レイモーンの隠れ里・
サンサの出身。
14年前に
ジャンナ事件を起こした8人のレイモーンの民の1人で、地理に詳しいのはそのため。
処刑される寸前に牢屋から脱出し、命懸けで海を渡り
センシビアへと亡命。その力を見込まれティルキスの従者となった。
（小説版ではセンシビアで暴れて処刑されそうになった所をティルキスに救われた）
リカンツへの差別意識が薄いセンシビアで平穏な暮らしを手に入れたが、処刑された同志達や今もなお迫害に苦しむ
アレウーラの同胞を見捨てた事を悔やみ、強い葛藤を抱えながら生きてきた。
このためティルキスがアレウーラに派遣される事が決まると、過去の後悔と決着をつけるべく自ら同行を願い出て彼の従者兼案内人として再び
アレウーラ王国へと足を踏み入れた。
かつては
ヒトを恨みジャンナ事件で最後まで力に訴えなかった事を悔やんでいたが、センシビアでの生活やティルキスとの出会いから現在は再びヒトを信じ融和を望む立場をとる。
このため同じジャンナ事件の生き残りで親友だった
トールスと再会するも、未だヒトを恨み武力でジャンナを襲撃しようとしていた彼と対立。
身体を張って彼を止め、ヒトとレイモーンの全面衝突を阻止した。
国王を打倒し平和を取り戻した後はティルキスに暇を乞い、新たに設立した
評議会のレイモーン代表としてトールスやセンシビアと協力しながら種族間の融和に向け尽力している。
