ロディル(ろでぃる)

概要

シンフォニアに登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

シンフォニア

年齢:不詳 性別:男性
声優:[故]青野 武/島田敏(OVA)
絶海の孤島にある第四の人間牧場の管理者。
愚か者として、他の五聖刃からも忌み嫌われている卑怯者。
ユグドラシルすらも裏切り、自らが地上の覇者となるため、他の五聖刃をも謀って、魔導砲の建設を続けていた。

+ ネタバレ
ディザイアン最高幹部「五聖刃」の一人。
「ディザイアン随一の知恵者」を自称しているが、裏では自らの野望のためにディザイアン・クルシスへの叛逆を企てる裏切り者。
奸計に長けており、教皇クヴァルらと結託していたほか、他の五聖刃含む様々な人物を利用していた。
また、クルシスを打倒するための武力として、人間牧場の囚人を利用し魔科学兵器「魔導砲」を建設。
魔導砲に必要なクルシスの輝石を求め、かつてはクヴァルから盗み出したエンジェルス計画のデータを基に輝石の精製を画策していた。
なおその際に被験者となったのがコンバティール姉妹であり、彼こそがプレセア、アリシア、リーガルの人生を狂わせた元凶と言える。
作中では変身するため本来の戦闘能力は不明だが、地属性の魔術を得意としていたようだ。
このほか巨大な飛竜とその幼体を複数使役し、自らの手駒としている。

作中ではコレットのクルシスの輝石を狙い、マグニスに偽の神子抹殺命令を流してロイド達と戦わせるなど序盤から暗躍。
しかしロイド達の活躍で徐々に協力者を失い、テセアラ編では自らコレットを誘拐するなど表立って行動せざるを得なくなる。
これによりロイド一行の怒りを買い、レネゲードの手引きで遂には本拠地である絶海牧場への侵入を許す。
これを迎え撃つべく、クルシスの輝石により巨大な怪物と化してロイド達の前に立ちはだかった。
しかし、裏切りを察知していたプロネーマにより偽の輝石を渡されていたため、徐々に体が崩壊。
最期はロイドたちを道連れにしようと自爆装置を作動させ、そのまま死亡した。

彼に魔導砲の建設を唆したのはレネゲード(ユアン)であり、その真意はマーテル開放に魔導砲を利用するため。
結局は彼もまた他人に利用されていた一人と言える。
なお彼の野望の結晶とも言える魔導砲だが、彼の死後はレネゲードに接収され、皮肉にも世界を救う活躍を見せた。

PS2版では禁書の記憶に禁書の再封印を命じられた1000年前の五聖刃が登場。
そこで功を挙げた者が五聖刃の長に据えられる約束だったようだが、彼とクヴァルは登場しない。
既にユグドラシルの信用を失っていたのか、それとも1000年前の再封印以降に五聖刃に就任したのだろうか。

最終更新:2023年10月18日 04:31
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