41スレ第26戦(2) - 東方ファイトスレ @まとめウィキ

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穣子「さあ姉さん、収穫祭よ」
静葉「う、うん……でも収穫無関係な私が参加しちゃっていいのかな？」
穣子「大丈夫よ、姉さんも秋の神様なんだもん、一緒に祭ってもらわなきゃ。
（それに>>75の事もあるし……秋の神として評価を落とすわけには！）」
静葉「……穣子ちゃん？」
穣子「そういう事だから、一緒にね！？」
静葉「……うん、ありがとう」

萃香「おさけだー！」
霊夢「あんたはいつも飲んでるでしょ」
魔理沙「いやいや、こういう席で飲む酒はまた格別なんだぜ」
慧音「そういう事だな。私も羽目を外さない程度に楽しませてもらおう」
妹紅「秋に食べ溜めておかないと冬場が辛いから頑張らなきゃ」
穣子「みんなー、今日は私のために集まってくれてありがとーう！
今日は静葉姉さんにも来てもらったから、みんなで秋を満喫してねー！」
静葉「……よろしく」
早苗「いいんですか神奈子様、あんな事言ってますよ？」
神奈子「いいのよ、時と場合に応じて優先すべき神は変わるんだから」
諏訪子「それに、こうして一般客の立場で飲む方が自由で楽しいわ」
雛「さ、閻魔様もどうぞ」
映姫「む、勤務中ですが……いただきましょう」
小町「あ、四季様でもこういう場合は飲むんですね」
映姫「融通は効かせる物です。それに東方ファイトの審判なら酒が入った方が――」
小町「あわわわ、とりあえず冷静な内に始めましょう」
映姫「私はいつでも冷静です。小町の方こそ少しは落ち着いて――」
にとり「始まっちゃったねぇ。ま、砲台には祝砲をたっぷり詰めておいたし」
文「入道さんはこっそり宴席に紛れてますね。まああの体ではあまり飲めないでしょうが。
それよりもう一方の姿が見えないのは何か企んでるんですかねぇ……椛、何か見えますか？」
椛「へ？別に害が無いんだからいいじゃないですか」

橙「じゃあ準備は良いね？」
小傘「うん……上手く行くかな……」
チルノ「大丈夫、あたいが教えた通りにやればみんなきょうふのズンドコだよ！」
大妖精「チルノちゃん、それちょっと違う」
橙「よし、それじゃ行こう！」
小傘「えーい、おどろけーっ！」

静葉「あ、何か出てきた」
穣子「盛り上がって来たものね、氷精が来るかと思ったら、今日は化け猫と化け傘ね」
静葉「すごい、傘の上で猫が丸くなって転がって……！」
小傘「いつもより余計に回しております～！」
橙「これだけやってギャラおんなじぃぃぃ～」

里と山に近しい皆が収穫祭を楽しんでいたが、一つ忘れている事があった。

一輪「……楽しそうね、雲山」
雲山「！！？？」
一輪「いいのよ、別に……星組で一番影が薄い私だもの、雲山だけ出番があったってね……」
雲山「……（おどおど）」
一輪「私に構わず、収穫祭を楽しんでね……うふふふふ……」

雲山に置き去りにされた一輪の登場により、雲山が一気にトーンダウン。
砲台は砲台で頑張っているのだが、いかんせん祝砲は宴の外であり、今一つの感が否めない。
一輪と雲山により重い空気が形成されかけた所に、橙が飛び込んだ。

橙「にゃーん！」
一輪「きゃっ！？」
小傘「ちょっ、今飛び込んだら……」
橙「ほら、そんな顔してないで一緒に踊る！」
一輪「えっ……え、ええ」
橙「そっちの入道さんも！」
雲山「……（こくこく）」
小傘「そっか……これがチルノちゃんが言ってた事なのね！みんなおどろけ～！」

霊夢「あっちで踊り出したわね。あれ、傘振り上げるあの踊り何だっけ……大江戸音頭？」
魔理沙「そんな大爆発しそうな音頭は御免だぜ」
静葉「でもみんな楽しそう……」
穣子「そうね。折角だからみんなで踊りましょう！」

その後、橙に小傘と一輪雲山を中心に宴席が踊りの輪に変わり、皆で仲良く踊り明かしたとか。

結果：周囲まで巻き込んで踊りの輪を作り出した橙＆小傘の勝ち

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コンビ戦 チルノ 一輪 姉妹 小傘 橙 砲台 穣子 雲山 静葉