ミスター・ハイド(Mr.Hyde) / カルヴァン・ザボー(Calvin Zabo)

(キャラクター、マーベル)

初出:Journey into Mystery #99 (1963年12月)
属性:薬物で変身する人間、男性、地球人、アメリカ人

概要

小説「ジキル博士とハイド氏」に傾倒し、ハイドのような二重の人格を得ようとした生化学者。
医者のところに生化学者として入り込み、薬の研究を行っていた。
薬の製法が固まると、ザボーとして医者のところに入り込み、後にハイドとして盗みなどの犯行を行った。しかしドナルド・ブレイク医師のところを襲おうとしたとき、ソーが現れ退治される。

怪力の大男だが、腕時計に仕込んだハイド・フォーミュラを自身に投薬する事でさらに巨大化。
ハイドになるまで30秒かかり、その間は苦痛を伴う。

S.H.I.E.L.D..に加入したデイジーは彼の娘だが、インヒューマンの商売女の生んだ子で愛情も無く、生まれてすぐに養子に出している。
クエイクの能力は、インヒューマンの血筋と、遺伝子レベルまでしみこんだハイド・フォーミュラによるのではないかと考えられている。

ダークレイン期にフードのシンジケートに加入。改良したハイド・フォーミュラを市場に流して一大麻薬シンジケートの設立に成功する。

All-New Ghost Rider(2014年)

刑務所から脱獄すると「ヒーローとスーパーヴィランだらけ」のニューヨークを捨て、カルフォルニアに移住。
傭兵団と手を結び、彼らを強化するために新薬を開発していた。
しかしその薬をギャング団が盗み、ボスの車のトランクに入れたまま自動車修理工場に預けてしまった。
この車を修理工で高校生のロビー・レイズが持ち出して賭けレースに参加したところを傭兵団が襲撃し、殺害。しかし車に取り憑いていた霊のエリがレイズをゴーストライダーとして復活させた。
ザボはギャング団を壊滅させようと傭兵団とともに襲撃するが、一般市民とロビーの弟を巻き込んでしまったためにゴーストライダーの反撃に合う。このとき傭兵団用の新薬を飲んでパワーアップしようとしたため副作用を起こし、パワーを消失。住民たちにボコられる。
(All-New Ghost Rider #1〜#5,2014年)


他メディア展開

ドラマ「エージェントオブS.H.I.E.L.D.」に重要キャラクターとして登場。ただし設定は大きく異なっていた。
アニメにも登場するが、ヴィラン側の白いハルクという感じに巨大化し、ハルクと戦わされているようだ。


最終更新:2022年11月20日 03:06