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登場前夜
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初音ミクの歴史。登場前夜 △>
2007年の6月、初音ミクが発表されるまでの間の出来事
- 初音ミクを支える 3つの技術が、初音ミクの登場前に揃った
- 動画投稿サービスの登場
- 動画の上にコメントを付ける技術
- ソフトウェア上で発声する技術(VOCALOID2)
そして、北海道にある音の会社が、アニメ風の歌姫ソフトを作り上げた
- 声の非人間的な部分を、逆に売り文句にした
- 今までには無かったコンセプトに、先進的な作曲者達が飛び付いた
はじめに
2003年
2月。YAHAMAがVOCALOID技術と製品化を発表する
- この技術を使って、日本では MEIKO と KAITO が製品化された
2005年
1月。米国Googleが動画共有サービス「Google Video」を開始する
- 動画を気軽に投稿、鑑賞出来る仕組み
- この後、類似のサービスが続々と生まれた
6月。2005年度上期 に、Synvieが採択される
- 動画などにコメントを付けるという発想は、時間を置いて、動画投稿サイトのニコニコ動画、zoome、そしてYouTube(アノテーション)へと広がっていく
12月。YouTubeの公式サービスが始まる
- 後に、世界最大の動画サイトに発展する
2006年
- 当時、開発元が思っていた程は売れなかった
- それが、「次からは女声で」となり、初音ミク誕生へとつながった
- 審査員には、ヤマハの他、クリプトン・フューチャー・メディア社、インターネット社、寺島情報企画(DTMマガジンの会社)が勢揃い
- 最初は、プレビュー版
- YouTubeに投稿された動画に、コメントを付けるサービスとして始まった
2007年
1月。アッカ・ネットワークス社が 動画投稿サイト zoomeサービス開始
- 動画日記やサークルなど、先進的な機能が揃っていた
- zoomeは、2007年末に、初音ミクの未来にとって重要な役割を演じた
- 動画投稿サイトとしては、ここからが始まり
- YouTubeからアクセス切断されたので、自前のサーバーに切り替えたとの事
4月頃。ぷららな:電子の歌姫『初音ミク』――キャラクターと歌声が出会った日
4月27日。ポップでキュートなVOCALOIDの登場予告
5月9日。「新VOCALOIDは、幼な声が得意」と予告する
5月18日。「幼な声」の調整中音声が公開される
4月27日。ポップでキュートなVOCALOIDの登場予告
5月9日。「新VOCALOIDは、幼な声が得意」と予告する
5月18日。「幼な声」の調整中音声が公開される
- 作曲者達の雰囲気が変化したみたい。「本当に幼声だ。」
6月25日。コードネーム「ミク」とデザイン画を初公開
- 従来と一線を画したアニメ風デザインに、作曲者達の一部で期待が高まる
- 作曲者達の一番の悩み事は、「パッケージを買うのが恥ずかしい」
7月12日。名前が「初音ミク」に決まる
- 開発者が完成したと思ったのは束の間
- 7月24日頃まで再調整
- 初音ミクの歌声を聴いた作曲者達に、衝撃が走る
8月22日。カワイイあの娘を量産中。
- クリプトン・フューチャー・メディア社は初音ミクの大ヒットを予測
- 最初から、通常1年分の販売量にあたる 1000パッケージを用意した
- しかし、その予想があまりにも低過ぎた事を、彼らは発売直後に知る事になる