クヴァル(くヴぁる)

概要

シンフォニアに登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

シンフォニア

「クラトス…!この劣悪種がぁぁぁっっ!!」
年齢:不詳 性別:男性
声優:牛山 茂
アスカード地方の人間牧場を管理しているディザイアンの幹部。
エンジェルス計画の発案者で、そのためにアンナを間接的にではあるが殺した、いわばロイドの仇とも言うべき存在。
主に魔法研究に力を発揮しており、自分では知性が最大の武器だと思っている。

+ ネタバレ
ディザイアンの最高幹部「五聖刃」の一人。
言葉遣いは丁寧だが、五聖刃一の残忍な性格の持ち主と部下に恐れられるほどの人物。
エンジェルス計画の発案者で、ロイドの母でありクラトスの妻・アンナをエンジェルス計画の培養体に抜擢した張本人。
脱走した彼女をイセリアの森に追い詰め、エクスフィアを暴走させて怪物化させたのも彼である。
結果的にアンナはクラトスの手で討たれたが、彼こそがその元凶であり、まさしくロイドとクラトスの仇敵。
彼もまたクラトスの事を「クルシスの幹部でありながらユグドラシルを裏切った愚かな劣悪種」と蔑み、嫌っていた。
戦闘では擬似精霊エナジーストーンを従え、雷属性の技と魔術を使いこなす。

作中ではルインの住民を救出するため牧場に侵入したロイド達と交戦。
激戦の末にロイドの手で致命傷を負わされ、復讐に燃えるクラトスの手でとどめを刺された。

実は裏で同じ五聖刃のロディルと結託しており、魔導砲によるクルシスへの叛逆を計画していた。
もっとも実際にはロディルから体よく利用されていただけで、エンジェルス計画のデータまで盗まれていたのだが。
知性を武器と称する策士でありながら、最期まで自分が騙されていたことに気づくことはなかった。

PS2版では禁書の記憶に禁書の再封印を命じられた1000年前の五聖刃が登場。
そこで功を挙げた者が五聖刃の長に据えられる約束だったようだが、彼とロディルの姿はなかった。
既にユグドラシルの信用を失っていたのか、1000年前の再封印以降に五聖刃に就任したのかは不明。

最終更新:2023年10月18日 04:31
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