リカンツ/レイモーンの民

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登場作品

テンペスト

ヒトと同じ姿をしているが、獣人化という特殊な能力を持つ種族。
「リカンツ」はヒト側からの蔑称であり、正式名称は「レイモーンの民」。
かつてはレイモーン王国という王家を頂点とする国家を築き、アレウーラ大陸を支配していた。
しかし100年前に起こった獣人戦争でヒトに敗れ、大陸の覇権を譲りヒトに紛れて暮らすようになったが、獣人の力を恐れたヒトにより迫害されるようになったとされる。
教会は彼らを凶暴な種族であると認定し、異端審問官を配してリカンツ狩りを行っている。
一方で知能が高くプリセプツを発明したのもレイモーンの民とされているが、単に身体能力の高さ故にヒトよりも文明が進んでいただけとする説もあり、実際両者に大きな知能の差は見られない。
なお獣人化すると熊に変身する者が多いが、ヒトの血が混じると、やや薄れて犬か狼のような感じになる。ヒトの姿では尖った耳が特徴。ちなみにカイウス、フォレスト、ラムラス、トールスは尖り耳。ルキウスは丸耳。メリッサは不明。
獣人化時は身体能力が成人男性の3~10倍、嗅覚や聴覚は犬や熊並まで強化される。フォレストはヒトの姿でも嗅覚や聴覚が鋭い特異体質。
身体のどこかにザンクトゥと呼ばれる紋様があるが、混血の場合は出現しない事がある。
+ ネタバレ
実際には獣人戦争は存在せず、生命の法によって王国が滅んだ(獣人戦争を参照)。
リカンツ狩りが行われるのも、ペイシェントを集め新たに生命の法を行うために国王が画策した事であった。
国王が打倒され平和な世の中になってからは種族間の融和が急速に進み、新教皇ルキウスによりリカンツ狩りが終息し、ヒトとレイモーンの民双方による評議会も発足した。

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最終更新:2024年10月15日 18:46