するようになってからは開発速度は向上したが、
これを知ったバルジャフリートが素体を殺してしまい、彼の命令によって聖女計画は半凍結とされた。

その時点で開発・運用過程に乗っていた17名を除いて新規の聖女開発は無期限延期とされており、現在聖女は彼女たち17名の他には存在しない。

その他の関連事項

また、これの他に全てを機械に置き換えた人工の聖女というものも計画されており、アルセニア王国と共同で進行、
完成すれば純粋な工業技術のみで従来の聖女に代わる戦力になると期待されている。

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現在確認されている聖女の一覧

ロットNo	象徴	聖女名	補足
No.1	麒麟	エキドナ	通称「聖母」
No.2	聖大樹	トルアーレ
No.3	狼	フォルトゥナ
No.4	軍馬	？？？
No.5	飛魚	？？？
No.6	熊	？？？
No.7	極楽鳥	ノルン
No.8	巨豹	ネメシス
No.9	雀蜂	？？？
No.10	孔雀	？？？
No.11	白詰草	？？？
No.12	鷲	？？？
No.13	海鷂魚（エイ）	ルフェウ
No.14	蛇	？？？
No.15	海豚	？？？
No.16	夜光蝶	？？？
No.17	燕	マーデライン

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