シャムと針
クレスが自身の白昼夢に身を委ねている間、この男ティトレイもまた、ぼう、と考え事をしていた。
もう朝だ。しかし清々しい朝の光が溢れている訳ではなく、海が近いからか森が深いからか夜に立ちこめたのであろう霧がまだ晴れない。
立ち並ぶ木々の幹の間から覗く東の空に浮かぶ朝日は白く不確かで、白夜の太陽のようで気味のいいものではない。
すると鬱白とした蒸気のけむを斬り裂くかのように、力強い第四回放送がティトレイの元に届いた。
「――――〇〇!〇〇!〇〇!〇〇!〇〇!……」
しかしその内容はティトレイにはもうどうでもいいことで、誰が死んだかなんて理解はしていなかった。
ただ、振動のわだかまりを残す、ノイズだ。
ただ、ひたすらと考え事をしていたのである。
否、意識はしていないが、ぽつりぽつりと頭に浮かんでは消える。
大抵は人々の怒号で始まり、それらが真っ赤に塗れて消えてゆく。おそらく以前の彼なら酷くその血潮を怒りで沸騰させるような記憶達。
しかしそれらはティトレイのほんの少の感傷も呼ばない。
もう朝だ。しかし清々しい朝の光が溢れている訳ではなく、海が近いからか森が深いからか夜に立ちこめたのであろう霧がまだ晴れない。
立ち並ぶ木々の幹の間から覗く東の空に浮かぶ朝日は白く不確かで、白夜の太陽のようで気味のいいものではない。
すると鬱白とした蒸気のけむを斬り裂くかのように、力強い第四回放送がティトレイの元に届いた。
「――――〇〇!〇〇!〇〇!〇〇!〇〇!……」
しかしその内容はティトレイにはもうどうでもいいことで、誰が死んだかなんて理解はしていなかった。
ただ、振動のわだかまりを残す、ノイズだ。
ただ、ひたすらと考え事をしていたのである。
否、意識はしていないが、ぽつりぽつりと頭に浮かんでは消える。
大抵は人々の怒号で始まり、それらが真っ赤に塗れて消えてゆく。おそらく以前の彼なら酷くその血潮を怒りで沸騰させるような記憶達。
しかしそれらはティトレイのほんの少の感傷も呼ばない。
ただ一つあるとすればそれは――――
『キメラと言うのを知っているか?』
あのおっさんが生きていた頃、突然そう言っていた。
これは記憶の中では珍しく静かなものだ。
魔術師らしく頭がいいのか、性格なのか、時々俺には何を言っているのかしているのか理解できないことがあった。実際に俺にはおっさんがクレスに具体的に何をしたのかも分からないし。
だから俺は面倒だから殆ど聞き流していたんだけど。
これは記憶の中では珍しく静かなものだ。
魔術師らしく頭がいいのか、性格なのか、時々俺には何を言っているのかしているのか理解できないことがあった。実際に俺にはおっさんがクレスに具体的に何をしたのかも分からないし。
だから俺は面倒だから殆ど聞き流していたんだけど。
『つまりこういうことだ。
異なる生物同士が肉体も魂も融合したひとつの生命の事を言う。
例えをあげよう。鶏の子に鴨の子の羽を有した生物を作るのは可能だ。だがこの生命の薄命は免れれないだろう。
次第に羽は垂れ下がり、歩かなくなり、その命を閉ざす。一つの生命は異なる生命を受け入れる事はない。魂の存在は常に孤高。
つまり異なる命間の楔は永遠に除く事は出来ぬのだ。』
異なる生物同士が肉体も魂も融合したひとつの生命の事を言う。
例えをあげよう。鶏の子に鴨の子の羽を有した生物を作るのは可能だ。だがこの生命の薄命は免れれないだろう。
次第に羽は垂れ下がり、歩かなくなり、その命を閉ざす。一つの生命は異なる生命を受け入れる事はない。魂の存在は常に孤高。
つまり異なる命間の楔は永遠に除く事は出来ぬのだ。』
何故いきなりこんなことを言うのかは俺にはさっぱり分からなかった。
そもそも俺が理解もできないのは知っているのだろうに。
だけどおっさんは風に身を寄せて流れる草木のように、ただつらつらと言葉を吐いた。
そもそも俺が理解もできないのは知っているのだろうに。
だけどおっさんは風に身を寄せて流れる草木のように、ただつらつらと言葉を吐いた。
『しかしここで矛盾が生じる。
人でも動物でも、生まれ落ちた時から少しも触れず、声を掛けず、だが栄養も環境条件も充分な状態で育てたとしよう。
しかしその生もまた薄命だ。はっきりとした原因も分からぬ。
他者を拒むのが本能であるにも関わらず、一方で何故か他者を求めるのだ。
人でも動物でも、生まれ落ちた時から少しも触れず、声を掛けず、だが栄養も環境条件も充分な状態で育てたとしよう。
しかしその生もまた薄命だ。はっきりとした原因も分からぬ。
他者を拒むのが本能であるにも関わらず、一方で何故か他者を求めるのだ。
ヤマアラシのジレンマのようなものだな』
おっさんの意図としていることがさっぱりと分からなかった。
ただいつもの様に蘊蓄を披露しているのだと、その時はそう思った。
ただいつもの様に蘊蓄を披露しているのだと、その時はそう思った。
『生命は多干渉では続かぬ。しかし遠ざかってもまた続かぬのだ。
適当な距離関係によって初めて成立する。
酷く不器用だとは思わないか?
そして酷くつまらない。
愚か者共は短い命の間、暗中でその距離を探りながら儚く頼りない束の間の安息に身を委ねながら生きてゆく。
警戒しながら背の針山を他者に向け不必要なものは徹底して排除しながらな。欺瞞と偶然に彩られたそれを真理と呼び溺れながら、それが豊かさだと歌う。
愚かしい。
私はそんな生などいらないな。
常に誕生か破壊か、1か0だ。それが全て』
適当な距離関係によって初めて成立する。
酷く不器用だとは思わないか?
そして酷くつまらない。
愚か者共は短い命の間、暗中でその距離を探りながら儚く頼りない束の間の安息に身を委ねながら生きてゆく。
警戒しながら背の針山を他者に向け不必要なものは徹底して排除しながらな。欺瞞と偶然に彩られたそれを真理と呼び溺れながら、それが豊かさだと歌う。
愚かしい。
私はそんな生などいらないな。
常に誕生か破壊か、1か0だ。それが全て』
『私はその愚か者共が呼ぶ真理とやらを破壊してみよう。
一つになりたいとも思わぬ。だが生きゆく為と己を騙し、他者の針を除きながらあるいは距離を取りながら触れたいとも思わぬ。
純粋に欲する物を欲し、ただ己の真理を見るだけ』
一つになりたいとも思わぬ。だが生きゆく為と己を騙し、他者の針を除きながらあるいは距離を取りながら触れたいとも思わぬ。
純粋に欲する物を欲し、ただ己の真理を見るだけ』
そういえば、あのおっさんはハーフだと聞いた。
このおっさんは怖い人だった。
沢山人を殺す事に躊躇はない。
俺もそのおっさんに荷担していたんだけど、それは心がよく分からなくなって何だかどうでもよくなっちまったから。
みんな戦って、死んで、よく分からなくなっちまったから。
だから何でもいいから一つの答えを求めた。
おっさんは語らなかったけれど、どのように生きておっさんなりの考えを導き出したのかは分からない。
ハーフと言えばあの黒髪の女の顔が浮かぶ。あまりはっきりとは覚えていないけれど。このおっさんもハーフだから迫害でもされたのかなと何となく思った。
このおっさんは怖い人だった。
沢山人を殺す事に躊躇はない。
俺もそのおっさんに荷担していたんだけど、それは心がよく分からなくなって何だかどうでもよくなっちまったから。
みんな戦って、死んで、よく分からなくなっちまったから。
だから何でもいいから一つの答えを求めた。
おっさんは語らなかったけれど、どのように生きておっさんなりの考えを導き出したのかは分からない。
ハーフと言えばあの黒髪の女の顔が浮かぶ。あまりはっきりとは覚えていないけれど。このおっさんもハーフだから迫害でもされたのかなと何となく思った。
ああ、そういえば笑っていた。
死ぬときおっさんは笑っていた。
一体何を見たのだろうか?
俺は、こんな風で、何かを見ることが出来るのだろうか。殺めた骸が紡ぐ答えなどあるのか。以前の俺ならそんなこと考えもしなかっただろう。
死ぬときおっさんは笑っていた。
一体何を見たのだろうか?
俺は、こんな風で、何かを見ることが出来るのだろうか。殺めた骸が紡ぐ答えなどあるのか。以前の俺ならそんなこと考えもしなかっただろう。
そして時は放送前へと下る。
夜が明ける前にとティトレイとクレスはC2の森へと北上していた。
二人とも体力は限界に近い。これからに備えて体を休める必要があった。
正しくはクレスは気絶をしていたので、その腕をティトレイの肩に掛けて引き摺るように運ばねばならなかったのだが。
(まあ普段ならこのくらいなら楽々に背負って移動できるんだけど…さすがに今は……キツいな)
海岸の近くのせいで霧もひどい。
「クレス、とりあえずC2の森を目指すぞ。そこで昼まで休憩だ。そうしたら次こそゆっくり休めるからな」
気絶したクレスにそう話しかけて、夜霧に濡れた丈の高い草を掻き分けて歩く。
気絶しているからかいやにこの青年の体がやけに重く感じて、今の疲弊した体にはかなり堪える。
歩く度に、草葉の合間から薄羽蜻蛉が舞う。綺麗だな、とかそんな感慨には耽らなかったけれど。
二人とも体力は限界に近い。これからに備えて体を休める必要があった。
正しくはクレスは気絶をしていたので、その腕をティトレイの肩に掛けて引き摺るように運ばねばならなかったのだが。
(まあ普段ならこのくらいなら楽々に背負って移動できるんだけど…さすがに今は……キツいな)
海岸の近くのせいで霧もひどい。
「クレス、とりあえずC2の森を目指すぞ。そこで昼まで休憩だ。そうしたら次こそゆっくり休めるからな」
気絶したクレスにそう話しかけて、夜霧に濡れた丈の高い草を掻き分けて歩く。
気絶しているからかいやにこの青年の体がやけに重く感じて、今の疲弊した体にはかなり堪える。
歩く度に、草葉の合間から薄羽蜻蛉が舞う。綺麗だな、とかそんな感慨には耽らなかったけれど。
―――飛び出した蜻蛉の群れの向こうにそれはいた。
いや、姿は見えない。フォルスを感じたのだ。
一瞬、胸から一気にざわめきが体中をかき乱したのが分かった。顔を伝う夜霧の雫が汗と一緒に流れ落ちる。
珍しく、少しだけ狼狽した。
その正体は彼なのだから。
一瞬、胸から一気にざわめきが体中をかき乱したのが分かった。顔を伝う夜霧の雫が汗と一緒に流れ落ちる。
珍しく、少しだけ狼狽した。
その正体は彼なのだから。
(ヴェイグ……まだ近くにいたんだな)
感じる。
冷たいこのフォルス。
彼に違いない。
今となってはあの一件から、二人の立場が真逆になってから何だか存在を遠く思うけれど。
感じる。
冷たいこのフォルス。
彼に違いない。
今となってはあの一件から、二人の立場が真逆になってから何だか存在を遠く思うけれど。
(まだ生きて…いたのか)
サウザントブレイバーの一件からは大して時間は経過していない筈だ。
けれどとても長い時間、ヴェイグとは会ってはいない気がした。
ヴェイグに自分の変貌は見られたくない。
ヴェイグは殺したくない。
ヴェイグには(出来れば)死んで欲しくはない。
かつての仲間だからだ。
それだけ?
少しだけ、胸がモヤモヤとしたがそんなものは無視した。
そしてヴェイグのフォルスも無視して足を進めた。
息を止めるようにその場を後にした。
寂しいのか悲しいのか侘びしいのか。とうに忘却した感情だと思っていたけれど、それの片鱗がまた鎌首を擡げたようで少し不快だった。
そして右肩からのし掛かる、剣士の重みがこれほどまでに儚く、頼りなく感じるとは。
サウザントブレイバーの一件からは大して時間は経過していない筈だ。
けれどとても長い時間、ヴェイグとは会ってはいない気がした。
ヴェイグに自分の変貌は見られたくない。
ヴェイグは殺したくない。
ヴェイグには(出来れば)死んで欲しくはない。
かつての仲間だからだ。
それだけ?
少しだけ、胸がモヤモヤとしたがそんなものは無視した。
そしてヴェイグのフォルスも無視して足を進めた。
息を止めるようにその場を後にした。
寂しいのか悲しいのか侘びしいのか。とうに忘却した感情だと思っていたけれど、それの片鱗がまた鎌首を擡げたようで少し不快だった。
そして右肩からのし掛かる、剣士の重みがこれほどまでに儚く、頼りなく感じるとは。
『キメラと言うのを知っているか?』
そして時は今に至る。C2の森の木の梺に腰を下ろし、少しずつ晴れてゆく霧を見守る。
景色が鮮明になり、しかしそれでもティトレイの目が世界を明るく映す事はなかった。
景色が鮮明になり、しかしそれでもティトレイの目が世界を明るく映す事はなかった。
『一つになりたいとも思わぬ。だが生きゆく為と己を騙し、他者の針を除きながらあるいは距離を取りながら触れたいとも思わぬ』
「そういうものなのか…?」
ぽつりと一言漏らす。
ただ今、今までの自分の信条全てを裏切り、仲間を裏切り、その先にあるのは。
ただ何か虚しい。
クレスが傍らにいる。だがクレスはいずれティトレイを殺すだろうし、自身もそれを望んでいる。
ただ酷く虚しい。
「何でかな。もう全てどうでもいいのに」
朝露に濡れた花の蕾が少しずつ開花してゆく。彼の心の淀みなど関係なく。
ティトレイには何もない。クレスの様に殺しに執着する心も、デミテルの様に何かを見ようという心も、ミトスの様にすがる目的も、ましてや心を許し合う仲間なんて。
全てが虚無で彼はこの会場で最も孤独の者だった。
ぽつりと一言漏らす。
ただ今、今までの自分の信条全てを裏切り、仲間を裏切り、その先にあるのは。
ただ何か虚しい。
クレスが傍らにいる。だがクレスはいずれティトレイを殺すだろうし、自身もそれを望んでいる。
ただ酷く虚しい。
「何でかな。もう全てどうでもいいのに」
朝露に濡れた花の蕾が少しずつ開花してゆく。彼の心の淀みなど関係なく。
ティトレイには何もない。クレスの様に殺しに執着する心も、デミテルの様に何かを見ようという心も、ミトスの様にすがる目的も、ましてや心を許し合う仲間なんて。
全てが虚無で彼はこの会場で最も孤独の者だった。
ヤマアラシのジレンマ。
それは他者を隔絶する為にその棘を生やしているというのに、一つの生物としての孤独は酷く寂しく耐えることができない。
だから他者との距離を棘を逆立ててるにも関わらず、探ろうとする。
しかし近づけばその針で他者を傷つけ、死に至らしめてしまうだろう。
じゃあ何故その針の衣を脱がない?
しかしやはりそれでは自身が傷つくだろう。
魂と魂の距離の無限ループ。
(ヴェイグか…)
だがもう彼とはもう共にすることはできない。
自分の放った矢は彼の仲間だけではなく、彼自身も傷つけた。
だけど。
それは他者を隔絶する為にその棘を生やしているというのに、一つの生物としての孤独は酷く寂しく耐えることができない。
だから他者との距離を棘を逆立ててるにも関わらず、探ろうとする。
しかし近づけばその針で他者を傷つけ、死に至らしめてしまうだろう。
じゃあ何故その針の衣を脱がない?
しかしやはりそれでは自身が傷つくだろう。
魂と魂の距離の無限ループ。
(ヴェイグか…)
だがもう彼とはもう共にすることはできない。
自分の放った矢は彼の仲間だけではなく、彼自身も傷つけた。
だけど。
棘を背負ったヤマアラシでさえ他者とまた一つになれるのなら。
「ヴェイグはこちら側には…こねえのかな」
ふと、一度断絶した筈のそんな想いが彼の胸に湧いた。
ヴェイグを殺すのはクレスだろう。しかしサウザントブレイバーの時に彼の乱入で酷く精神は乱れ、先程もフォルスを感じただけで狼狽えた自分はその様子を静観することは出来るのか。
「…珍しく優柔不断だなあ、俺。まあ前の俺は…死んじまったんだけど」
その筈なのに、この状況で元の世界の思い出とか、そんなものは胸の奥に隠してしまったというのに。
ただ、彼はいる。銀髪の褐色の肌の青年の存在がちくりちくりと体を刺す様だ。
まだ濡れている頭を軽く掻き毟る。
ふと、一度断絶した筈のそんな想いが彼の胸に湧いた。
ヴェイグを殺すのはクレスだろう。しかしサウザントブレイバーの時に彼の乱入で酷く精神は乱れ、先程もフォルスを感じただけで狼狽えた自分はその様子を静観することは出来るのか。
「…珍しく優柔不断だなあ、俺。まあ前の俺は…死んじまったんだけど」
その筈なのに、この状況で元の世界の思い出とか、そんなものは胸の奥に隠してしまったというのに。
ただ、彼はいる。銀髪の褐色の肌の青年の存在がちくりちくりと体を刺す様だ。
まだ濡れている頭を軽く掻き毟る。
「ちと…厳しいよなあ……」
他者から守るために、自身の価値を守るための針。
(もう…価値なんてないんだけどな…)
しかし彼は気付いていない。
その針が真に貫くものは、その者自身の心なのかもしれないという事に。
(もう…価値なんてないんだけどな…)
しかし彼は気付いていない。
その針が真に貫くものは、その者自身の心なのかもしれないという事に。
【ティトレイ=クロウ 生存確認】
状態: HP30% TP10% 感情希薄 中度の疲労 クレスに同情 ヴェイグへの感傷
所持品:フィートシンボル、メンタルバングル、バトルブック オーガアクス
エメラルドリング 短弓(腕に装着) クローナシンボル
クレスの荷物 (鎮静剤入り)
基本行動方針:命尽きるまでゲームに乗る(優勝する気は無い)
第一行動方針:正午まで休む、状況次第ではヴェイグ達を牽制してC3村に誘導
あわよくばヴェイグを仲間に
第二行動方針:C3村に来た連中を殺す
第三行動方針:事が済めばクレスに自分を殺させる
現在位置:C2森
状態: HP30% TP10% 感情希薄 中度の疲労 クレスに同情 ヴェイグへの感傷
所持品:フィートシンボル、メンタルバングル、バトルブック オーガアクス
エメラルドリング 短弓(腕に装着) クローナシンボル
クレスの荷物 (鎮静剤入り)
基本行動方針:命尽きるまでゲームに乗る(優勝する気は無い)
第一行動方針:正午まで休む、状況次第ではヴェイグ達を牽制してC3村に誘導
あわよくばヴェイグを仲間に
第二行動方針:C3村に来た連中を殺す
第三行動方針:事が済めばクレスに自分を殺させる
現在位置:C2森