ヴァーティゴ(Vertigo)
存在した期間:1993年~2020年
概要
ヴァーティゴ(Vertigo)は1993年に出版が開始されたDCコミックスの
インプリントである。
カレン・バーガーが編集長となり、当時イギリスからアメリカン・コミックスに進出してきたライターや
アーティストを中心に、大人向けでより洗練された作品が作り出されていった。
ヴァーティゴは当初から大人向けを謳っており、コミックコードはつかなかった。内容も死、性(通常の性だけでなく、同性愛なども可)や裸体の描写、暴力なども扱われた。
ヴァーティゴから刊行されるタイトルの多くは、DCユニバースからは区別され、他のヴァーティゴ作品とも関係しない、各作品で独立した世界観の元で描かれた(ただし、ヴァーティゴのクロスオーバー作品が存在する)。
2020年代、DCコミックスのレーベルとして、ヴァーティゴを再び使うというアイデアがあったが、最終的にはレーベルにならず、終了となっている。
最終更新:2022年06月23日 19:30