「まったくけしからん!」
白い風変わりなバイクに搭乗する一人の少女…正確には元・老人であるかみなりさんは怒っていた。
初期転送場所が銀座だったため、地下鉄を利用して自宅まで帰ろうとしたのだが…
その作戦は失敗に終わった。
ホームにたどり着くことは出来たが、そこにあった列車は完全に機能を停止していたのだ。
偶々…とは言えないだろう。おそらくは、主催者による会場移動制限。
初期転送場所が銀座だったため、地下鉄を利用して自宅まで帰ろうとしたのだが…
その作戦は失敗に終わった。
ホームにたどり着くことは出来たが、そこにあった列車は完全に機能を停止していたのだ。
偶々…とは言えないだろう。おそらくは、主催者による会場移動制限。
「まあいいじゃないか。僕の支給品にバイクが入っていたんだから」
「むぅ……」
「地下鉄はむしろ、敵に襲われたら逃げ場がないんだから、バイクの方がずっとお得さ」
「確かにそうかもしれんが…」
「それじゃあ、僕の支給品のバイクを貸してあげた代わりに契約を…」
「断る!」
「むぅ……」
「地下鉄はむしろ、敵に襲われたら逃げ場がないんだから、バイクの方がずっとお得さ」
「確かにそうかもしれんが…」
「それじゃあ、僕の支給品のバイクを貸してあげた代わりに契約を…」
「断る!」
かみなりさんの膝の上に座っていたキュゥべえは、やれやれと首を左右に振った。
(なかなか手強いね、この子は。それにしても…)
いずれ契約させてやると思いつつ、今度は違った目的で首を上下左右に動かす。
自分の支給品だったバイク…正直、自分ひとりだと乗れずに完全にハズレだったであろう物。
かなり独特なデザインに加え…自動操縦・オートパイロット機能付きの凄い奴だ。
かみなりさんが指定した練馬区の自宅へしっかり進んでいる。
なのでかみなりさんもキュゥべえも、落ちさえしなければこのまま動かないで目的地に辿り着ける。
(なかなか手強いね、この子は。それにしても…)
いずれ契約させてやると思いつつ、今度は違った目的で首を上下左右に動かす。
自分の支給品だったバイク…正直、自分ひとりだと乗れずに完全にハズレだったであろう物。
かなり独特なデザインに加え…自動操縦・オートパイロット機能付きの凄い奴だ。
かみなりさんが指定した練馬区の自宅へしっかり進んでいる。
なのでかみなりさんもキュゥべえも、落ちさえしなければこのまま動かないで目的地に辿り着ける。
(こんな便利な機能がついたバイクなんて、見たことないなぁ…)
無論、キュゥべえらの技術力を持ってすれば、このバイクも作ることは容易いだろう。
しかし、キュゥべえの知る人間の技術では、かなり厳しい。
作れる可能性はゼロではないかもしれないが、とても一家に一台は無理な話だ。
しかし、キュゥべえの知る人間の技術では、かなり厳しい。
作れる可能性はゼロではないかもしれないが、とても一家に一台は無理な話だ。
(最初に会ったマシンといい、やっぱり地球外の技術と考える方が妥当だね。
主催者本人、或いは協力者が僕たちと同じ、地球外生命体ってところかな…)
主催者本人、或いは協力者が僕たちと同じ、地球外生命体ってところかな…)
しかし、そう考えるとわけがわからない。
自分たちインキュベーターは、宇宙を維持するために活動している。
そのインキュベーターの一人を、なぜこんな殺し合いに参加させたのか?
仮に自分が死んでもインキュベーターの活動は続くだろうが、作業効率が極僅かだが落ちるのも事実。
地球外生命体でこれほどの技術力を持っているのなら…
インキュベーターの活動が、自分たちにも有益なものだと理解できるだろうに。
自分たちインキュベーターは、宇宙を維持するために活動している。
そのインキュベーターの一人を、なぜこんな殺し合いに参加させたのか?
仮に自分が死んでもインキュベーターの活動は続くだろうが、作業効率が極僅かだが落ちるのも事実。
地球外生命体でこれほどの技術力を持っているのなら…
インキュベーターの活動が、自分たちにも有益なものだと理解できるだろうに。
「わけがわからないよ」
「なにがじゃ?」
「いや、こっちの話さ」
「なにがじゃ?」
「いや、こっちの話さ」
しかし、少し自分たち以外の地球外生命体に興味がわく。
この謎の技術と、自分たちの持つ魔法少女技術が合わされば、さらに効率が上がるのではないか?
現在の技術でも問題はないのだが、エネルギー回収に失敗する時はあるのだ。
例えば、少女が絶望する前にソウルジェムが粉砕されるケース。
絶望してくれなければ、エネルギー回収のしようがないし、以外とそういったケースは多い。
だからこそ、自分は毎日毎日、汗水垂らして地道に営業を続けている。
宇宙を守るために、足を棒にして炎天下でも勧誘し、なだめ、おだて、契約を結ぶ。
よく人間は自分たちを外道と吐き捨てるが、やってることは人間とほぼ同じ。
仕事の目的が、宇宙防衛という壮大なものか、家庭、自己防衛などという矮小なものか。
その違いだけだ。人間は、本当に…
この謎の技術と、自分たちの持つ魔法少女技術が合わされば、さらに効率が上がるのではないか?
現在の技術でも問題はないのだが、エネルギー回収に失敗する時はあるのだ。
例えば、少女が絶望する前にソウルジェムが粉砕されるケース。
絶望してくれなければ、エネルギー回収のしようがないし、以外とそういったケースは多い。
だからこそ、自分は毎日毎日、汗水垂らして地道に営業を続けている。
宇宙を守るために、足を棒にして炎天下でも勧誘し、なだめ、おだて、契約を結ぶ。
よく人間は自分たちを外道と吐き捨てるが、やってることは人間とほぼ同じ。
仕事の目的が、宇宙防衛という壮大なものか、家庭、自己防衛などという矮小なものか。
その違いだけだ。人間は、本当に…
「わけがわからないよ」
「あ…あぁ、まったくわけがわからん!」
「え?」
「あ…あぁ、まったくわけがわからん!」
「え?」
突然、かみなりさんから同意の言葉がもれた。
わけがわからないよ以外は口にしていないはずなのにどうして…?
そう思ったが、なんのことはなく。かみなりさんがわけがわからないと言ったのは、自分とは別のもの。
彼女の視線からするに、前方になにやら発見しただけのことらしい。
やれやれ…人間はいちいち細かいことで騒いだり驚いたりして困る。
だが話を合わせるためにも、キュゥべえは身を乗り出して前方を確認。
わけがわからないよ以外は口にしていないはずなのにどうして…?
そう思ったが、なんのことはなく。かみなりさんがわけがわからないと言ったのは、自分とは別のもの。
彼女の視線からするに、前方になにやら発見しただけのことらしい。
やれやれ…人間はいちいち細かいことで騒いだり驚いたりして困る。
だが話を合わせるためにも、キュゥべえは身を乗り出して前方を確認。
「え…?本当に…わけがわからないよ…なんだい、アレは…?」
「わしが聞きたい…!」
「わしが聞きたい…!」
だが、不覚にもキュゥべえは心底思ってしまった。人間と同じ意見になってしまった。
それ程までにわけがわからない、意味不明、理解不能な存在が、目の前にあったのだ。
それ程までにわけがわからない、意味不明、理解不能な存在が、目の前にあったのだ。
「ベボーイ゙…」
奇妙な鳴き声(?)をあげるソレ。
身長は20センチ強だろうか?全身ピンク色の生物が…
「瓢箪型」の生物が、かみなりさんとキュゥべえを凝視していた。
身長は20センチ強だろうか?全身ピンク色の生物が…
「瓢箪型」の生物が、かみなりさんとキュゥべえを凝視していた。
「…あれは、首輪…か…?」
「どうやらそのようだね。元々球体だった存在の中央に強引に装着したみたいだ…」
「それであんな歪な姿になっておるのか…」
「首輪を抜きにしても、あんな球体生物がいるってこともわけがわからな…」
「どうやらそのようだね。元々球体だった存在の中央に強引に装着したみたいだ…」
「それであんな歪な姿になっておるのか…」
「首輪を抜きにしても、あんな球体生物がいるってこともわけがわからな…」
目の前の珍獣を評価する二人。
しかしここでキュゥべえは、あることを思い出していた。
自分たちが、まだ魔法少女システムを完全に確立するよりも前の時代…
知的生命体を求めて、様々な星に調査インキュベーターが派遣されたが…
とある星近辺に派遣されたインキュベーターが、数千単位で「行方不明」となる事件があった。
直後に魔法少女システムが完成したため、忘れ去られた事件だが…
確か、最後の交信は…
「ピ…ピンクの悪魔が…球がっ…!食べ…!……!………」
しかしここでキュゥべえは、あることを思い出していた。
自分たちが、まだ魔法少女システムを完全に確立するよりも前の時代…
知的生命体を求めて、様々な星に調査インキュベーターが派遣されたが…
とある星近辺に派遣されたインキュベーターが、数千単位で「行方不明」となる事件があった。
直後に魔法少女システムが完成したため、忘れ去られた事件だが…
確か、最後の交信は…
「ピ…ピンクの悪魔が…球がっ…!食べ…!……!………」
「は、早く僕と契約して魔法少女になるんだ!アレは多分…!」
キュゥべえの言葉が終わるよりも前に。
異形、ピンクの瓢箪が全身を震わせ…
異形、ピンクの瓢箪が全身を震わせ…
「な、なんじゃあれは!?」
ガバァと、地球上の生命体の誰にも真似できない程に大きく口を開き…
「は、早く!」
「け、契約はせん!ここはアクセル全開で逃げるぞ!」
「手動運転できるのかい!?」
「け、契約はせん!ここはアクセル全開で逃げるぞ!」
「手動運転できるのかい!?」
強烈な吸引を開始した。
震える空気とともに、まずは道端に転がるゴミや小石が。
やがて、草が抜け、大きな石も吸い込まれていく。
狙いは、目の前の人型と白饅頭。
ちょっと見た目が違うが、同じスカキャラのバウンダーとチップの仲間だろう。
震える空気とともに、まずは道端に転がるゴミや小石が。
やがて、草が抜け、大きな石も吸い込まれていく。
狙いは、目の前の人型と白饅頭。
ちょっと見た目が違うが、同じスカキャラのバウンダーとチップの仲間だろう。
ピンクの怪物の名はカービィ。吸引力の衰えないただひとりの宇宙人。
彼は心優しく、人間でいうなら青年にあたる若者。これまでに何度も宇宙を救ってきた。
無論今回もかわらない。主催者は懲らしめる。自分や仲間たちの平和な日常を壊す奴は許さない。
いつものことだ。最後は悪の親玉を倒して、家帰ってご飯食べてお風呂入って寝る。
彼は心優しく、人間でいうなら青年にあたる若者。これまでに何度も宇宙を救ってきた。
無論今回もかわらない。主催者は懲らしめる。自分や仲間たちの平和な日常を壊す奴は許さない。
いつものことだ。最後は悪の親玉を倒して、家帰ってご飯食べてお風呂入って寝る。
道中、大量の「ザコ敵たち」をおやつ代わりに食べ尽くしながら、楽しく、旅をする。
そうやって旅をして、立ち塞がる全ての敵を倒したら、いつの間にかラスボス戦だ。
ただそれだけ。
いつもと…なにも変わりはしない。同じことを、するだけだ。
そうやって旅をして、立ち塞がる全ての敵を倒したら、いつの間にかラスボス戦だ。
ただそれだけ。
いつもと…なにも変わりはしない。同じことを、するだけだ。
【中央区~千代田区間/一日目・日中】
【かみなりさん@ドラえもん】
[状態]:美少女化(外見年齢は中学1~2年生程度)、やや混乱、主催者に対する怒り、運転中
[装備]:ひのきのぼう@DQシリーズ、陵桜学園高校女子制服(冬服)@らき☆すた、ホイール・オブ・フォーチュン
[道具]:基本支給品一式、美女化マシン@カオスロワオリジナル、元のかみなりさんの服
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らない。
0:ピンクの瓢箪から逃げる
1:自宅のある練馬区に帰る。
2:知り合い(特に野比玉子)と合流したい。
3:最終防衛システムを警戒。
4:キュゥべえは好きにさせておく。
※最終防衛システムを殺し合いに乗っていると判断しました。
※キュゥべえが語った魔法少女の話をあまり信じていません。
※美女化マシンの使用回数制限、変身持続時間は後続の書き手にお任せします。
【かみなりさん@ドラえもん】
[状態]:美少女化(外見年齢は中学1~2年生程度)、やや混乱、主催者に対する怒り、運転中
[装備]:ひのきのぼう@DQシリーズ、陵桜学園高校女子制服(冬服)@らき☆すた、ホイール・オブ・フォーチュン
[道具]:基本支給品一式、美女化マシン@カオスロワオリジナル、元のかみなりさんの服
[思考・状況]基本:殺し合いには乗らない。
0:ピンクの瓢箪から逃げる
1:自宅のある練馬区に帰る。
2:知り合い(特に野比玉子)と合流したい。
3:最終防衛システムを警戒。
4:キュゥべえは好きにさせておく。
※最終防衛システムを殺し合いに乗っていると判断しました。
※キュゥべえが語った魔法少女の話をあまり信じていません。
※美女化マシンの使用回数制限、変身持続時間は後続の書き手にお任せします。
【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】頭部にダメージ小、自分が死ぬことを自覚済み
【装備】無し
【道具】基本支給品一式、ランダム品0~2・本人確認済み
【思考】
基本:自分の制限の解除方法を探す
バトルロワイアルを利用して魔法少女を増やし、制限が解除されるまで自分を守ってもらう(嘘はつかないが自分の不利になる事は言わない)
0:ピンクの瓢箪から逃げるが、できればこれを機にかみなりさんを魔法少女にしたい
1:かみなりさんを契約させて魔法少女にする。
2:無駄死には可能な限り避ける。
3:最終防衛システムを警戒。
4:できれば巴マミと合流したい。
※最終防衛システムを殺し合いに乗っていると判断しました。
※かみなりさんが元々老年の男性だったことをまだ知りません。
※カービィについてある程度の情報を持っているかもしれません
【個人制限・特殊能力】
※一度死ねば、肉体の復活はありません
※薄い壁を通り抜けることができます
※魔法少女契約は可能ですが、ロワ全体に影響をもたらす願い
(会場からの脱出、死者復活、首輪解除、主催者死亡など)は不可能です
※魔法少女とのテレパシー会話距離は後続の書き手さんに任せます
【状態】頭部にダメージ小、自分が死ぬことを自覚済み
【装備】無し
【道具】基本支給品一式、ランダム品0~2・本人確認済み
【思考】
基本:自分の制限の解除方法を探す
バトルロワイアルを利用して魔法少女を増やし、制限が解除されるまで自分を守ってもらう(嘘はつかないが自分の不利になる事は言わない)
0:ピンクの瓢箪から逃げるが、できればこれを機にかみなりさんを魔法少女にしたい
1:かみなりさんを契約させて魔法少女にする。
2:無駄死には可能な限り避ける。
3:最終防衛システムを警戒。
4:できれば巴マミと合流したい。
※最終防衛システムを殺し合いに乗っていると判断しました。
※かみなりさんが元々老年の男性だったことをまだ知りません。
※カービィについてある程度の情報を持っているかもしれません
【個人制限・特殊能力】
※一度死ねば、肉体の復活はありません
※薄い壁を通り抜けることができます
※魔法少女契約は可能ですが、ロワ全体に影響をもたらす願い
(会場からの脱出、死者復活、首輪解除、主催者死亡など)は不可能です
※魔法少女とのテレパシー会話距離は後続の書き手さんに任せます
【カービィ@星のカービィ】
【状態】:超空腹、体中央部に首輪
【装備】:
【道具】:基本支給品一式、ランダム品1~3
【思考】基本:SEARCH&EAT
0:目の前のスカキャラ(かみなりさん・キュゥべえ)を食べてお腹を落ち着かせる
1:主催者を徹底的に懲らしめた後、家でゆっくりする
2:首輪が邪魔なので外せるなら外したい
※主催者を除く参加者全員をマップのザコ敵と認識しています
※最初のバトルロワイアルのルールをちゃんと把握していないかもしれません
※吸い込んだ相手を星型弾にして吐き出すことはできません
※飛行、コピー能力に関する制限は後の書き手さんにお任せします
【状態】:超空腹、体中央部に首輪
【装備】:
【道具】:基本支給品一式、ランダム品1~3
【思考】基本:SEARCH&EAT
0:目の前のスカキャラ(かみなりさん・キュゥべえ)を食べてお腹を落ち着かせる
1:主催者を徹底的に懲らしめた後、家でゆっくりする
2:首輪が邪魔なので外せるなら外したい
※主催者を除く参加者全員をマップのザコ敵と認識しています
※最初のバトルロワイアルのルールをちゃんと把握していないかもしれません
※吸い込んだ相手を星型弾にして吐き出すことはできません
※飛行、コピー能力に関する制限は後の書き手さんにお任せします
支給品紹介
【ホイール・オブ・フォーチュン@遊戯王5D's】
キュゥべえに支給。
作中でジャック・アトラスが乗りこなす変わったD・ホイール。
自分で運転することも、オートパイロットに切り替えることも可能。
決闘盤標準装備だが、カードまでは用意されていない。
8期ではキュゥべえはこのホイール上から地面に擦り付けられて恍惚としていた。
【ホイール・オブ・フォーチュン@遊戯王5D's】
キュゥべえに支給。
作中でジャック・アトラスが乗りこなす変わったD・ホイール。
自分で運転することも、オートパイロットに切り替えることも可能。
決闘盤標準装備だが、カードまでは用意されていない。
8期ではキュゥべえはこのホイール上から地面に擦り付けられて恍惚としていた。
※銀座の地下鉄は使用不可。山手線を除く交通機関が機能していない可能性があります
| 032:パルマーB「お前ら人間じゃねぇ! 」 | 投下順 | 034:国会見学とか正直一つたりとも記憶に残ってねェ |
| 032:パルマーB「お前ら人間じゃねぇ! 」 | 時系列順 | 034:国会見学とか正直一つたりとも記憶に残ってねェ |
| 006:まったく、わけがわからない | かみなりさん | 055:ぼのぐらしのなく頃に~秋葉原編~ |
| 006:まったく、わけがわからない | キュゥべえ | 055:ぼのぐらしのなく頃に~秋葉原編~ |
| 初登場! | カービィ | 048:星にのまれる太陽 |