ゴースト(Ghost)

(キャラクター、マーベル)

本名:不明。その過去は本人により完全に消去されている。
初登場:"Iron Man" #219 (1987年3月)
種族:特殊な装置によって能力を行使する人間

概要

オリジン

元はオムニサピエンス社の天才プログラマー兼エンジニア。両方の素養を生かして新たなプロセッサーを開発した。これはオーバーヒートする前に非実体化することで機能を維持し、膨大なデータ量を保存できるという画期的なもので、その特性から「ゴースト・テック」と呼ばれた。
社の重役たちは彼を会社に縛り付けるため、社員の女性を彼の恋人になるようにしむけた。ところが彼が恋愛に時間を割くようになると、恋人を暗殺。
彼は絶望し、社のコンピュータと自分を一体化させることでデジタルデータの世界に浸るようになり、恋人暗殺の真実を知る。彼自身も暗殺者によってアパートごと爆破されそうになるが自分とゴーストテックを融合させることで生き延び、復讐のため重役たちを殺害。怒りを他の企業に向けるようになり、傲慢な企業家たちを破滅させる破壊工作員となった。
("Thunderbolts" #151,2011年2月)

初登場

初登場時はアイアンマンの敵であった。
ベータ粒子放出機を開発していたアキューテック社をトニー・スタークが買収しようとしていたところに、ロクション社に雇われて妨害。しかしゴーストが暴走しはじめたため、ロクションは彼を止めようとスパイマスターあらたに雇うが、逆にスパイマスターが殺されてしまう。
アイアンマンはベータ粒子放出機に電力に過負荷を与える装置をつけてゴーストを罠にかけるが、ゴーストは己の命も顧みずにベータ粒子放出機を破壊しようとする。最終的にはゴーストのスーツと体が過負荷に耐えることができずに撃退されるが、死体も発見されず、行方不明となった、
("Iron Man" #219,1987年3月)

能力

天才的なエンジニアとプログラマー。
自己開発のスーツを着用し、主に不可視化と物質透過能力を使う。
手に触れている物体にも物質透過能力を付与することができ、これを人に行って壁などに放置することで殺害することも可能。
その他、自立飛行する爆弾などの武器も開発、使用する。

マーベル・シネマティック・ユニバース

アントマン&ワスプ』(2018年)に登場。本作では女性キャラとなり、エイヴァ・スターという本名が与えられた。ハナ・ジョン=カーメンが演じる。
詳細はゴーストMCUを参照。





最終更新:2025年03月28日 00:40