「どうやら、俺達の支給品はこれで全部みたいだな」
「そのようですねぇ」
「そのようですねぇ」
阿部高和と杉下右京。
打倒主催を掲げる、頼れる大人達。
稀有な頭脳と洞察力と股間のブツとそれに負けない熱さを誇る心が武器な彼らではあるが……
さすがにバトルロワイアル。「護身武器」のひとつや二つは欲しいのが正直なところであった。
そして行われたのが、鉄板の支給品確認。
道具を使わずとも絶対的な力があるならともかく、ほとんどの参加者にとって支給品は命綱だ。
打倒主催を掲げる、頼れる大人達。
稀有な頭脳と洞察力と股間のブツとそれに負けない熱さを誇る心が武器な彼らではあるが……
さすがにバトルロワイアル。「護身武器」のひとつや二つは欲しいのが正直なところであった。
そして行われたのが、鉄板の支給品確認。
道具を使わずとも絶対的な力があるならともかく、ほとんどの参加者にとって支給品は命綱だ。
だが……
「すごく……大きいな」
阿部の支給品は、巨大という言葉もなまぬるい程の規格外サイズのレンチのみ。
「これはなんとも……扱いに困りますねぇ……」
右京の支給品は青い全身鎧と、コンビニでよく売られているコロッケパンだった。
身長の高い、タフガイであればこの鎧を纏い、レンチを武器として振り回せただろう。
しかし二人はあくまで鍛えられた一般人程度であり、これら重量級装備を常に装備し続けるのは不可能。
結果として、支給品ははずれと言っていい代物だ。
しかし二人はあくまで鍛えられた一般人程度であり、これら重量級装備を常に装備し続けるのは不可能。
結果として、支給品ははずれと言っていい代物だ。
「ま、いざとなりゃ振り下ろすくらいはできるかな」
「食料はともかく、この西洋鎧はどうしたものでしょう。
この不可思議なバッグで眠らせておけば問題はないのでしょうが、万が一このバッグが普通の状態に戻ったとしたら……」
「かといってその辺に置いとくと、殺し合いに乗るような奴がホイホイ持ってくかもしれないぞ?」
「できれば、そのような人物が誰一人現れないことを祈りたいものです」
「食料はともかく、この西洋鎧はどうしたものでしょう。
この不可思議なバッグで眠らせておけば問題はないのでしょうが、万が一このバッグが普通の状態に戻ったとしたら……」
「かといってその辺に置いとくと、殺し合いに乗るような奴がホイホイ持ってくかもしれないぞ?」
「できれば、そのような人物が誰一人現れないことを祈りたいものです」
右京のこの祈りは、僅か数秒後に崩れ去る。
「それにしても、先ほどから妙に足元がふらつくような……」
「こりゃ俺達じゃなくて……地面が揺れてんのか?」
「こりゃ俺達じゃなくて……地面が揺れてんのか?」
「きゃああああぁぁぁぁぁ!ちょ、ちょっとそこ邪魔よー!」
「「!?」」
突如として「それ」は現れた。
黒く巨大な四速歩行の金属の塊。
そしてそれにすっぽりと「はまって」しまった主婦の上半身。
黒く巨大な四速歩行の金属の塊。
そしてそれにすっぽりと「はまって」しまった主婦の上半身。
「わ、私最近の車なんて見たことも動かしたこともないのよ!
どうやったら止められるのかしら、このスイッチ?」
ぽち
どうやったら止められるのかしら、このスイッチ?」
ぽち
【はどうほう】
主婦がボタンを押した瞬間、耳障りな音と共に極太の光線が前方の阿部に向けて発射された。
「うおっと!?」
幸いにも、右京が取り出したままにしていた鎧の後ろに隠れることで難を逃れたが……
「うおっと!?」
幸いにも、右京が取り出したままにしていた鎧の後ろに隠れることで難を逃れたが……
「これじゃないのね。じゃー……こっちかしら?それともこっち?」
ぽちぽちぽち
ぽちぽちぽち
【アトミックレイ】【かえんほうしゃ】【ブラスター】
たて続けに主婦の現在の下半身、オメガから強烈な熱線その他の攻撃が放たれる。
ターゲッティングをしていないため、攻撃は見当はずれな方向に飛んでいくが、
周りの住宅街に被害をもたらすには十分なものだ。
ターゲッティングをしていないため、攻撃は見当はずれな方向に飛んでいくが、
周りの住宅街に被害をもたらすには十分なものだ。
「あらやだもー!また間違えちゃったわ!」
ほんのり頬を紅くして照れる主婦の名はフグ田サザエ。
彼女に悪気は一切ない。辺り一帯が大変なことになっているが、彼女が機械に詳しくなかっただけのこと。
その証拠に、オメガ本体からはコード剥き出しでオメガの首がぶらぶらとかろうじてぶらさがり
その首があった部分にサザエがジャストフィットしている。
「うっかり」首をもぎ、「うっかり」そこにはまり、「うっかり」攻撃用ボタンを押しているだけなのだ。
むしろはまって抜け出せなくなった彼女は被害者ではないだろうか?
彼女に悪気は一切ない。辺り一帯が大変なことになっているが、彼女が機械に詳しくなかっただけのこと。
その証拠に、オメガ本体からはコード剥き出しでオメガの首がぶらぶらとかろうじてぶらさがり
その首があった部分にサザエがジャストフィットしている。
「うっかり」首をもぎ、「うっかり」そこにはまり、「うっかり」攻撃用ボタンを押しているだけなのだ。
むしろはまって抜け出せなくなった彼女は被害者ではないだろうか?
「と、止まらない~~…………!」
「お、おい右京さんよ、あれは止めないとまずいんじゃないか?」
「急ぎましょう!」
「急ぎましょう!」
そんな哀れな主婦の事情を知る由もない男二人は、爆走を続ける主婦の追跡を始めるのであった。
【一日目・日中/世田谷区・廃墟】
【フグ田サザエ@サザエさん】
[状態]:健康、おっちょこちょい、下半身がオメガにはまってる
[装備]:対個人用核爆弾(残り3)、オメガ(損傷有)
[道具]:基本支給品一式、ガイアメモリ・WEATHER
[思考・状況]基本:バトルロワイアルも行き当たりばったり、なんとかなる!
0:止まりたいけど、どうすれば止まるかわからない
1:他の参加者と支給品を交換して食材を手に入れる
2:夕飯時までにはバトルロワイアルを終わらせたい
3:食材が集まったら自宅に帰る
※カオス準拠により、うっかり補正あり
※支給品の説明書を読んでいません
【フグ田サザエ@サザエさん】
[状態]:健康、おっちょこちょい、下半身がオメガにはまってる
[装備]:対個人用核爆弾(残り3)、オメガ(損傷有)
[道具]:基本支給品一式、ガイアメモリ・WEATHER
[思考・状況]基本:バトルロワイアルも行き当たりばったり、なんとかなる!
0:止まりたいけど、どうすれば止まるかわからない
1:他の参加者と支給品を交換して食材を手に入れる
2:夕飯時までにはバトルロワイアルを終わらせたい
3:食材が集まったら自宅に帰る
※カオス準拠により、うっかり補正あり
※支給品の説明書を読んでいません
【阿部高和@くそみそテクニック】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】基本支給品一式、すごく……大きいレンチ
【思考】
基本:主催者を倒し、日常を取り戻す
0:主婦を追う
1:杉下右京に協力する
2:この国の現状を知りたい
※フグ田サザエを危険人物と判断しました
【杉下右京@相棒】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】基本支給品一式、コロッケパン×2、デュラハン(損傷有)
【思考】
基本:バトルロワイアルを破壊し、主催者を捕まえる
0:主婦を追う
1:首輪や会場の状況などの情報収集
2:阿部高和と、人の集まりそうな場所へ移動
※フグ田サザエを危険人物と判断しました
【状態】健康
【装備】無し
【道具】基本支給品一式、すごく……大きいレンチ
【思考】
基本:主催者を倒し、日常を取り戻す
0:主婦を追う
1:杉下右京に協力する
2:この国の現状を知りたい
※フグ田サザエを危険人物と判断しました
【杉下右京@相棒】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】基本支給品一式、コロッケパン×2、デュラハン(損傷有)
【思考】
基本:バトルロワイアルを破壊し、主催者を捕まえる
0:主婦を追う
1:首輪や会場の状況などの情報収集
2:阿部高和と、人の集まりそうな場所へ移動
※フグ田サザエを危険人物と判断しました
- すごく……大きいレンチ@バッカーノ
8期でグラハムが振り回していた巨大なモンキーレンチ
破壊力は抜群だが、とても普通の人間に振り回せる代物ではない
そもそもレンチは振り回すものじゃないけれど
破壊力は抜群だが、とても普通の人間に振り回せる代物ではない
そもそもレンチは振り回すものじゃないけれど
- デュラハン@黄金の太陽
7期の今泉くんが装備していた全身鎧
今泉くんは装備した瞬間呪われていたが、今回もそうなるかは不明
サザエの誤射波動砲により早くも損傷している
今泉くんは装備した瞬間呪われていたが、今回もそうなるかは不明
サザエの誤射波動砲により早くも損傷している
- コロッケパン@現実
8期の今泉くんがパシリから入手したパン。本当は焼きそばパンがよかったらしい
一人に支給されている食料には限りがあるので、場合によっては貴重な支給品かもしれない
一人に支給されている食料には限りがあるので、場合によっては貴重な支給品かもしれない
| 042:君と豚を狩りあうTCBR | 投下順 | 044:東京タワー ~脱衣と私と、時々、ナイト~ |
| 042:君と豚を狩りあうTCBR | 時系列順 | 044:東京タワー ~脱衣と私と、時々、ナイト~ |
| 036:サザエ、外伝でもうっかり | フグ田サザエ | 059:マシンでつきぬけろ! |
| 062:二人はいい男 | 阿部高和 | :小さな死神 |
| 062:二人はいい男 | 杉下右京 | :小さな死神 |