ゴースト/Ghost

(キャラクター、MCU)

映画『アントマン&ワスプ』に登場したスーパーヴィラン。
物質透過能力(フェージング、いわゆる壁抜け)と不可視化能力を持つ。これらは事故によって得られた体質であり、着用しているスーツは能力を得るためではなくこれらを制御するためのもの。

初登場:『アントマン&ワスプ』(2018年)
本名:エイヴァ・スター/Ava Starr
演:ハナ・ジョン=カーメン
家族:エライアス・スター(父)

能力

物質を透過(フェージング)
不可視化
S.H.I.L.E.D.で訓練を受け、諜報や格闘戦の達人

経歴

『アントマン&ワスプ』(2018年)

亡き父は元S.H.I.E.L.D.のエージェントで、ハンク・ピムの同僚であった。しかしハンク・ピムに逆らったため退職することになり(ハンクは「自分の研究を盗んだ」と主張)、個人で量子トンネルの実験を継続。その事故で大爆発が起き、母ともども死亡してしまった。
幼いエイヴァは爆発に巻き込まれたため体を構成する『分子の不均衡』状態になり、常に体の細胞が離れてはくっつくことを繰り返すことで物質を透過する体質になった。このときは痛みを感じ、また症状が進行すると死に至る。
S.H.I.E.L.D.はそんなエイヴァを引き取って「治療」を名目に実験を繰り返し、分子の不均衡を制御するスーツを与えてスパイや暗殺を任務とするエージェントにした。
S.H.I.E.L.D.崩壊後は父やハンクの同僚だったビル・フォスターの保護下で治療を試みていた。
ビル・フォスターは量子世界に30年閉じ込められているジャネット・ヴァン・ダインから量子エネルギーを抽出することでエイヴァの治療に使えると考え、ハンクが開発した量子トンネルとそのパーツを強奪するようにエイヴァに指示していた。
アントマンとの争奪戦には敗れるが、帰還したジャネットの力により治療され死は免れる。
その後は行方知れずとなっている。
ハンクたちが量子世界から「量子ヒーリング粒子」を持ち帰りエイヴァの治療にあてようとしていることから完全な治癒には至っていないと推測される。







最終更新:2025年04月19日 11:29