クラトス・アウリオン(くらとす・あうりおん)

概要

シンフォニアに登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

シンフォニア

「なるほど、この少女が今回の神子なのだな」
年齢:28歳(外見年齢) 性別:男性
身長:186cm 体重:78kg
声優:立木 文彦
職業:魔法剣士
主人公ロイドとともに世界再生の旅に同行する謎の剣士。
自ら傭兵と名乗り、その超一流の剣の腕前で世界再生の神子コレットの旅の用心棒として同行する。
多くの戦いをくぐり抜けてきたせいか、その眼光は鋭くつねに厳しい。
ロイドに対して特別に思うところがあるようだが…。

+ ネタバレ
クルシスの天使達を統べる「四大天使」の一人であり、ロイドの実の父親。
4000年前にカーラーン大戦を終結に導いた四英雄の1人でもあり、天使化によって若さを保っているが実年齢は4000歳を超える。天使化した際の羽の色は澄んだ水色。
当初はクルシスの長ユグドラシルの命を受け、コレットをマーテルの器とすべく護衛と監視のために彼女の傭兵となったが、その際に偶然生き別れたロイドと再会。
一度はクルシスの手先である事を明かし彼らの元を去るも、真っ直ぐに成長した息子の姿にユグドラシルを止める希望を見出し、密かにクルシスを裏切り陰ながらロイド達を支援していた。

4000年前はテセアラ王国の騎士団長を務めていたが、ミトスとマーテル姉弟の理想(ハーフエルフへの差別を無くす)に共鳴して手を貸し、ハーフエルフに与した事を裏切りと見做され騎士団を追放された。
その後は本格的にミトス達のもとに身を寄せ、シルヴァラントの騎士だったユアンを含めた4人でカーラーン大戦を終結させて英雄となった。
しかし人間達が四英雄を裏切りマナを独占しようとした結果マーテルが犠牲となり、激怒したミトスは暴走してマーテルを蘇らせるために世界を歪な形に作り変えてしまった。
クラトスはミトスへの同情と自分が(暴走の原因である)人間という負い目からミトスに協力し、ミトス(ユグドラシル)からクルシスの四大天使の地位を与えられた。
なお当時のミトスに剣を教えたのはクラトスであり、ミトスは上司でありかつての弟子でもあるという複雑な関係にあった。
ミトスもまた人間である彼を師と仰ぎ、マーテルの死を経ても絶大な信頼を寄せ、オリジンの封印を委ねていた。また四大天使としてシルヴァラントの管理(テセアラはユアン)も任されていたようである。
結果的に過ちだと分かっていながら数千年間ミトスの悪行に加担し続けていたが、本編の70年前にシルヴァラントの先代神子(ファイドラの姉)が悲惨な死を遂げた事をきっかけに、ミトスの理想への疑念を抱く。
このため地上に降りてクルシスに対抗する手段を探っていたところ、17年前に偶然アスカード人間牧場に捕らえられていたエンジェルス計画の被験体アンナと出会う。
やがてアンナとクルシスからの逃亡生活を送るうちに二人の間に愛が芽生え、ロイドが生まれた。
しかし逃亡の末に一家はクヴァルによってイセリアの森に追い詰められ、アンナはエクスフィアを剥がされた事で怪物化してしまう。
クラトスはロイドを守るため苦渋の末にアンナを手に掛けたが、ロイドはアンナとノイシュと共に崖から転落。最愛の息子ロイドが死んだと思ったクラトスは絶望から無気力になり、クルシスへと連れ戻された。
元々クルシスでは元人間である彼がハーフエルフである天使やディザイアンの上に立つ事を不愉快に思う者が多く、出戻り後はユグドラシルを裏切った愚か者として後ろ指を指されたが、当のユグドラシルはかつての同志であるクラトスへの信頼を崩さなかったため、再び四大天使の座に収まった。

本編では前述の通りコレットを監視すべく傭兵のフリをして近づいたが、そこで成長したロイドと再会。ロイドの家にアンナの墓があった事で、ロイドが生き延びていた息子だと確信する。
旅の中でロイドならば自分達が捻じ曲げてしまった世界を正し、ミトスを止めてくれるという希望を抱くようになり、再びクルシスを裏切る事を決意する。
旅の果てに救いの塔でコレットをクルシスに引き渡し、正体を明かしてロイド達に剣を向けたが、これは自らの裏切りをユグドラシルに悟らせないためと、この時点でロイド達が本気でユグドラシルと戦えば逆に殺されてしまうため。
ただしユグドラシルは裏切りを察知していたようで、プロネーマを監視に付けられていた。
テセアラ編では人間(ロイド)がエターナルソードを使うのに必要な「エターナルリング」の素材であるアダマンタイト、神木、アイオニトスを集めるべく暗躍。
また裏でゼロスと内通しており、お互いに情報を流していた。(ただしゼロスは親でありながら息子を守らないクラトスを内心激しく嫌っていた)
しかしユアンの策略によりロイドを人質にされ二人の血縁を暴かれた上、その場に現れたミトスによってクラトスの裏切りにも釘を刺されてしまう。
このためデリス・カーラーンにのみ存在するアイオニトスを盗み出すべく、ゼロスに協力を持ちかけるが…。

+ ゼロスルート
協力要請に応じたゼロスがロイドたちを裏切った振りをし、二人で協力してアイオニトスを盗み出し、トラップ地獄に囚われた仲間たちを救出。
ロイドへの助太刀をゼロスに託し、ユグドラシルを撃破したロイドの前に現れる。
エターナルソードを使うために必要なオリジンとの契約は、クラトスによる封印を解かねばならず、それはクラトスのマナを照射=命を使うものであった。
クラトスは罪滅ぼしとロイド達の覚悟を確かめるため、オリジンの眠るトレントの森にてロイドとの一騎討ちの末に敗北。
死を覚悟でオリジンの封印を解放したが、寸前でユアンがマナを分け与えたため一命を取り留めた。
しかしオリジンの解放によるマナの消耗や一騎討ちで負った深手により、戦線復帰は叶わずダイクの家で療養。代わりに自身の愛剣フランヴェルジュを息子に託し、マテリアルブレードの一翼となった。
エンディングでは「クルシスの生き残りである私が負うべき」とクルシスの天使たちやディザイアンを連れ、デリス・カーラーンとともに地球を去る。

+ クラトスルート
こちらではロイドがゼロスを最後まで信じる事ができなかったため、ゼロスはクラトスの協力要請を拒否。救いの塔でロイドたちを裏切り、戦いの末に死亡してしまう。
このためミトスがマーテルの復活を試みている間にクラトス一人でアイオニトスを盗み出し、大いなる実りの間の扉が開くよう細工を施し、トラップ地獄に囚われた仲間たちを助け出した。
またプロネーマによりコレットから外された要の紋を取り戻し、ミトスが発狂した時にコレットに要の紋を装着。コレットをマーテルの憑依から引き離し、ロイド達と共にユグドラシルを撃破した。
その後「自身の過去と決別するため」ロイドとの一騎討ちを望む。
ロイドとの一騎討ちやオリジンの封印解放はゼロスルートと同じだが、こちらでは回復しロイドたちとともに自身の贖罪のためにミトスとの最終決戦に臨んだ。
エンディングではゼロスルートと同じく「クルシスの生き残りである私が負うべき」とクルシスの天使たちやディザイアンを連れ、デリス・カーラーンとともに地球を去った。



デスティニー(PS2版)

性別:男性
ラディスロウ陥落後、ハーメンツの村に登場するTODクイズ出題者。初級、中級、上級、特級問題を全問正解すると全員が称号を取得。


ヴェスペリア

性別:男性
彼をモチーフにしたアイテム群青色の戦士の伝記が登場するほか、隠しボス天上に反逆せし戦士として本人も登場する。


グレイセス

性別:男性
ディスカバリー「伝説の校長の像」として登場。バロニア騎士学校の初代校長で、希望の道標編の5年前に銅像が建てられた。
「かつて、騎士養成を広く唱えた人物。近年になって、その行動が認められ銅像が制作された」との事。


TOSラタトスクの騎士

年齢:28歳(外見年齢) 性別:男性
ナレーション、サブイベントを除いて登場しない。


TOWレディアントマイソロジー

アイリリーアドリビトムのリーダー。
元々は傭兵だったという話だが、自称であり、本当の所は謎につつまれている。
ロイドやプレイヤーに対し、厳しい態度を見せるが、それは寡黙かつシャイな性格ゆえのもので、
周囲からは冷血漢と誤解されるが、その裏には優しさや真意がある。

TOWレディアントマイソロジー2

表向きは、リフィルに雇われている傭兵。剣の腕は超一流。
実は、ディセンダー伝説の生き証人であり、
ディセンダーが現れた時の介添え人としての役目を負っている。
悠久の時を生きているが、その理由は明かさない。

TOWレディアントマイソロジー3

「過ちは正せばいい。過ちを犯さぬ人間など この世に存在しないのだからな」
ロイドと同じ故郷の出身。あまり多くを語らない男。
アドリビトム発足初期から傭兵として雇われている。
天使という種族についても詳しいらしい。


バーサス

「人に名を聞くときはまずは自分から名乗るものだ」
所属国家:神聖王国ヘイズル
金で仕事を引き受ける、すご腕の傭兵。
神聖王国ヘイズルの代表として雇われ、ユグドラシルバトルに参加する。
剣と術を使いこなし、いかなる時も冷静に振舞う歴戦の勇士である。
その物腰は一介の傭兵とは一線を画するものがあり、謎が多い。

+ ネタバレ
その正体はダイランティアを影から支配する天界人の一人で、ロイドの実の父親でもある。
原作同様に天使の羽が生える。色は原作よりも薄めな水色。
かつては、ダオスと共に活動していたが、アンナと出会い天界人至上主義を捨てロイドをもうける。
ダオスに離反したことにより、天界から堕とされた。
今作ではアンナを自分の手で殺すはめにならなかったためか、無気力状態はなかった模様。


レイズ

「聖なる鎖に抗ってみせろ!シャイニング・バインド!!」
神子コレットの危機に突如現れた傭兵。
その腕を見込まれて金で雇われ、
コレットの世界再生の旅に同行することとなる。
口数や表情も少なく、常に冷静である為
もう一人の同行者であるリフィルと共に、
熱くなりがちなロイドを諌めることが多い。

+ ネタバレ
第13章にて登場。
ティル・ナ・ノーグの人々を疑わしいと感じており、ゼロスと二人で独自に調べている。
具現化のタイミングは親子対決を行う前かつロイドに彼が父親であると知られている状態。
ゼロスにはケリュケイオンを探るように依頼をしているが、
ゼロスにはロイドには期待と責任を寄せるくせに自分がそれを負わない父親としての態度を嫌われている。
北の監獄に閉じ込められたイクスたちを救うも、直接彼らの前に姿は見せない。
ミラージュプリズン編ではナーザの攻撃からミトスを庇って瀕死の重傷を負ったマーテルにマナを分け与え、
命がけでマーテルを救う代わりに自分の命を捨て石にし、自身の罪を清算しようとする。
ロイドたちがクラトスのスピリアに入り生きるよう説得、ミトスが自身のマナを分け与えることにより一命を取り留めた。

レイズリコレクション

11話にて登場。イクスに魔鏡通信を送り、バルドの姿をした者にユアンが想珠を奪われたと報告する。
以降はミトスと共にエルナトを捕縛しイクス達に引き渡す囮の役目を引き受けた。


クレストリア

外伝ストーリーロイド編に登場。
然ノ全教団に所属する教団騎士。
大樹の神子コレットの暗殺を企むが、護衛のロイドの姿を見て態度が徐々に軟化する。

関連リンク

関連項目

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最終更新:2025年06月24日 14:32