東方ファイトスレ @まとめウィキ

12スレ第33戦

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匿名ユーザー

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今回のお題はフリークライミング。だが、ただのフリークライミングではない。
コースはなんと風神録4面道中――そう、九天の滝を登らなければならない。
フリークライミングというのは道具を使わない崖登りのことなので、
今回は滝が落ちる向こうにある岩盤を掴むか、落ちてくる滝をこいのぼりよろしく泳ぎ登るかの二択ということになる。
無理だっつーの。誰もがそう思ったことだろう。
――だが、パチュリー・ノーレッジは諦めていなかった。

「普通の崖登りでは私に勝機は無かったわ、けどこれは滝登り――
 あまりに過酷な条件なものだから、審判の判断で能力の使用が許可されている!
 水符によって滝の流れを私に当たる部分だけ操り、水圧と呼吸困難を防ぐ、
 そして土符によって岩盤を掘って足場を作り、それを足がかりに登る!
 足場は私の手元の岩を掘ったものだから、当然水には濡れていないから足を滑らせることも無い、
 これで準備は万全よ」

そしてパチュリーは2分で落ちた。

「こ、こんなはずでは~~~~」

滝つぼ真っ逆さま。
当たり前である、確かに九天の滝のクライミングを人口岩のクライミングと同じレベルまで
難易度を下げたまでは作戦は真っ当だったが、
そもそも懸垂もろくにできないパチュリーに、クライミングができるわけが無かったのだ。
2分粘っただけよく持ったといえるだろう。明日には全身筋肉痛だ。

一方の美鈴だが、なんと滝そのものをクライミングしていた。
滝の水面を手で掴み、まるで普通の岩を登るように這い上がっていったのだ。

「いや、水を掴むまでは元々できるんですよ。水の気をそのまんま手で掴むだけですから。
 あとは、咲夜さんの空間を操る能力にヒントを得まして、
 私が掴んだ水の気を、その向こうの岩盤の気と繋げることで固定してしまったんです。
 そうすれば、滝と一緒に落ちることも無くなるので」

というわけで、難なく登りきった美鈴が順当に勝利を収めた。
ちなみにパチュリーは滝つぼに落ちたところを、無事に河童に保護されたそうです。

















































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