ファイトのために集まった合計9人のりんりんズを出迎えたのは、ジャッジメント・シーズンだった。
JS「今回のファイトですが、皆さんにはシベリアで木を数えて頂きます。8号!」
JS8「はっ、ではシベリア送りのスキマを開くぞ」
急展開に9人全員がスキマへと落とされる。スキマ経由で現れたJS8号の攻撃は、さとりにも回避不能だったのだ。
JS「今回のファイトですが、皆さんにはシベリアで木を数えて頂きます。8号!」
JS8「はっ、ではシベリア送りのスキマを開くぞ」
急展開に9人全員がスキマへと落とされる。スキマ経由で現れたJS8号の攻撃は、さとりにも回避不能だったのだ。
紫「さっむぅーっ!ちょっとキュアホワイト!どういう事よコレ!」
永琳「知らないわよ!だいたいスキマなんてあんたの所の式の仕業じゃないの、キュアブラック!」
幽香「……(他人の振り、他人の振り……)」
紫「ちょっと何そっぽ向いてるの。ははーん、ステゴロのキュアブラックは自分がやりたいとか?」
幽香「……(無視無視……係わったら同類だと思われるわ……。
ああ、でもシベリアにも植物はあるのね。花は期待薄だけど、植物があるならいいか)」
プリキュアコスの紫と永琳が愚痴りつつ何処からか取り出した酒で温まる中、
その二人を徹底的に避ける幽香は、シベリアの春に思いを馳せながら、針葉樹林を数えるでもなく眺めていた。
永琳「知らないわよ!だいたいスキマなんてあんたの所の式の仕業じゃないの、キュアブラック!」
幽香「……(他人の振り、他人の振り……)」
紫「ちょっと何そっぽ向いてるの。ははーん、ステゴロのキュアブラックは自分がやりたいとか?」
幽香「……(無視無視……係わったら同類だと思われるわ……。
ああ、でもシベリアにも植物はあるのね。花は期待薄だけど、植物があるならいいか)」
プリキュアコスの紫と永琳が愚痴りつつ何処からか取り出した酒で温まる中、
その二人を徹底的に避ける幽香は、シベリアの春に思いを馳せながら、針葉樹林を数えるでもなく眺めていた。
ナズ「まさかこの私がシベリア送りとはね……ハハッ」
さとり「踏み台の代わりの新しいペットは鼠なのね」
ナズ「誰がペットなのかな?私をその辺の下等動物と一緒にしないで欲しいね」
さとり「お燐」
お燐「はーい!食べていいんですねご主人様!」
ナズ「なっ!?」
さとり「少し待ってね、お燐。さて、そこの鼠は私のペットでいいのよね?」
ナズ「ぐっ……そ、その通りでございまチュー」
さとり「という事みたいだから、食べちゃダメよ、お燐」
お燐「ちぇー」
不毛の大地に連れて来られた三人だったが、過酷な環境にはある意味慣れている。
シベリアの強制収容所を襲撃すると、ナズーリンの人身掌握術とさとりの読心により部隊を編成、
シベリアの大地に『おりんりんランド』を建設させた。
さとり「踏み台の代わりの新しいペットは鼠なのね」
ナズ「誰がペットなのかな?私をその辺の下等動物と一緒にしないで欲しいね」
さとり「お燐」
お燐「はーい!食べていいんですねご主人様!」
ナズ「なっ!?」
さとり「少し待ってね、お燐。さて、そこの鼠は私のペットでいいのよね?」
ナズ「ぐっ……そ、その通りでございまチュー」
さとり「という事みたいだから、食べちゃダメよ、お燐」
お燐「ちぇー」
不毛の大地に連れて来られた三人だったが、過酷な環境にはある意味慣れている。
シベリアの強制収容所を襲撃すると、ナズーリンの人身掌握術とさとりの読心により部隊を編成、
シベリアの大地に『おりんりんランド』を建設させた。
紫「でもこんなファイトで誰が得するのよねぇ」
永琳「まったくね。これなら私達二人でコンサートをやった方が皆幸せになるのに」
紫「いいわねそれ。じゃあこうしましょう、『木は一本もなかった』」
永琳「そうね、二度といかなる生物も発生しない程度の毒でも作って撒けば――」
幽香「そんな事認めるわけないでしょ!外界でも植物は植物、私が許さないわ!」
紫「(ちっ)冗談よ、冗談。ねーホワイト?」
永琳「(ちっ)ええ、もちろん。生態系の破壊はよくないですわ、ブラック」
幽香「……(何よその舌打ちは……)」
永琳「まったくね。これなら私達二人でコンサートをやった方が皆幸せになるのに」
紫「いいわねそれ。じゃあこうしましょう、『木は一本もなかった』」
永琳「そうね、二度といかなる生物も発生しない程度の毒でも作って撒けば――」
幽香「そんな事認めるわけないでしょ!外界でも植物は植物、私が許さないわ!」
紫「(ちっ)冗談よ、冗談。ねーホワイト?」
永琳「(ちっ)ええ、もちろん。生態系の破壊はよくないですわ、ブラック」
幽香「……(何よその舌打ちは……)」
美鈴「うわぁ……この寒空の下でこの作業は、眠くなりますねぇ……」
一輪「そうね、今日は雲山も居ないし……最後の一人も頼りないし……なんだか眠いし……」
霖之助「ふむ……『キャストオ符』」
(ばさっ)
こーりん「さあ、皆で元気に数えようじゃないか!」
美鈴「えっ」
一輪「なにこれキモっ」
こーりん「こんな所で寝たら死んでしまうぞ。まあそうならないように僕が肌で暖めてあげるがね!」
一輪「そんなの犯罪の匂いしかしないわ……!」
美鈴「こ、こうなったら頑張るしかありません……!」
こーりん「はっはっはっ、二人ともやる気になってくれたか!さあ、三人力を合わせて頑張ろうじゃないか!」
美鈴・一輪「「(どうしてこうなった……)」」
一輪「そうね、今日は雲山も居ないし……最後の一人も頼りないし……なんだか眠いし……」
霖之助「ふむ……『キャストオ符』」
(ばさっ)
こーりん「さあ、皆で元気に数えようじゃないか!」
美鈴「えっ」
一輪「なにこれキモっ」
こーりん「こんな所で寝たら死んでしまうぞ。まあそうならないように僕が肌で暖めてあげるがね!」
一輪「そんなの犯罪の匂いしかしないわ……!」
美鈴「こ、こうなったら頑張るしかありません……!」
こーりん「はっはっはっ、二人ともやる気になってくれたか!さあ、三人力を合わせて頑張ろうじゃないか!」
美鈴・一輪「「(どうしてこうなった……)」」
その後、美鈴と一輪の超地道な努力により計数は完了、三人は無事幻想郷に戻った。
紫・永琳・幽香は内輪揉めの末、酒が切れてキレた紫により全員帰還、
お燐・ナズ・さとりの三人も、おりんりんランドが『シベリアの夢の国』と呼ばれるに至り、
映姫の指示により幻想郷へと回収され、おりんりんランドも無き物とされたのだった。
紫・永琳・幽香は内輪揉めの末、酒が切れてキレた紫により全員帰還、
お燐・ナズ・さとりの三人も、おりんりんランドが『シベリアの夢の国』と呼ばれるに至り、
映姫の指示により幻想郷へと回収され、おりんりんランドも無き物とされたのだった。
結果:真面目に数えざるを得なかった美鈴、霖之助、一輪の勝ち